棟上げ~平屋風片流れの家
昨日は、素晴らしい晴天の中、平屋風片流れの家の棟上げが行われました。
これは、1週間前の、床の造作です。
床の構造用合板を張ったら見えなくなります。
根太レス(剛床)なので、土台、大引、その間のつなぎがきっちり施工されています。
見るからに固そうな床です。
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さて。棟上げの日、私が現場へ行ったのは、午前11時でした。
棟上げは何度見ても感動します。
1階はだいたいできていて
棟梁が柱の傾きを見て、調整していました。
全部、手刻みされた棟梁です。
私がこの棟梁と新築のお仕事をさせていただくのは、これで 3軒目になります。
厳しいけれど、腕の良い棟梁です。
南東の少し離れた場所から見ると
2階の床の構造用合板を取り付けていきます。
影ができてきました。
中には仮設ですが、ちゃんとした階段が取り付けてありました。
この階段のおかげで、本当の階段が付けられていなくても、ハシゴで上がる必要がなく、怖くなくて助かってます。
図板の図面は・・・
私の描いた伏図等を拡大コピー。
2階の梁や桁をレッカーで釣り上げています。
下では着々と準備が・・
12時前になったので、1階でお昼の準備。
私もここで大工さんたちとお弁当をいただきました。
美味しかったです!
お昼休みの後、今度は2階の木組み
柱というか、束を建て。
一番高い南の桁を上げ
どんどん組みあがっていきます。
登り梁を取り付けます。
屋根の形ができてきました。
けらばの屋根下地は組んでおいた通称「はしご」を 取り付けます。
けらばを「はしご」で組むと、モヤを外壁より出す必要がないので、破風がスッキリするし、厚みも薄く抑えることができます。
けらばより内側は、タルキを流します。
このタルキも通常より大きい45×105を使用。
明日の天気予報は雨なので、ブルーシートをかぶせます。
本日の作業は終了。
御幣も取り付けられました。
工事中の安全とご家族の繁栄を願って、棟梁と施主(ご主人)と坊やでお清めをします。
棟上げなので、ここまでは女人禁制。
私はカメラマンとして特別に許していただきました。
このあとは、下で待っていた奥様とお嬢さんが上がってご覧になりました。
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素晴らしい家が完成しますように、精一杯務めさせていただきます。
ありがとうございました。
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