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恵 建築デザイン事務所

瀬戸内に建つ平屋

2015年8月 2日 (日)

完成しました!~瀬戸内に建つ平屋

瀬戸内に建つ平屋。

ついに完成しました。

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ちょうど、去年の今頃、私のホームページをご覧になったお施主さんが電話をしてこられました。

初めて、土地を見に行って打ち合わせをしたのが、8月7日でした。

ちょうど1年経ちます。

海に近い、この土地にふさわしいのはどんな家か?

方位や立地条件など、とことん考えました。

着工してから、4ヶ月半。

若く、いろいろなことに力を惜しまない棟梁のおかげで、設計図通り、いやそれ以上の家ができました。

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玄関です。

大工さん作成の玄関収納。

左はコート掛けで、上部には打倒しサッシ。

ドアも木製で建具屋さんに作成していただきました。

中へ入ると・・・・

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丸太の大黒柱。なんという、存在感でしょう。

部屋の中央かつ家全体の中央にあり、しっかりと家を支えています。

基礎は、ベタ基礎ですが、この柱の下部は、独立基礎のように大きくして、他の立ち上がり部分と繋げています。

上部は大きな棟木を支えています。

この家の主役ですね。

でも、ストーブも主役かもしれない。

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ストーブは、バーモントキャスティング社製。

素敵です!

このストーブがあるだけで、空間が締まりますね。

炉台は高級感があり、掃除もしやすい大理石にしました。

つるっとしているので、雑巾で拭き掃除もできます。

腰壁はイタリア製大判タイルです。

ストーブの右上部には、ストーブの暖かい空気を寝室へも入れるために、横軸回転らんまにしています。

もちろん、ストーブ上部にはシーリングファンも設置しています。

*

ストーブの左手に全開できる木製建具があります。

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格子網戸+ガラス戸+内障子ですが、それぞれ、別々に戸袋の中に引き込むことができます。

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全開すると、こんな感じになります。

こちらのコーナー方向が真南になります。

左手の開口(南東面)だけでは、真冬になったら午後から日が当たらないので、南西面にも開口部を作りました。

広いウッドデッキがぐるっとあるので、リビングが広がったようです。

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反対側を見るとこんな感じ。

玄関や浴室、脱衣室の上部はロフトになっています。

大黒柱の向こうは作り付けテーブル付きのカウンター。

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キッチンとカウンター+テーブルは、大工さん作成。

杉のキッチンです。

天板はステンレス1.2mmのヘアライン仕上げ。(私がネットでオーダーしました)

しっかりしています。

シンクの下は、空間にして、ゴミ箱などを入れられるようにしています。

コンロの下もオープンにして、鍋などがひと目でわかるようにしました。

カウンターの下部は家電収納と、食器収納用の引き出し。

スライドトレイにして、手前には炊飯器、隣がオーブンレンジの置き場です。

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北面の景色が美しい田園風景なので、透明ガラスにしました。

これは、ブラインドを下ろしたところです。

*

脱衣室には、収納棚とベンチを造り付けにしています。

そばには、手すり兼タオル掛け。

バスタオルや、バスマットもちょっと干せるようにしています。

タオル掛けは手すりになりませんが、手すりはタオル掛けになります。

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右の棚には、かごを入れ、引き出しのような使い方ができます。

洗面所は寝室の近くに設けたので、ここに洗面台はありません。

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洗面所とトイレです。

周りは若草色のモザイクタイル貼です。

寝室の手前ですが、ちょうど、ダイニングやリビングからは死角になるので、見えません。

夜、寝室からトイレや洗面が近いので何かと便利です。

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寝室には、パソコンコーナーも作りました。

右手は大容量の収納。

外へ出ると・・・

手前は、物干しができるように少し目隠しをしています。

リビングや玄関からは見えないので、天気の良い日はここに布団や洗濯物を干せます。

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そして、リビングのウッドデッキにつながっています。

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存在感のある、格子網戸。

これがあると、外から中はほとんど見えません。(夜も)

気候が良いときなら、格子網戸だけにして、風を通すこともできます。

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玄関方向から、見たところです。

台風時の高潮が心配で、基礎を1mあげています。

平屋だけど、床が上がっているおかげで、プライバシーが守られてる気がします。

夕闇がせまり、焼き杉板の外観に灯りがともると、とても雰囲気があります。

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良い感じ。

お施主さんにも、イメージ通りだと、とても喜んでいただきました。

これから始まる、お施主さんの新しい暮らしが、穏やかで健やかに日々過ごせますように。

まだ、外構やお庭づくりも頼まれているので、まだまだ、終わりませんが、ひとまず、住まいは完成。

ありがとうございました。

2015年7月27日 (月)

完成見学会のご案内~瀬戸内に建つ平屋

瀬戸内に建つ平屋

ついに完成します。

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つきましては、お施主さまのご厚意による完成見学会を開催いたします。

