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恵 建築デザイン事務所

登山

2023年10月 9日 (月)

はるかな尾瀬へ

9月の中旬。

以前から行きたかった尾瀬へ山友とふたりで行ってきました。

尾瀬に行くからには百名山ふたつ(燧ケ岳・至仏山)登るのが目標。

尾瀬はと~っても遠い。

東京まで飛行機で飛んで特急電車で福島県側から入ることにしました。

特急電車の発着するとうきょうスカイツリー駅のそばのホテルに宿泊。

その日はスカイツリーからの夜景を楽しみました。

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尾瀬1日目(日)

翌日、朝6時半の電車に乗り遅れたため、臨時の7時発の電車に乗り3時間で会津高原尾瀬口駅へ。

駅前にはバスが待っていてバスに乗ること2時間で沼山峠着。

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身支度を整えて13時に出発。

なだらかな登りを20分歩き、後は下りと平坦な木道歩き。

大江湿原には、ウメバチソウがいっぱい。

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尾瀬沼が見えてきました。

右は3本カラマツ。

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のんびり歩いて1時間半で今日の宿尾瀬沼ヒュッテに到着。

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まだ、早いのでチェックイン後、尾瀬沼周辺を散策。

長蔵小屋売店でアイス食べてお買い物。

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後は、静かな尾瀬沼のほとりでまったり

上部に雲がかかってる燧ケ岳を眺めながら…。

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尾瀬沼ヒュッテでは、ふたりなので4帖半の個室を取っていたけど、

空いていたので6帖の角部屋にグレードアップしてくださいました。

食事もおいしく、とても快適でした。

お風呂が熱すぎて湯舟に入れなかったけど。

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尾瀬2日目(月)

朝焼けがきれい。空がピンク。

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朝食はお弁当にしてもらって5:18 宿を出発。

今日は燧ケ岳へ登って山の鼻までの行程。

長英新道(登山口)5:24

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緩やかな登山道。

道は心配していたぬかるみはほとんどなし。

どんどん高度を上げていき、ミノブチ岳着。8:03

尾瀬沼が見えます。

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ここで、小休止してお弁当を半分食べます。

燧ケ岳は双耳峰なので、あれが、ひとつめのピーク、爼嵓(まないたぐら)ですね。

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爼嵓着 8:47

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そして、これから行く燧ケ岳山頂の柴安嵓(しばやすぐら)

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ピークを降りてもうひとつのピークを目指します。

9:21 燧ケ岳山頂着。

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ここで、残りの弁当を食べます。

尾瀬ヶ原が一望。正面に至仏山が見えます。

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ゆっくり休憩してから、10:20下山開始です。

下山は見晴新道。

なかなか手ごわい道だったけど、ぬかるみもほとんどなく予定通り3時間で下山しました。13:20

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平坦な木道を通って見晴の尾瀬小屋のカフェへ行きました。

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友達おすすめのの花豆アイス(アイスクリームに花豆ソースがかかってる)とコーヒーをいただきます。

とっても美味しかったです!

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お店の人といろいろ世間話。

今が一番人が少ない時期だけど、どうしたことかコロナの時よりも少ないそうです。

さあ、山の鼻目指して出発。

トリカブトがいっぱいです。

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ひたすら木道を歩くが誰もいません。

たまに、米粒ぐらいの人影が、はるか彼方に見えます。

至仏山が近づいてきました。

尾瀬ヶ原は、そろそろ草紅葉が始まっています。

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池塘がたくさんあります。

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ヒツジグサがいっぱい咲いてた。

未の刻(午後1時~4時)しか咲かない花。

スイレンに似てるけど5センチぐらいと小さい。

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かわいいなあ。

サワギキョウも。

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逆さ燧ケ岳です。

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時々、カンカン鳴らす熊ベル。

ここは、ツキノワグマの生息地なんです。

この写真は相棒。クマを恐れています。

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15:40 やっと、山の鼻小屋着。

久々の生ビールで生き返ります。

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小屋は韓国人の団体客が夜遅くまでうるさかったけど、小屋は快適でした。

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尾瀬3日目(火)

今日も朝焼け。

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今日は至仏山へ。

相棒は断念したので、ひとりで出発しました。5:25

鹿のゲートを通ります。

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至仏山の山頂が見えます・・・

近いじゃん!

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初めはこんな感じ。

どんどん高度を上げていきます。

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中腹まで快調で、ひとりだけど不安はなかったんです。

だけど…

中腹でもう森林限界を過ぎ、すぐそこだと思ってた山頂が遠いんです。

尾瀬ヶ原の向こうに昨日登った燧ケ岳が見えます。

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だんだん、梯子のような階段が現れてきました。

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手を使わないと登れない階段。

これが延々と続きます。

見えるところまで歩いて、あそこまで行けば山頂、と思って登ってもまだ先があるんです。

それを5回ぐらい繰り返して、まだ山頂が来ません。

ひとりなので励ましあうこともできません。

睡眠不足の上に食事がのどを越さない。シャリバテでもありました。

心が折れそうになったときに救世主が!

