木部塗装のセルフビルド~自然系塗料の検討
今日は天気は梅雨空ですが、昨日までに比べて涼しい。
先日からやろうと思っていた、私の事務所の塗装工事を行いました。
自分で塗るので、やはり、自然系の塗料が良いです。
いくら、自然系の塗料とは言っても、あちこち開け放して、換気をしながら行います。
今日塗る場所は、上り框。材質は桧です。
今まで、無塗装だったので、靴についた泥がついたりして、薄汚れてきました。
まず、固く絞った濡れ雑巾で、汚れをふき取ります。
それから、框以外のところに塗装がつかないように、塗装用の養生テープを貼ります。
塗料は、オスモカラーのフロアクリア ラビット。
去年、ミニキッチンのシンク周りの桧のカウンターに塗った残りがありました。
これは、オスモカラーの営業マンにいただいた、サンプルです。
これは、ちょっと ねばっこい。
3分ツヤがあります。
桧のキッチンカウンターに塗ったところ、コーヒーをこぼして、乾いても、ぬれぞうきんでふけば、簡単にきれいになります。
塗膜を作るタイプの塗料です。
自然系とは言っても、この塗料は、速乾タイプなので、溶剤が入っているのでしょう。
少し臭います。
それと、粘り気があるので、刷毛の跡とか、着きやすい感じ。
キッチンカウンターは2度塗しましたが、ここは、1度塗で充分。
というか、実はもう、あんまりないので。
次に、住宅の玄関框があるのですが、ここも、無塗装。
オスモが済んだので、今度は、リボスのクノスを塗ります。
これは、ネットで有料サンプルを取り寄せました。
濃いグレーのような感じ。色は透明なんですが。
塗って見ると、さらっとしていて、オスモのフロアクリアよりも塗りやすい。
これも、表面に薄い塗膜を作り汚れ防止に効果のある、塗料です。
臭いは、オスモよりは少ないようです。
セルフビルドなら、こちらかな。
3分つやがあります。
汚れ防止に良い。
さて、初めに塗ったオスモカラー。
夕方になって、まだ、完全には乾いてないけれど、養生テープを取ってみました。
無塗装のときよりも、アメ色になって、いい感じになりました。
もうひとつ、今施工中のリフォームの施主さんに頼まれている、外部の桧板に塗る塗料の検討。
これは、大谷塗料のバトン。
バトンも自然塗料なので、イヤなにおいはしません。
左がナチュラルブラウン、右がパインです。
パインのほうが少し赤味がありますね。
桧板なので、今はきれいですが、1年もたたない間に、やけて真っ黒になる恐れがあります。
でも、透明では、紫外線を防ぐ効果はないそうです。
木目を生かしたいので、濃い色はつけたくない。
で、提案するのが、これらの色です。
これも、1階の壁なので、施主さんがご自分で塗られます。
セルフビルドの場合、塗りやすくて、イヤな臭いがしない、自然系塗料が必然です。
明日、打合せなので、塗り見本を持参して説明・検討します。
私の現場は、木部の塗装やWAX、仕上げのオイル塗等はセルフビルドが多い。
塗装屋さんにお願いすることは少ないです。
塗料はネットで買って、セルフビルドで予算を浮かすという、目的もあります。
自分で塗れば、かなり安くできますからね。
家族で塗れば、愛着もわくし、将来のメンテナンスも気楽にできますよ。
オススメです。
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