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恵 建築デザイン事務所

大屋根の家

2015年11月 2日 (月)

ついに完成~大屋根の家

大屋根の家が完成しました。

この家は、棟梁の娘さんご夫婦+元気なふたりの男の子の住まいです。

まず、玄関。ポーチも広々しています。

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玄関にはシューズクローゼット。

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次に、リビング・ダイニング。

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リビングは吹抜けですが、尾引きが入っています。

梁や桁材はすべて地松です。

黒い丸はDボルト。

すっきりとしています。

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吹き抜けとすることで、「明るい」「開放的」「広々として見える」「南からの日差しがたくさん入る」という効果があります。

断熱は次世代基準になっていますが、この尾引きに蓋をすれば、部屋の暖房効率を上げることができるようになっています。

また、増築スペースとして、ここに床を張って、もうひと部屋(6帖)増やすことも可能です。

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リビングからの続き部屋として、和室を作りました。

入口は、2枚の引き込み戸としているので、このように全開して使うこともできます。

来客用の部屋として、また、子供のお昼寝スペースとしてなど、多目的に使えます。

また、ダイニングの窓側には、子供たちの学習スペースとしてのカウンターを設置しました。

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立派な厚い板で、頑丈そう!

床は杉ですが、「圧密フローリング」なので、固く、傷もつきにくいです。

壁は漆喰塗りなので、腰板を張っています。

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対面キッチンです。

このLDKはすべて、南向きなので、1日じゅう日当たりが良く、過ごしやすいと思います。

キッチンから、続けて洗面・脱衣~浴室とつながっているので動線も短く、家事がやりやすいプランになっています。

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さて、2階に上がる階段は、リビングの中央にあり、どこからもアクセスしやすい。

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左手前には、トイレがあります。

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きれいな、地松の階段です。
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しっかりした、美しい階段材ですね~。

やはり、集成材の階段とは違いますね。

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2階の廊下です。

床は、杉板フローリング。(1階とは違い、普通の杉板)

若干傷はつきやすいですが、足触りが暖かで、転んでもあまり痛くないと思います。

左手が吹抜け。突き当たりが寝室です。

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屋根裏部屋風の寝室です。

半分は杉板のフローリング、半分は畳敷きです。

ここで、当分の間、家族揃って「おやすみなさい」かな?

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寝室から右手に吹き抜けを見て、つきあたりは子供部屋が2部屋。

右側は、キャットウォーク。吹抜け窓の開閉のために設けました。

キャットウォークには、寝室から入れます。

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トイレの横には、洗面所。

トイレの手洗いを中につけると、手洗いにしか使えませんが、外につけると、歯磨きや洗顔、お薬を飲むこともでき、何かと便利です。

木の香りいっぱいのトイレ。(2階)

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外観はシックなこげ茶と白い壁に統一されています。

これは、南面。

大屋根なので、実際の面積よりもずっと大きく見えます。

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西北から見ると・・・

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すっきりとした、外観です。

西側に勝手口を設けています。

屋根もずらっとついているので使いやすいし、洗濯物を干すスペースにも良いと思います。

屋根は、陶器の平板瓦で、棟換気で抜いています。

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予定よりも工期が長くかかりましたが、棟梁の娘さん一家への愛情がこもった、素敵な家ができました。

この家で、子供たちが元気で育ち、ご一家が幸せに暮らせますように・・・

2015年3月 7日 (土)

設計から棟上げまで~大屋根の家

 去年の9月から設計に取り掛かった大屋根の家の棟上げがありました。

家族は若いご夫婦と就学前の元気な男の子ふたり。

奥様のお父様が棟梁で、プロとして色々なご要望がありました。

設計に出された条件は・・・・

●ご主人からは、小さくて良いので書斎(ひとりになれる部屋)を作って欲しい。

●奥様は、吹き抜けのリビングを中心とした、子育てしやすい住まいに。

●棟梁からは、西日が入らないように西は大屋根を1階まで繋げたデザインに。

この棟梁とは、何度かいっしょにお仕事をしているので、だいたいのコンセプトは私と同じ。

とても丁寧な仕事で、木を生かした高性能の家をしっかり作られる方です。

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9月下旬に地盤調査を行いました。

造成地ですが切土なので、びっくりするぐらい硬い地盤でした。

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それから、実施設計に取り掛かり、融資のお手伝いもし、やっと工事着工にGOサインが出たのは、11月でした。

1月中旬に地鎮祭。

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午後からの地鎮祭でしたが、午前中はザーザー降りだったので、ラッキー!

1月下旬には基礎工事に入りました。

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配筋検査を行いました。

私は、基礎立上りの縦筋は必ず、フックをつけます。

木構造の第一人者の山辺先生の講義を聞いたときに、絶対、フックをつけたほうが強いと聞いたからです。

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そして、雪の舞う寒い日に土間のコンクリートを打ちました。

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それから、1ヶ月。

棟梁の手刻みで今日、やっと棟上げの運びとなりました。

数日前から、天気予報は雨模様。

でも、二日前に急に予報が晴れ時々曇り、に変わり安堵していたのですが、今朝起きてみると小雨が降ってるじゃありませんか!

でも、中止の連絡もないので、現場へ。

今は、雨は止んでいます。

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この写真は11時すぎですが、だいたい、大屋根以外は組みあがっています。

前日までに1階の構造用合板も張っていたので、段取りが早い。

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しかも、この棟梁の現場では、仮設でありながらしっかりした木製の直階段をこの段階で取り付けるので、2階に上り下りするのに、危なげがありません。

私も、2階に上がる時に、はしごで上がるよりは、安心して上がることができて助かります。

この場所は、本当はリビングの吹抜けのところで、本当の階段は、もっと奥に回り階段をつける予定です。

吹抜けですが、尾引きを取り付けているので、将来床を張って部屋にすることも可能です。

吹抜け周りの梁(胴差し)は、美しい地松で、これらは化粧で見せます。

そのため、金物もDボルトを使っていて、美しく丈夫です。

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大屋根部分は屋根裏部屋風ですが、洋室になるので、化粧の登り梁もあります。

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棟木や、モヤを取り付けています。

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お昼前には、モヤも取り付けられ、家の形ができました。

2階の床の構造用合板も張っています。

私は、昼からリフォームのお客様とショールームをご案内しての打ち合わせがあり、ひとまず失礼させていただきました。

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さて、夕方。

雨がひどくなってきたので、残念ですが、4時で終了ということになりました。

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もう、野地板は打ってあって、ブルーシートですっかり覆われていました。

お昼前に、若干の設計変更を提案し、施主も棟梁もOKだったので、その図面も直して渡すことができました。

今なら間に合う、という部分で、2階のトイレ位置を変え、洋室の収納が少し増えました。

これから、日々、着々とできていくのが、本当に楽しみです。

若いご夫婦と元気な子供たちがすくすくと育ち、幸せに暮らせますように・・・

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