それまで最初にふたりに抜かれた後、誰にも会わなかったのに

若い女性が上がって来たのです。

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お願いしていっしょに歩いてもらえることになりました。

そこから15分で山頂着。

3時間の予定が4時間かかってしまいました。

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やれやれ。

そこには、割と登山者がいました。

やはり、鳩待峠からが楽なんですよね。

そこからは山の鼻へは下降禁止なので、鳩待峠に戻るしかないんです。

ちょっと休んで下山にかかります。

小至仏山着。

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そして、さらに下山します。

しばらくすると、私の相棒も鳩待峠から上がってきました。

そして、いっしょに下山しました。

鳩待峠に降りて食堂でやっとうどんが食べられてシャリバテ解消。

やっと元気になって 帰れる!と思いました。

そのまま、バスを乗り継いで上毛高原駅から上越新幹線に乗って

東京経由羽田空港最終便で帰路につきました。

いろいろと考えることが多かった尾瀬の山旅でした。

 

 

2023年8月19日 (土)

鳳凰三山の山旅

8月の前半。

私の所属しているみまさか山の会の夏の遠征登山で鳳凰三山へ行ってきました。

30年前(!)北岳へ登山したときに、対面に鳳凰三山が見え、「今度はあそこへ登りたい。」と思っていたけど

月日は流れ、今回、やっと願いが叶いました。

 

1日目は、朝から出かけて4時過ぎに青木鉱泉到着。標高は1090m

テント泊の予定でしたが、台風の影響で雲行きが怪しく、部屋も空いていたのでここに泊まることになりました。

夕方はまだ雨は降ってなかったので、庭先のオープンな(屋根のない)テーブルとイスで鍋料理。

そのうち、小雨が降り出したので東屋へ移動。

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青木鉱泉は素泊まり専用だけど、温泉(鉱泉)もあり、部屋もきれいで良かったです。

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夜中は大雨が降っていましたが、朝は止んでいました。

身支度を整えて7時出発。

今回のメンバーは男女4人ずつ、計8名です。

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まず、こんな景色を歩きますが、山はまったくガスの中。

しばらく行くと林の中にバイケイソウがたくさん咲いていました。

コバイケイソウに似てるけど、こちらの方が花房が大きいしたくさんついてる。

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近くで見るとなかなかキレイな花。

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南精進の滝です。9:12着

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2段になってて滝つぼがあります。

近くにあった黄色い花。

亜高山なので、トウゲブキではなく、マルバダケブキのようです。

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鳳凰の滝まで来ました。(11:30)

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ここの足元にかわいい花が!

色が濃いけど、これが、タカネビランジ?!

いっしょにホタルブクロも。

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ここで、ランチタイム。

このコース、険しい岩をロープを頼りに登るところもあり、滝も点在し、急登だけどなかなか楽しめました。

五色の滝を経由して、鳳凰小屋に到着。(13:43)

気温は14度ぐらい。標高は2400m。

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受付を済ませ、泊まる場所を確保。

中は、こんな感じ。(宿泊は2階です)

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月曜日でお客も少なかったので、半分は空いていました。

個室なんかない、昔ながらの山小屋だけど、昔と違って、予約のみなので1枚の布団にひとりなのはありがたい。

汗で全身濡れているので、着替えてから、外の屋根のあるところで

みんなでお酒飲んだり、私はコーヒーとお菓子でまったり。

ここで、お茶しました。

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まだ、夕食まで時間があるので、今度は談話室(掘りごたつの部屋)でまったりしました。

とても温かいけど、昔ながらの「炭」の掘りごたつなので、足を落とさないように注意しないと!

外は雨が降ったり止んだり。

小屋のそばにはヤナギランが保護されていました。

ネットをしておかないと、鹿の大好物だそうです。

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この小屋は水が豊富で、ザーザーと流しっぱなし。

水を購入する必要なし!

ここが水場。

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到着時は雨が降ってなかったけど、それから降り出して、夜中もすごいザーザー降りでした。

トイレが外だったので、真っ暗な中ヘッドランプつけて傘さして行くのが、ちょっとね。

2年前に来た人が言うには、これでもずいぶん、トイレがきれいになっているそうです。(バイオトイレに改良)

夕食は昔ながらの美味しいカレーライスと味噌汁でした。

翌日。

小屋で朝食。

一晩中降ってた雨は止んでいましたが、小雨が時々パラッとしてるので、とりあえずレインウエア着て出発。(6:08)

足元は真砂土のサラサラ崩れそうな道でしたが、昨夜しっかり雨が降ったおかげで、土が締まって歩きやすい。

約1時間でオベリスクのふもとに着きました。(7:02)

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ガスっているけど、時々、晴れて青空がのぞきます。

オベリスクが見えた!シャッターチャンス!

