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恵 建築デザイン事務所

オープンキッチンのある家

2013年11月 1日 (金)

ついに完成~オープンキッチンのある家

オープンキッチンのある家が、ついに完成しました。

棟上げから5カ月。

ちょっと時間がかかりましたが、棟梁ひとりでの丁寧なお仕事。

造り付け家具もたくさんあり、構造材だけでなく、造作材も、できるだけ無垢の国産材を使っています。

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まず、玄関には、巾1800の天井までの大きな玄関収納。

これなら、家族4人の靴がたっぷり入ります。

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床はイタリア製テラコッタ風磁器タイル。

本当のテラコッタは素焼きなので、津山のような寒い地域には無理。

見た目はそっくりだけど、凍害に強いものにしました。

*

玄関から、リビングに入ると広い吹抜けがあり、その奥にはダイニングとオープンキッチンに続いています。

LDKで、約22畳の広さ。

無駄な廊下がありません。

それに、階段や吹抜けもあるので、よけい広々と感じます。

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この家の見どころ。奥様こだわりのアイランドキッチンです。

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キッチンに立つと家じゅうが見渡せるし、家事の動線も短い。

すぐ、勝手口や洗面~浴室へ行けるし、トイレも目の前。

これは、小さなお子さんのおられるうちは、助かります。

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IHコンロ横から見ると左手にトイレの入口。

右が、FAX置場になっています。

学校関係の行事予定等、冷蔵庫に貼り付けなくてもいいように、壁にコルクシートを貼りました。

これらは、キッチンに立つとよく見えますが、リビングからは、死角になっています。

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キッチンの後ろ側には、造り付けの地袋。

カウンター上には炊飯器やレンジが置けます。

右端の空間はゴミ箱置場。

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冷蔵庫の横には、天井までめいっぱい使った食器棚。

これも、大工さんの造作家具です。

オープンキッチンの続きにはテーブルを置く予定で、ダイニングまで続けて動けて便利です。

また、キッチンカウンターが広いので、椅子を置いて、朝食やおやつはここで。

子育て中には、うれしいかたちです。

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さて、ダイニング・キッチンからリビング方向を見ると・・・

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吹抜けのリビングに階段があり、階段の下はテレビ置場に利用。

左手の格子戸は玄関へ続きます。

左端にちらりと見えているのは、6帖の和室。

戸襖を開ければ リビングともつながり、ひとつの空間に。

だれか泊まりに来た時も、和室がひとつあれば重宝します。

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和室の隣に、リビングから使える収納を設けました。

ここには、掃除道具を入れたり、買い置きの日用品や、お子さんの衣服を入れ、いちいち2階へ上がらなくとも、着替えできるようにしました。

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階段の手すりの下にある小さな箱は?

実はこれは、郵便受け。

玄関につけるところがなかったので、階段につけています。

ここにあれば、寒い時にわざわざ、郵便物や新聞を取りに外に出なくて助かります。

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リビング階段は、子どもたちが、知らないうちに友達を連れてきていたり、出かけてい

たとかいうことも無く、家族のコミュニケーションを取るのに有効です。

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階段を上がると正面がトイレ。右手には手洗いがあります。

手洗いは、トイレの中につけることもできますが、廊下につければ、夜間、下におりないで歯磨きしたり、お水を飲んだりできるのでオススメです。

吹抜けを見降ろす廊下には、手すり代わりの造り付け本ダナを作りました。

これで、家族みんなの本がたっぷり置けます。

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吹抜け越しに見える大きな窓。

この窓のおかげで、冬は暖かな日差しが、家の奥まで差しこみます。

夏は太陽高度が高いので、そんなには入ってきません。

天井にはシーリングファン。

吹抜けには必須ですね。

冬の暖気を階下に降ろすことができますし、気候のいいときは窓を開けて気持ちの良い風を送ることもできます。

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吹抜けにはキャットウォークをつけているので、サッシの開閉と掃除もラクチンですし、この手すりに布団を干せば、あわてて取りこまなくてもいいですね。

手すりがすべてタテ格子なのは、横格子にすると簡単だし、デザインもいいけれど、子供のおられるうちはダメ。

登って遊ぶと危険です。

だから、バルコニーも全部タテ格子に変更しました。(大工さんがとても手間をかけて作られました。)

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秋晴れの中、元気な子供たちの歓声が、聞こえるような 新しい住まいの完成です。

ご家族の皆さまのご健康と、子供たちの健やかな成長をお祈りいたします。

2013年6月10日 (月)