日時 7月31日午後1時~4時

    8月1日午前10時~12時です。

場所は、恵建築デザイン事務所のHPにメールアドレスがありますので

そこから、メールを下さい。

このブログからもリンクを張っています。

案内地図をお送りします。

お待ちしています

ウッドデッキ作成~瀬戸内に建つ平屋

やっと、梅雨が明け、爽やかな青空の週末。

完成間際の現場へ行ってきました。

その週の始めの作成中のウッドデッキです。

36ミリの厚板を使っているので、しっかりしているし、歩いても全然たわむ感じがしません。

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週末には、ウッドデッキができあがり、塗装屋さんが自然塗料を塗ってくれていました。

塗料は大谷塗料のバトン。

無色だと、紫外線をカットする効果が薄いので、ライトブラウン色にしました。

と言っても、元の木の色と同じなので無色にみえますが。

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ウッドデッキを外から見ると・・・

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広々として、いい感じ

幅は1800mmあります。

軒も1500mm出ていますが、そんなに広く見えないのは、木製建具が6枚外に出ているからです。

ウッドデッキの材料は、サイプレス。

南洋材ですが、水にすごく強く耐候性もある。

しかも、木目や節があるので、日本の杉や桧に近い。

色も南洋材にありがちな茶色でなく、白木っぽくて好きです。

内障子+ガラス戸の外には格子網戸をつけました。

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風も通るし、見た目も素敵。

外からは目隠しになります。

そして、この格子網戸は、ガラス戸、障子とそれぞれ別々に戸袋の中に収納でき、全開もできる設計です。

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寝室からリビング方向を見たところです。

ウッドデッキがジグザグに続いています。

寝室の前だけ、横格子を打って、洗濯物干ししたときの目隠しにしています。

ここは、表の道や玄関からも見えにくい場所です。

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これは、午後3時半の写真ですが、部屋には日差しがほとんど入ってきません。

この敷地は、南が45度振っていて、ちょうどコーナーの大開口部が真南になります。

このように、夏の暑い西日は、リビングにはほとんど入らないということがわかりました。

内部では、大工さんが杉のキッチン作成中です。

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後、もう少しで完成予定で、追い込み中です。

いい感じに出来上がりそうです。

2015年7月17日 (金)

大工さんの造作家具~瀬戸内に建つ平屋

台風11号が四国に接近する中、現場へ行ってきました。

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壁の漆喰塗りが終わっていました。

塗り見本を出してもらって、真っ白ではなく、少しだけ生成り色にしてもらいました。

外壁は、本物の焼き杉板を張りました。

このあたりの民家は、これが多いです。

地元で焼いて作成している専門店もありますからね。

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妻の漆喰塗りも完成です。

雨樋もつけてありました。

モヤや桁の小口巻もしてあります。

破風板は雨がかりで、すぐ真っ黒になるので、ガルバリウムを被せました。

外部はほぼ終わったので、足場は撤去されています。

それで、今は、大工さんは造作家具制作の真っ最中。

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素敵な桧のテーブルができていました。

カウンターを制作中です。

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注文していた、キッチンのワークトップ(ステンレスのヘアライン製)も来ていました。

キッチンも造り付けで、大工さんに制作してもらいます。

キッチンの窓から見える風景は・・・・

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山と田んぼと畑と遠くに民家です。

施主さんお気に入りの風景なので、透明ガラスにしています。

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リビングの西方向の掃き出し窓を見たところです。

南方向の掃き出し窓は、台風に備えて、コンパネを張ってありました。

*

今日は、窓のカーテン・ブラインド・ロールスクリーンなどの検討と採寸に来ていただきました。

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キッチンの前は、遮熱で光触媒の汚れがつきにくいタイプのブラインドを選びました。

*

今月末の完成に向けて、工事は急ピッチで進んでいます。

後、少しです。

楽しみです。




2015年6月30日 (火)

内部造作と板張り~瀬戸内に建つ平屋

瀬戸内の平屋へ行ってきました。

今日は、木製建具の打ち合わせと、キッチンの打ち合わせをしました。

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寝室のクローゼット内部の壁です。

杉板を張っています。

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節はあるけど、すごくいい板だと思いました。

好きだな~この板。

化粧野地板の残りだそうです。(節の少ないものを野地板に使った)

クローゼットの内部だけど、開けて、みんなに見てもらいたいぐらい

寝室の天井は・・・

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やはり、杉板で。

パソコンデスクの上につける本棚ができてました。

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これは、90°横になってるけれど、文庫本と新刊本をいれる大きさにしています。

しっかりした、厚い板です。

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大型ガラス引き込み戸の鴨居がつきました。

内側から、内障子、ガラス戸、格子網戸の順番に入ります。

全開できるので、かなり大きな開口部になります。

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この、ブルーシートのところも、引き込み戸がつきます。

ちょうど、斜め方向(部屋の角)が真南になります。

天井の大きなタルキが見えます。

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↑玄関の天井は尾引き天井。

杉の30mmの厚板で、これは、ロフトの床と兼ねています。

美しい杉板です。

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北面の山と田園風景が眺められるキッチンの窓は透明ガラスにしています。