長年、見たかった鳳凰三山 地蔵岳のオベリスクです。

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後から考えると、オベリスクが見えたのはこの時だけで、後は濃いガスの中でした。

期待していた南アルプスの山々や富士山も望めませんでした。

すぐ近くに、鹿の食害からネットで保護していた花たち。

左からホタルブクロ、ハクサンシャジン。

固有種のホウオウシャジンかな?とも思ったけどどうも違ったようです。

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ホソバトリカブト

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地蔵岳山頂の様子。標高は2764m。

お地蔵さんがいっぱい。

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あちこちに、南アルプスにしかないタカネビランジが。この株は大きい。

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そこから、赤ぬけ沢の頭を経由して観音岳へ。

途中に白のタカネビランジがありました。

白いのは2株ぐらいしか見なかった。

薄いピンクはありましたが。

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トウヤクリンドウ

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ずっと、登山道は風化した花崗岩の岩礁地。

燕岳っぽい。

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観音岳に到着。9:21 標高は2840m 鳳凰三山では最高峰です。

看板の文字が消えてるけど。

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コバノコゴメグサ

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広々とした薬師岳の山頂です。(9:55)標高は2780m。

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そこから、徒歩5分の薬師岳小屋へ行って昼食をとりました。

小屋は、建て替えられてきれいでしたが、残念ながら食糧調達のため不在。

売店を使うことはできませんでしたが、キレイなトイレは使えました。

10:45  10分登り返して、再び、薬師岳山頂へ。

こんな景色を右手に見ながら下山開始。

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急でとても歩きにくい道。

御座石着。11:53

でかい!

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そこから、だんだん歩きやすくはなりましたが、つづら折りの道で降りても降りても景色が変わらず。

カラマツやシラビソの気持ちの良い林の中を通るのですが、うんざりしました。

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やっと、山道を下山できたのが15:06。

そこで休憩してから、林道歩き40分。

青木鉱泉に着いたのは15:56!

何と、朝からの行動時間は、ほぼ10時間!

疲れた~。

下山開始からは、5:10という長さで、南アルプスの山の深さを痛感しました。

この日は、上諏訪温泉宿(ホテル)に宿をとっていたので、

ゆっくり温泉に浸かり、仲間たちと打ち上げのような宴会もでき

屋上から諏訪湖の花火も見て、疲れを癒して帰りました。

7階にある諏訪湖一望の半露天風呂もサイコーでした!

宿は女性だけ、1棟しかない離れが予約できたので、古民家風の日本家屋でゆっくりできました。

ロフトもあって、なかなか良かったです。

ま、我が家と似たようなもんですけどね。

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まとめ

鳳凰三山は、奥深い山で大変だったけど、心配していた雨にも降られず

オベリスクも見え、タカネビランジなどの高山植物も満喫できました!

長年の夢が叶い、山の会の仲間たちとの登山、楽しかったです!

 

 

2023年6月22日 (木)

くじゅうのミヤマキリシマを訪ねて 2日目

さて、二日目です。

今日は予報通りの晴天。

朝から青空も見えています。

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まず、今年はミヤマキリシマがすごい、と言われる立中山(たっちゅうざん)へ。

法華院温泉からも近いので、ザックは置いて、ウエストポーチと水だけ持って出発です。

25分ほどで鉾立峠着。

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立中山方向を見るけど、あまり咲いてる様子がない。

まあ、1週間前までは満開、という情報だったけど、もう、終わったみたい。

それならと、サッサと下山。

法華院温泉に8:50着。トイレを済ませて、さあ、今回の山旅のメインイベントの大船山へ向けGO!

坊がつるを通り

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目指すは大船山。この写真に写ってる左の山は平治岳、右が北大船山かな?

坊がつるの分岐を右へ。

だんだん、山道になってきました。

久住山や中岳も見えてきました。

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気持ちの良い青空です。

登山道の脇にはボチボチ、ミヤマキリシマも。

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ドウダンツツジもいっぱい。

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先週、岡山県の泉山で見たばかりだけど、こちらのドウダンは薄いピンクでちょっと小ぶり。

だけど、かわいい!

ドウダンの向こうには硫黄山も見えた!

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と、思って今度は反対側を振り向くと・・・

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ワ~ッと歓声が上がる。

そして、高度を上げて行くとさらにミヤマキリシマは増えて行く。

11:07 峠の段原に到着。

すご~い!!

これが見たかったんよ!

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ここから、右に上がれば大船山。

小休止してから、空身で出発。

右の高いところが、大船山山頂です。

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崖越しに見る北大船山の端っこ。

外輪山なのね。

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大船山山頂 11:30着。

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写真を撮ってから、下山。

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向こうに見えるのが北大船山ね。

段原まで降りてから、ここでランチ休憩30分。

それから、北大船山へ向けてGO!

でも、このあたりからミヤマキリシマが素晴らしすぎて、なかなか先へ進めない。

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遠くには久住山、中岳、硫黄山、三俣山が見える。

ふもとの法華院温泉も。

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こんなツツジいっぱいのお花畑、なかなかない。

これが、天然なんだからスゴイ!