計画から棟上げまで~オープンキッチンのある家

先日の日曜日は、オープンキッチンのある家の棟上げでした。

住まい手は、ご夫婦と小学校低学年の男の子、4歳の女の子の子育て真っ最中のご家族です。

昨年12月から、プランニング。

ご要望をお聞きすると、オープンキッチンを中心とした、解放的な住まいを、ということで、リビングは吹抜けで、階段も設置。

キッチンに立つと家じゅうが見渡せ、子育てにぴったりな設計になっています。

建築工事は奥様の伯父さまで、私も昔から知っている棟梁。

ここも、総合請負はなしの、部分発注方式です。

私(設計事務所)と棟梁の二人三脚で進めています。

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1月基本設計終了。プラン決定。設計・監理契約締結。

2月実施設計。それにともなって積算。ほぼ予算どおりで決定。

3月下旬に地盤調査。(良好な地盤でした)

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4月初旬に地鎮祭。(雨が降ったので、神社で行いました)

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4月下旬に確認申請、フラット35の設計検査合格

木材や浄化槽等の補助金申請も終わり

5月GW明けから、基礎工事

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ここは、瑕疵担保責任保険加入の義務はないので、その方の配筋検査はありませんが、私(設計事務所)が、しっかり検査しています。

地中梁もあるし、立ち上がりのタテ筋の頭にもフックをつけています。

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土間(べた基礎)のコンクリ打ち

立ち上りのコンクリ打ちから、3週間。

しっかり養生期間もとり、6月9日大安吉日の上棟となりました。

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棟上げの朝、私は研修があり、10時すぎに行ったときには、もう、こんなにできていました。

天気は曇りで、暑くも無く寒くも無く、風もそよ風という、絶好の棟上げ日和でした。

ついでに、床の構造用合板を張っているので、足場もしっかりしているし、作業もやりやすそう。

大工さん、作業員がレッカー屋さん含めて9人。

はかどるはずです。

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もちろん、ここも ベテラン棟梁による手刻み。

これは、追掛大栓継ぎです。

桁の継ぎ手ですね。

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込栓が打たれていますね。

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どんどん吊りあげ

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組み上がって行き、午前中に、2階の桁まで組み上がりました。

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お昼前には、仮設とは思えないような立派な直階段が取りつけられました。

これは、この棟梁のオリジナルで、いろんな現場に持って行って使いまわしているそうです。

実際の階段の位置とは違いますが、リビングが吹抜けなので取りつけています。

これなら、ハシゴで上り降りするよりも安全だし、施主さんや、私も気軽に2階へあがることができます。

グッドアイデア!

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ここの梁、桁はすべて、地松で、吹抜け周りは化粧で見せるのですが、本当に美しい材料が来ていました。

さすが!!

こんな家が、ローコストでできるんだから、びっくりです。

棟梁は、職人にしっかり予算を出せば、素晴らしい家ができると教えてくれました。

職人や業者別に請求書が来たら、直接お金を支払って行くので、面倒だといえばそうですけど。

どこにお金がいったかわからない家とは違うんだと思います。

まあ、私は、直営工事で大工さんと組むことが多いので、この方式が多いのですが。

諸経費(宣伝や営業経費)に、お金をかけない家づくりです。

ただし、リスクもありますので、信頼できる棟梁、設計事務所等を探すことが肝心です。

それで、良質な家が安くできるんです。

設計(デザインや使い勝手)は、私(設計事務所)がやるので、ちゃんといい家になるし。

でも、宣伝をほとんどしないから、口コミだけなので、知ってる人は知っている、という家づくり。

肝心なところは 私がサポートします。

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先日も、キッチンとユニットバスのショールームへご案内して、説明し、機種選定のお手伝いをしました。

基本プランもショールーム(メーカー)任せではなく、適切なアドバイスをします。

フラット35(住宅支援機構のローン)の中間(現場)検査の申請もしました。

予算に見合っていて大事なポイントは抑えているし。

だから、納得の住まいができるのです。

「勝手に決まってた」「選べなかった」なんてことは ありません。

「後、数千円 出せば、こちらのシャワーも選べますよ」とか、細かくアドバイスしています。

「全部お任せでいい、考えるのが面倒くさい。」と言う人には、向いてないと思います。

普通、請負契約していたら、手間をかけたくないので 変更へのアドバイスは ほぼしないと思います。(施主さんから言いださないと)

でも、実際には、施主さんは目の前に家が立ちあがってこないとピンとこないんですよね。

だから、アドバイザーが必要なんです。

こんな、家づくり、いいと思いませんか?

一般的ではないですけれど。

***

さて。

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夕方には、野地板も打ち、ルーフィングも敷き、後は屋根瓦を葺くだけにして終了しました。

作業員も大勢だったということもありますが、手際の良さにびっくりでした。

在来木造の家だって1日でできるんですよ!!

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この家に住まれるご家族の幸せな日々と元気な子どもたちの健やかな成長ををお祈り致します・・・

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