北側の隣家は4~500m離れているので、透明ガラスでも見られる心配は無さそうです。

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大工さん、頑張っています。

既製品(樹脂シート張りの新建材)の枠等、いっさいありませんから。

材料はすべて、無垢の杉や桧です。

床は栗です。

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リビングから玄関方向を見たところです。

ロフトが見えます。

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↑リビングから洗面所方向を見ています。

左手の腰壁は薪ストーブのタイル貼り腰壁の下地ダイライトです。

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ウッドデッキ上の軒は1500mm出ています。

来週には、外壁の焼き杉板を張るそうです。

*

着々とできてます。

完成がとても楽しみです

2015年5月16日 (土)

太い丸太の大黒柱のある家~瀬戸内に建つ平屋

GW中に、インフルエンザにかかってしまいました。

そのため、GW明けに、棟上げだったんですが、現場に行けず。

まあ、棟上げの時点では、棟梁と大工さんたちがいれば、ちゃんと建てられますけど。

でも、ずっと行きたかった!

今日、やっと 現場に行くことができました。

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このLDKの中心に建つ、丸太の大黒柱。

家の中心に、まるで五重塔の心柱のような存在感です。

それが、太い棟木を支えています。

通常、大黒柱というのは、梁で止まるものですが、この大黒柱は棟木まで通しました。

もちろんこの大黒柱を支える基礎も、独立基礎のようにしっかり作り、他の立ち上がりと繋ぎました。

棟木には、60×150の垂木が、小間中ピッチに入っています。

小間中と言っても、関西間のモジュールですから、@492.5 になります。

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どうです!この存在感!

まさに大黒柱で、それを左右から水平梁もきています。

いいなあ~

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キッチン方向から見るとこんな感じ。

リビングのコーナーは、全開口の障子+ガラス戸+格子網戸が着く予定です。

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薪ストーブの煙突用の穴も開けられています。

向こうの屋根の切り口に、屋根の上の外張り断熱が張ってあるのがわかりますか?

化粧野地板の上にフェノールフォームt=50とその上に、また 45角タルキで通気層を作り、その上にまた荒野地板+ルーフィーング+屋根材になります。

熱い空気は棟換気で抜きます。

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この深い軒の一部にスリットが入っているのが見えますか?

ここが空気の取り入れ口です。

虫が入らないようにステンレスメッシュを張ってもらっています。

*******************

基礎が高いので、外部倉庫から、基礎下利用の収納スペースを作りました。

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束はあるけど、広さは3帖大あります。

****************

こういう、天井を化粧にした家は、仕上がりが早い。

ダイナミックな架構が見えて、木造の素晴らしさを感じることができます。

居心地の良い住まいになりそうです。

できあがりが楽しみです。

2015年3月19日 (木)

設計依頼~プランニング~模型    ~瀬戸内に建つ平屋

昨年の夏。

遠方に住む方からの設計依頼がありました。

私のホームページを見てのご依頼です。

早速、打ち合わせを兼ねて現場へ。

瀬戸内海の海辺から数百mの住宅地です。

穏やかで風光明媚な瀬戸内海。

温暖で雪も降らないし、ゆったりと過ごすのに良さそうな場所です。

だいたい、岡山は災害が少なく、東北の震災以降、関東以北からの移住者がとても多い県です。

プランニングは、土地が45度近く東に振っているので、リビングの掃き出し戸を前面道路(南東)側だけではなく、西隣(南西)側にもつけることにしました。

道路側だけでしたら、午前中しか日が当たらないので。

リビングのコーナー全部が掃き出しの戸で、ここからは、朝から午後3時頃までは日差しが入ります。

また、この戸は、紙貼障子+ガラス戸+格子付き網戸を木製で作り、すべて戸袋の中に収納できるので、全開することも可能です。

その外には広めのウッドデッキも作り、広々した空間が外にも広がります。

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こんな雰囲気のリビングダイニングです。

このパースにはないですが、中央に棟木を支える大黒柱を立てることにしました。

全体的にはプランは気に入っていただけましたが、寝室の近くにトイレと洗面所を付けて欲しいと言われ、これより少し変更になっています。

そして、秋に基本設計契約をさせていただきました。

12月に地盤調査を行いました。

海に近い場所で、海抜2m。

大昔には、埋め立て地だったようです。

地盤は柱状改良が必要なことがわかりました。

また、ハザードマップで確認すると台風時の高潮被害もあるらしく、近隣の新しい家と同様に50センチ程度の盛土と、基礎の立ち上がりを1mにすることとしました。

年が明けてから、メールと電話と郵便のやり取りで、設計・監理契約を結びました。

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模型ができました。

外壁は、瀬戸内海附近の民家に多い、本物の焼き杉板を張ることにしました。

住まいは、ご夫婦またはおひとりで暮らしやすい平屋。

玄関は、どうしても階段が必要なので、将来のためにウッドデッキの横に段差解消機をつけるスペースを設けています。

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中央の丸太の大黒柱を中心とした広々とした、私が「住みたい!」と 思えるようなプランです。

どの家でもそうなんですが、できあがるのを、すまい手より楽しみにしてるかも・・・

工事請負契約も終わり、いよいよ着工です!

工事は、地元に近いところで、若いけれど一から手刻みができる棟梁の工務店にお願いしました。

素敵な住まいの完成を目指して頑張ります!

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