12:35 北大船山着。

しばらく歩いてると右にミヤマキリシマだらけの山が…。

何?あの山!行ってみようよ!

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行ってみるとその山は、登山道はついてないそうで、池のほとりから眺める山でした。

地図を見ても名もない山。

だけど、他の登山者たちも、池の手前で寝転んだりしながら、山を眺めてまったりしてる!

風が止んだときに、池に映った山の美しかったこと!

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私たちもゆっくりしたかったけど、予定よりもだいぶ遅れているので、写真を撮って次へ進む。

やっと大戸越(うとんこし)に着いたのは、13:45でした。

平治岳(ひいじだけ)はそこから片道登り30分、下り20分。

ネット情報では、平治岳は今年、尺取虫の被害がすごくて、ミヤマキリシマは全滅、って記事が多く

ま、大船山行けたらいいか、と思っていたけど、北大船山の縦走路から遠目に見ても山頂付近はツツジでピンクに染まってた。

時間があったら行けたけど、この後、長者原(下山)まで、3時間以上の行程。

平治岳に寄ってるとさらに、1時間以上増える。

しかも、朝からすでに6時間歩いて疲れてる私たちには、30分の登りが「無理!1時間かかるわ!」

「みんな登るなら、私、ここで待ってるから」というメンバーも。

ということで、残念ながら平治岳は諦めて下山することにしました。

でも、これが、正解でした。

下山中に、「登りはこの道、下山される方は右の道(う回路)」みたいな分岐があり、

素直な私たちは、下りなので右の道へ。

すぐ、元の道に合流するだろうと思っていたけど、どんどん離れて行ってる(トラバースしてる)

「おかしい!」リーダーの私が気が付いて、同じく下山してた他のグループにも聞いたけど、やはり違う!

分岐まで戻ろう!」

ということで、30分のロスタイム。

あんな紛らわしい表示、止めて欲しい。他にも迷って、ロスタイムした登山者もいたみたい。

疲れているのに、気持ちまでぐったり。

坊がつるに着いたら、大休止して気持ちを切り替えなきゃ、と思った。

坊がつる 15:00着。

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トイレを済ませて、ゆっくりお茶タイムしてさあ、長者原へ。

ここからも、割と長い。

今夜の宿に到着が1時間遅れることを伝えて出発。

遅れ気味のメンバーを気遣いながら、下山できたのは 17:30でした。(予定より2時間遅い)

今日の行動時間 9時間20分となりました。たぶん14kmぐらい?

朝の1時間の鉾立峠往復が余分だったな。

でも、良く、頑張ったわ~。

 

下山して駐車場に着いたら、あちこちから人がやってきて、

「くじゅうのどこへ行ったの?ミヤマキリシマはどうだったの?」といろんな人に聞かれました。

みんな法華院温泉を予約していたけど、昨日の雨で断念してキャンセルした人が多かった。

私たちは昨日頑張って、法華院温泉まで行って良かった、と心から思いました。

毎年のように春になると「くじゅう、行こうよ」と言ってた山友も

「これで、大満足!もう、二度とくじゅう、行こうって言わんけん!」だって。

 

この後、私たちはこれまた、憧れの黒川温泉で温泉と大ご馳走を堪能!

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次の日は天気イマイチだったので、阿蘇の草千里もこんな感じ。

くじゅうに行ったのが昨日で本当に良かった!

今回、私は体調イマイチでした。

でも、目的の満開のミヤマキリシマが見られて、大満足の山旅を終了することができました。

 

2023年6月21日 (水)

くじゅうのミヤマキリシマを訪ねて 1日目

6月初旬、山の仲間の女子4人でくじゅうへ行ってきました。

みんな2回目だけど、(私だけ3回目)前回はあまりミヤマキリシマが見れてないので、リベンジです。

くじゅうに来るのは、2015年6月以来になります。

前回は、ミヤマキリシマというよりも、日本百名山である久住山、中岳を登るのが目的。

なので、ミヤマキリシマが一番たくさん咲いてる「大船山」や「平治岳」には、行かなかった。

その上、虫の被害も多く、6月1日~2日に行ったのに、ミヤマキリシマはあまり見れていません。

久住山など1700m前後の山はミヤマキリシマの盛りは6月8日頃が満開なことが多いので、まだ咲いてなかったのかも。

今回は、「くじゅうのミヤマキリシマ」が、満開に咲いているところを見るのが目的です。

 

6月8日(木)朝、6時前に自宅を出発。(我が家はJRの駅から徒歩5分)

JR利用で新幹線も使うので、10時半には、熊本駅着。

移動中の行動食に美味しいパン屋さんでパンをゲットした後、予約していたレンタカー屋へ。

いろいろ手続きしていたら11時半になってしまった!

