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恵 建築デザイン事務所

大屋根の下で子どもを育む家

2018年12月30日 (日)

完成見学会~大屋根の下で子どもを育む家

ついに完成した「大屋根の下で子どもを育む家」

前回、ご紹介しましたが、完成見学会のときの様子と、ご紹介しきれなかったところをご案内します。

まず、玄関。

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あまり広くないですが、リビングの建具の上を透明ガラスにして、リビング吹き抜けの天井が見えるようにしています。

抜け感で少し広く見えます。

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テレビが置かれ、カーテンも付けられています。

目の前のテーブルには、この家の模型・・・

さて、キッチン方向を見ると・・・

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造り付けのカウンターと本棚が見えます。

本棚の上の壁は、磁石がくっつくクロス。

こんなのあるんですね~。

施主さんが発見されました。

キッチンはこんな感じ。

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それから、1階の脱衣室は、実は既存の造り付けの洗面台を移設しています。

それに合わせて、収納棚を造り付けしました。

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トイレの中には、パイプシャフトの壁の厚みを利用して小物棚をつけました。

トイレットペーパーが置けるサイズにしています。

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さて、2階をご案内しましょう。

リビングの上(キャットウォーク)から階段を見たところ。

右手の格子はスタディコーナーです。

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踊り場からリビングを見ると・・・

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そして、スタディコーナー

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ここは、中2階なんですが、その上のホールには、トイレの手洗いを兼ねて洗面所があります。

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2階の子供室のひとつからは、窓からリビングの吹き抜けを見下ろせます。

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窓からリビングの吹き抜けを見下ろしたところです。(見学会のとき)

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外に出ると・・・

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2/3が開くサッシなので、広々。

1階部分は焼き杉板です。

でも、やはり外は寒い。

外観は、塀ができてから改めて撮ることにして

見学会の前日にきれいな虹が架かっていたので、その写真をつけておきます。

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良い家ができ、喜んでいただいて良かったです。

この家で、まだ幼い4人の子どもたちと、

お隣に住むご両親と楽しく賑やかに暮らせますね。

ご家族皆さまのご健康と幸せを、心よりお祈りいたします・・・

2018年12月 9日 (日)

完成見学会のご案内~大屋根の下で子どもを育む家

大屋根の下で子どもを育む家~完成見学会のご案内です。

場所は勝田郡奈義町。

12月15(土)~16日(日) 2日とも 午前10:00~16:00まで。

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吹き抜けの高窓からは、空が見え、抜け感があって広々と感じます。

窓の掃除のためにキャットウォークも設置しました。

窓の開閉は、チェーンで。

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お母さんの希望で作ったスタディコーナー。

中2階(踊り場)にあるので、リビングとも空間は同じ。

声も聞こえるし、親の目が届きます。

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小学校低学年のお姉ちゃんを頭に4人のお子さまがいらっしゃるので、

みんなで楽しく勉強したり、遊んだりできそうです。

スタディコーナー下は床を下げて広々とした収納が取れました。

ここは、収納ですが、結構広い(4.5帖大)のでお子さまの秘密基地?

または、お父さんの隠れ家?

でも、天井が低いので、立って歩くと大人は梁に頭をぶつけます

収納だけど、風が通るように通気の窓も2方向につけました。

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家全体は、奈義町の厳しい寒さを考慮。

断熱性能を新基準で(平成29年基準)外皮計算もして、エコハウスの認定を取得しました。

仕上げ材は、自然素材をふんだんに使い、木材も県北の材料にこだわっています。

階段室の壁に張った桧や収納内部の幅広の杉板など、やっぱり、木は癒されます。

ぜひ、ご自分の目でご覧になって、居心地の良さを体感してください。

私は、2日とも会場に詰めて、説明・ご案内をさせていただきます。

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お待ちしています。

2018年9月30日 (日)

吹き抜けのイメージ~大屋根の下で子どもを育む家

大屋根の下で子どもを育む家は、着々と進んでいます。

2週間ほど前に、第三者機関による断熱の検査も終わりました。(エコハウスなので)

先週、現場へ行ったときの写真です。

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登り梁も入り、吹き抜け部分の天井が張れました。

目の前の胴差しは、中2階にあるスタディコーナーから見たところです。

ここのイメージ(完成予想図)

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中2階にスタディコーナーを作るので、中2階(踊り場)が3畳分ぐらいあります。

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その中2階の下は、天井が低いけれど、床も少し下げて広めの収納を取っています。

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それから、2階の子ども部屋の窓枠。

本当にきれいな桧を使っています。

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うっとりするぐらいキレイ。いいなあ・・・・

桧の柾で、建具にも使えるんじゃないかな?