心配していた雨もパラパラ降ってきた。

いざ、くじゅう登山の玄関口、長者原へ。

途中、スーパーマーケットに寄って、お昼の弁当と明日の飲料水、行動食を買う。

しばらく私が運転していたけど、昨夜、よく眠れてないので眠くてたまらない。

2番手に運転代わってもらいました。

結構、市内を抜けるのに時間がかかって、長者原に着いたのは 14:20ぐらいだったかな。

長者原に近づくにつれ、外は風雨が強まってきました。

天気が悪いので、駐車場はガラガラ。

たたきつけるような雨!

こんな中をレインウエア着て2時間半も歩くなんて・・・・。

キャンセルも考えたけど、明日は晴天という予報もあり、小雨になってきたので思い切っていくことにしました。

苦労して法華院温泉山荘の個室(特別室)が取れていたし。

 

トイレを済ませて14:48 長者原を出発。

まあ、道の悪いこと。

黒ボコの土は濡れてぬかるんでいるし、ひどいところは川のようになっていてジャボジャボと浸かって歩くところもあります。

幸い、革の登山靴なので中までは染みてきませんでしたが。

途中、オオヤマレンゲが咲いていて、沈んだ気持ちだったのに、一気にテンションが上がりました。

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私は、初めて見ました。

さすが、「森の貴婦人」と言われるだけあって、なんて清楚で高貴な花でしょう。

 

そうしていると、雨ケ池着。

周りにはミヤマキリシマがいっぱい。

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前回来たときは、こんなに咲いてなかったね~、と言いながら歩く。

さあ、後ひとふんばりよ。

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坊がつるが見えてきました。

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天気が悪いので、テントはゼロ。

山もガスで見えない。

私たちにとっては珍しい白いドウダンツツジ。

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開けてきました。

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17:21 法華院温泉山荘着。

2時間33分で到着。

前回は、天気が良かったので撮影タイムも多くて3時間10分かかったんだけど、今回はほぼコースタイム通り。

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あ~これで温泉に入れる~

鍵を受け取って、荷物を置いて、すぐ食事になりました。

部屋は特別室という名前の鍵付きの個室です。

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鍵がついてるだけで他の個室と同じ大きさの部屋だけど、角部屋なので、ちょっとだけ見晴らしがいい。

夕食を美味しくいただきました。

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ご飯はどんぶりに入っているので少なく見えますが、普通盛りです。(おかわりもしました。)

食後、4人で貸し切り状態の温泉へ。

硫黄の匂いいっぱいの、白濁の湯で、せっけんやシャンプーは使えないけど

疲れが飛んでいきました。

レインウエアやびしょびしょに濡れたものは、乾燥室で乾かすことができました。

                    つづく

 

 

 

2022年11月 1日 (火)

宮城の山旅② ~栗駒山

神の絨毯と呼ばれる紅葉が有名な栗駒山へ、紅葉最盛期の10月4日に行ってきました。

数年前から行きたかったのですが、やっと念願がかないました。

蔵王を下山後、北へ走り、栗駒山の麓の栗駒温泉へ。

ここは、今年から、紅葉シーズンはマイカー規制が始まりました。

去年行った方が、紅葉最盛期の快晴の平日、朝4時で数百台停まれる駐車場が満車、というネット情報があり、

今年からは紅葉シーズンはマイカー規制で、シャトルバスでピストン輸送になりました。

 

シャトルバスは5時半が始発なので、5時には宿を出ようと思っていましたが

朝方、雨模様だったので、そんなに登山客はいないだろうと見越して30分出発を遅らせました。

宿から、シャトルバス発着場のいこいの村跡地まで10分もあれば到着なので。

500円の協力金を払って乗車。(帰りは不要)

予想通り、登山客はそんなにいなくて、広い駐車場もガラガラ。

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地面は雨で少し濡れています。

小型バスにもスムーズに乗れて、いわかがみ平に6時前には到着。

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トイレを済ませて、6:10 出発。

登りは、東栗駒山経由で登ります。

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登山道入り口から、紅葉してる!

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こんな、大きな岩がゴロゴロしてる道なので、歩きにくい!

雨上がりの日は、滑りそう。

でも、登るにつれて、周りの木々はどんどん紅葉していて

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何?この景色は!

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紅葉真っ盛り、とはこのこと。

見渡す限り、赤や黄色に色づいてる!

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そうしているうちに、1時間で渡渉点である谷川に出ました。

ここでサンドイッチとスープで朝食のため小休止。

 

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それから、さらに、川をさかのぼり

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滑りやすそうなので、端っこを歩きます。

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やっと渡渉でき、山へ上がって行きます。

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周りの紅葉がすごすぎて、またしては立ち止まって撮影タイム。

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紅葉越しに見る下界は雲海です。

下界は天気悪いかも?

左手に栗駒山の山頂が見えてきました。

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と、思ったら、そこが東栗駒山山頂でした。

登山道の途中にあるので通過しそう。

危うく、見落とすところでした。

空は、どんよりしているけど、寒くないし、紅葉はきれい。

「神の絨毯」も足元に広がっている。

だけど、青空じゃないので、写真に撮ると暗く、そんなにきれいに映らない。

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そこから、少し上がってからトラバース道を通って、栗駒山山頂に向かう。

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山頂の登りの周りは、草原が黄色に色づいている。

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8:13 中央コースとの合流点に来ました。

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そこから、丸太の階段を上がる。

近くで見ると鮮やかな紅葉も離れるとくすんでしまった。

風が強く吹いていて、飛ばされそう。

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9:35 栗駒山山頂到着。

山頂は、不思議と風が止んでいる。

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お昼には早すぎるので、行動食を食べてお茶しました。

須川温泉方面にも行ってみようと思いましたが、稜線を秋田県側に行くと

小雨がパラっとし始めたので、あきらめて降りることにしました。

今度は、分岐をまっすぐ、中央コースを降ります。

寒くはないけど、強風が吹いています。

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またまた、紅葉が鮮やかになってきました。

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こっちもいいなあ。

しばらく降りて振り返ると、山頂が見えます。

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それからも、どんどん降ります。

道は、石を固めた舗装道路のようになってきて東栗駒コースに比べたらずっと歩きやすい。

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周りの紅葉もずっときれい。

この鮮やかな赤はドウダンツツジかなあ?

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こんな道をどんどん下る。

天気はどんよりしてるのに、結構な人が上がってくる。

写真は、誰もいない時を見計らって撮りましたが。

いわかがみ平に着いたのは 10:30でした。

1時間かからずに下山してしまった。

 

お昼は、昨夜泊まったハイルザーム栗駒へ寄って、名物のカレーを。

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ご飯の上に載っているのは、イワナの唐揚げです。

美味しかったです!

それから、一路、北へ向かい、平泉へ。

前から行きたかった世界遺産中尊寺を見学。

金色堂は、本当に金ピカでした。(撮影禁止)

下の写真は本堂です。

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そして一路、仙台へ。

仙台の夜は名物の牛タンを堪能しました。

ホテルから徒歩で行ける人気店に行ったのでとても美味しかった!

翌日は、羽生君のモニュメントを見に行き

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青葉城で伊達政宗の騎馬像を見る予定が、3月の地震で馬の脚が骨折、東京で修理中とか。

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お昼は、海鮮市場内の食堂で美味しい海鮮丼を食べ、15:30の飛行機で帰途につきました。

充実した4日間でした!

あ~、楽しかった!

2022年10月26日 (水)

宮城の山旅① ~蔵王

10月の始め。

今年も東北の山へ行ってきました。

メンバーは去年と同じ女子会メンバーの3人。

1日目は、仙台空港からレンタカーで蔵王へ。

無料のエコーラインを通り、有料のハイラインを通って、刈田岳へ。

ここは、駐車場からすぐなので、観光客がいっぱい。

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夕暮れなので、お釜はもう、日が陰っています。

寒くなってきたので早々に引き上げて、今日の宿、蔵王温泉へ。

食事の美味しい、白濁の硫黄泉に癒される宿でした。

2日目。

今日は蔵王に登ります。

蔵王はロープウェイで、かなり上まで行けるので楽ちんです。

8時半が始発。

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始発に乗れました。

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ロープウェイを2つ乗り継いで、地蔵山頂駅へ。

周りは、立ち枯れているような木々

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これが、冬、樹氷(モンスター)になるんだね。

30分ほどで山頂駅到着。

大きなお地蔵さんがお出迎え。

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ここに、お参りしてから、地蔵山へ。

15分で到着。

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さあ、最高峰の熊野岳を目指そう。

しばらく歩くと、ワサ小屋跡着。

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ここは峠で、なぜか、山姥(ヤマンバ)の銅像が立っている。

口は耳まで避けている。昔の旅人をこの山姥が襲ったのだろうか?

調べてみると昔おワサさんという老婆がこの小屋番をしていたそうで、

水を提供したり、参拝者の面倒をみていたとか。

でも、それなら、なんで恐ろしい山姥の姿?

いつのまにか埋もれていたものを平成23年に再生したとか・・・。

ここから先は女人禁制で女性は行かせない為とも。

 

さて、熊野岳の登りにとりつく頃、道は二手に分かれる。

右は直登コース。「近道」と書いてあるが、大きな石ゴロゴロで歩きにくそう。

左は広いゆるやかな道。

どうせ、最後は合流するんだろうから、と 私は右へ。後の二人は左を進む。

10時7分、熊野岳着。

山頂の熊野神社にお参り。

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ところが、20分ぐらい待ってもふたりはやってこない。

おかしいな。最終的には山頂に来るはずなのに。

お釜を見に行ったのかな?と思いながら、刈田岳の方(お釜の方)へ向かう。

ふと左を見たら、ふたりの姿が遠くに見えた。

やはり、分かれて歩くべきじゃなかった。

やっと会えて、3人でお釜を見に行く。

今日の方がずっときれいだ。

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そこで、記念写真を撮ってから、山頂へ戻る。(ふたりは、まだ、山頂を踏んでないので)

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百名山、蔵王(主峰 熊野岳)ゲット!