ここの施工者は森林組合の建築センターなので、秘蔵の桧を出してくれたようです。

2階の棟木の下には、1本の長い「中通し」を入れて、2番梁も入れました。

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これを、見せたかった!

でも、フラットな天井をご希望なので、もうすぐ見えなくなります。

今、2階のフラットな部分の天井下地を作っています。

まだまだ、完成まで2ヶ月近くかかるけれど、だいぶ、形になってきました。

楽しみです 

2018年8月 4日 (土)

棟上げ・屋根仕舞い~大屋根の下で子どもを育む家

7月下旬。

快晴ですが猛暑の中、大屋根の下で子どもを育む家の棟上げでした。

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これは、棟上げ3日前に現場へ行ったとき。

土台敷込み~床下断熱材を入れながら、構造用合版を敷きます。

平成28年度の断熱基準をクリアしていますので冬暖かく、夏、涼しい家です。

高気密・高断熱でサッシも高断熱(高遮熱)。

外皮(断熱)計算をして、エコハウス認定を取りました。(設計審査合格)

なので、構造検査だけでなく、断熱施工の第三者機関による検査もあります。

エコハウスの認定をとったのは、一部の税金が少しお得になるからです。

これは、棟上げ当日。

私が行ったのは 午前11時すぎ。

2階の梁を載せていました。

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2階の小屋組みの梁(丸太)を組んでいるところ

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階段の踊り場(中2階)に、3畳程度の、子どもたちのスタデイコーナーがあります。

その下は、1階の床を下げて、物置にしています。

大人は梁で頭を打つ高さですが。

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なので、階段を付ける前でも、脚立でラクに2階の床まで登れます。

高所恐怖症の私にも、施主さんにも登りやすくてうれしい。

リビングの吹抜けから見える化粧梁は、Dボルト使用。(黒く見えるボルト)

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登り梁が組まれています。

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木の国美作ネットワーク会員工務店さんなので、看板取り付け中。

私も設計事務所で会員です。

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垂木を取付けています。

45×105で、少し大きめの垂木です。

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リビングの吹抜けを西から東面を見たところ。

屋根勾配がそのまま天井勾配になります。

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野地板を並べて、釘を打っています。

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北面の野地板は打ち終わり

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本日の大工工事は5時に終了。

大勢の大工さんだったので、仕事がはかどりました。

でも、やっぱり、大工さんってすごい。

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今度は、早くも屋根屋さんが、下地のゴムアスルーフィングを敷いています。

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6時前にはこの状態。

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全部、ルーフィングだけ敷いて今日の仕事終了。

これで いつ雨が降っても大丈夫。

さて、4日後に、施主さん御夫婦、電気工事屋さんと現地にて、電気配線工事などの打ち合わせをしました。

そのときには、もう、屋根瓦葺きは完成していました。

下の写真はそのさらに7日後、打合せで現場へ行ったとき。

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いい感じの屋根が出来上がっていました。

瓦は平板です。

強風が吹く地域なので、しっかり留めてあります。

これから、どんどん出来上がって行くのが楽しみです

2018年4月26日 (木)

設計から地鎮祭まで~大屋根の下で子どもを育む家

昨夏、木の国美作のメンバー工務店さんより、設計のご依頼をいただきました。

ご両親の隣の土地に建てる息子さん御夫婦と3人の子どもたちの家です。

現状は、和風の離れ座敷が建っていましたが、ご家族で住むには狭いし、リフォームでは、耐震性や断熱性に問題がある。

なので、それを撤去して新築されることになりました。

設計は去年の夏からこの冬まで半年以上かかって終了しています。

*

4月の初めに地鎮祭が行われました。

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上のお嬢ちゃんたちは、小学校と幼稚園に行ってるので、一番下の坊やのみ参加です。

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御夫婦で、お清めされています。

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既存建物が撤去されたので、別の日に、地盤調査をしました。

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古い家を建てる前に盛土をしているので 結果が心配です。

結局、地盤改良工事として表層改良をすることになりました。

*

模型を作ったので、現場に置いてみました。

外観はシンプルな切妻で、1階部分は焼き杉板を張ります。

お隣の母屋が純和風建築ですし、地域性も考えて景観に馴染むようモダンな和風にしています。

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大屋根を取ったところです。

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リビングが吹き抜けで、お母さんの希望で、2階に上がる階段の途中に2畳程度のスタディコーナーを作っています。

楽しみですね~

元気な子どもたちの声が聞こえてきそうです。

ステキな家になるように、精一杯、設計・監理させていただきます

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