ここで、お昼には早いので、お茶してのんびり。

帰りは、地蔵山をトラバース。

ここは、リンドウがいっぱい咲いていました。

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後は、山頂駅からロープウェイで下りました。

周りの木々の紅葉が始まっていて、きれいでした。

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1時に蔵王温泉を出発。

途中でお昼を食べてから、東北道経由で北へ。

今夜は栗駒山のふもとのバンガローに泊まります。

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この左端が私たちの部屋。

内部は2LDKで、吹き抜け、バルコニーもある広々とした部屋。

5人家族が十分暮らせそうです。

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キッチンがあるので、自炊もできますが、

私たちはスーパーでいろんなお惣菜を買ってきて食べました。

朝が早いので後片付けとかに時間をかけられないので。

本館には温泉もあるし、広々としたなかなかいい宿でした。

             つづく

2022年8月15日 (月)

花いっぱいの白山 ~2日目

一夜明けて、今日は下山の日。

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西を見ると白山の影が・・・

東を見ると朝日が・・・

ご来光は山頂に上がらないと無理。

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この右端の部屋に泊まったんですよね

空は、晴れていて雲が美しい。

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5時半から朝食をいただいて、6:09出発。

空は快晴です!

見渡す限りの弥陀ヶ原

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白山よ、さようなら・・・。

6:32 あっという間に黒ボコ岩まで来ました。

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白山を愛した玉井敬泉画伯のレリーフがありました。

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ここから、右へ。観光新道を降ります。

どんどん、降りて行きます。

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周りは、お花畑。

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きれいなマツムシソウ

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ハクサンシャジン

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ブルー系の花が多いような気がしますが、いやいやいろいろあります。

ミヤマキンバイとか

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カライトソウ

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カワラナデシコの群生

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どこを見てもこんな感じ。

花いっぱい!

手前の白いのは、ミヤマトウキ?

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だいぶ降りてきたけど、写真撮るのが忙しくて、なかなか前に進めません。

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イワオウギ

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ウツボグサ

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珍しい、白のハクサンシャジン

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モミジカラマツ

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7:33 殿ヶ池避難小屋に着きました。

山よりも上に水平線が見えます。

日本海ですね。

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手前に小さな池があります。

これが、殿ヶ池?

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ここで、小休止。

ここは砂防新道より急だし、やはり、こちらは下山に使って正解でした。

9:01 別当坂分岐着。

写真はありません。

ここから、左へ。どんどん下ります。

10:33 別当出合の登山口に到着!

思わず、みんなとハイタッチ!

そして 最初に渡った吊り橋をバックにバンザイ!

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後は、バスに乗って市ノ瀬野営場へ。

そして温泉に入って帰るだけ。

晴天に恵まれて、楽しい仲間たちと、高山植物満開の白山登山を終了しました。

ああ、楽しかった!

2022年8月12日 (金)

花いっぱいの白山~1日目・お池めぐり

さて。

それぞれお昼を食べて、12時半集合。

まずは、白山神社奥社にお参り。

登山の無事を祈って、お守りを買いました。

13:05  山頂(御前峰)に向けて出発。

ガスってるし、雨もぱらついてる。

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それでも、どんどん登る。

周りはお花畑。

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どんどん、高度を稼いでいく。

高天原。中間地点ぐらいかな?

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やったー!ついに山頂着。13:28でした。

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集合写真を撮ってから、全員でお池めぐりをすることに。

こんな瞬間もあったんだな。

これは、友人からもらった写真。

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荒涼とした景色が続きます。

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カルデラの中に降りて行きます。

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そして、雪渓が見えてきました。

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わ~い!雪だ!

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雪渓の上で1枚

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そこからは、どんどん、お花が増えて行きました。

チングルマ

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アオノツガザクラ

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チングルマの小道

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お池の周りは花畑

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コイワカガミもたくさん

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ハクサンコザクラも

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と、思っていたら、クロユリがいっぱい咲いてる!

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ここからは、歩いても歩いてもクロユリだらけ

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こんなにたくさんのクロユリを見たことがありません。

今までで一番たくさん見たのは7~8年前の鏡平~弓折岳の稜線の「クロユリベンチ」だけど、そこの数十倍はありそう。

花好きの友達と、感嘆の声をあげながら、写真撮りまくる私たち。

いつの間にか先頭には置いて行かれたけど、室堂はもうすぐなんで、ま、いいか。

そんな道草をくっていたので、山小屋着は15:20でした。

寒いのでフリースとレインウエア着て、小屋のテラスで、生ビールで乾杯。

とっても楽しかった!

夕食後、夕焼けを見に小屋の前へ。

面白い雲が湧いていました。

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夕日

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周りの人たち。

みんな、思い思いに山の夕暮れを楽しんでいます。

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小屋は明かりが灯り、ガスっていた御前峰もくっきり。

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今夜は星がきれいに見えそう。

夜中に、星を見に出ましたが、それはもう、満天の星。

天の川もくっきり。そして流れ星も見えました。

やっぱり、山は山頂に泊まらないと!

やっぱり、山は素晴らしい!

        つづく

 

2022年8月11日 (木)

花いっぱいの白山~1日目・室堂まで

7月の終わり。

北陸を襲った大雨の前です。

久々に「みまさか山の会」の遠征登山で、白山へ行ってきました。

実は、私は34年前のまだ若かりし頃、会の募集登山でここに登っているんです!

でも、入会して1年ほどで登山経験も少なく、ついていくのがやっとだった。

それでも、快晴で満開のお花畑は印象に残っています。

実際には、山はほとんど覚えていません。

さて。

メンバーは男性4人、女性6人の計10人。

2台の車に分乗し、出発。

途中、北陸道南条SAで動く恐竜発見!

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福井は恐竜の町ですからね!

恐竜博物館も捨てがたかったけど、見学に2時間はかかるそうなので今回はパス。

博物館の横を通って、福井県勝山市経由で登山口までのバスの発着場、市ノ瀬野営場へ。

初日はテント泊です。

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手前のオレンジ色のが私のテント。全部で3張り。

テント張ったら、車で15分の白峰温泉総湯へ。

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立派な古民家でした。

それから、またテン場に戻り、夕食。

9時ごろから眠ろうとしたけど、眠れず。

頭の上の入り口のファスナーを何度も開けて満天の星を眺めて夜は更けていきました。

登山1日目。

朝は3時半起床。

ほとんど眠れてないけど、山は案外、平気。

5:30発の登山バスに乗って別当出合へ。

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そこで、朝食をとってトイレも済ませ、いざ、出発!(6:18)

最初の長~い吊り橋を渡ります。

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中飯場までコースタイム50分をほぼ予定通り歩き、いいペース!

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ちょっと休憩してから、さらに歩く。

途中で工事用の林道を横切る。

な~んだ、ここまで車で来れるのね。

登山者はダメだけど。

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このころから、だんだん、高山植物の花たちがちらほら

空は晴れてきたし!

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センジュガンビ

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途中で一度、立ち休憩。

中飯場から2時間。9:05に甚之助小屋着。

ここは、水場もトイレもある!

ちょっと休憩して、行動食を食べる。

なんか、山が崩れてる?

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と思って見てたら、急に高山植物が増えてきた。

懐かしい、ヨツバシオガマじゃん!(3年ぶり)

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9:39、南竜道分岐着。

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ここから、黒ボコ岩まであとひと頑張り。

あそこまで行けば、後は楽勝のハズ!

周りはいろいろな高山植物たちが。

ハクサンフウロ

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キヌガサソウ

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シモツケ

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エゾシオガマ

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コオニユリ

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ニッコウキスゲ

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もう、このあたりからは、お花畑の中の登山道です。

大好きなハクサンコザクラ

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ハクサンコザクラは、白山と白馬大池でしか見たことがありません。

下は、ミソガワソウというらしい。

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お花畑の中を登る

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10:48 黒ボコ岩着。

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お腹がすいたので、ここで行動食のパン!

ここを過ぎればラクなはず。

弥陀ヶ原の木道になりました。

ガスっているけど、はるか彼方までコバイケイソウが・・・

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チングルマは綿毛だわ

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イワギキョウ

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突然、室堂の山小屋が現れた!

手前の池の周りにはイブキトラノオ

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室堂、到着!11:37。

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50分早く出発したので、50分早く到着しました。

ということは、コースタイム通りということですね。

ここでお昼休憩になりました。

ああ、お腹すいた~

お昼は小屋の食堂でラーメンを食べました。

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 800円でした。

               つづく

2022年1月25日 (火)

霧氷のブナの森・・・高清水トレイル

先週の土曜日、全国的に快晴と聞いて山の仲間女子4名でスノーハイクへ行ってきました。

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登山口からスノーシューのトレースがついていました。

今年は雪が多く、1m以上はあります。

その上に新雪が15センチは降っているかなあ?

あずま屋は、雪に埋もれてトレースもないので入りませんでした。

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すぐ、高清水高原の山頂です。

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反対側は大山が見えますが、頭は雲の中。

蒜山や三平山は見えました。

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進行方向の景色は

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あの、左の山の白いところを、歩くんですよ。

近づくとこんな感じ。

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右には雪庇が・・・

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どんどん霧氷の森になってきた。

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枝先までしっかり霧氷が・・・

青空が見えてきたので、ほんとにキレイ。

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ブナの大木が現れた。

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木々の幹にまで霧氷がついている。

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12時になったので、御林山の手前でランチにします。

風もなく、絶好のスノーハイク日和。

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登りは大変そうだった雪山初心者のふたりも楽しそう!

後は、引き返すだけ。

高清水高原山頂まで帰ってきました。

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山頂からは、蒜山や大山もちらり。

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後は、さくさく降りていくだけ。

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誰かがあずま屋の屋根に登山してました。

帰りは上斎原温泉このかに入浴して、楽しい雪山ハイクを終了しました。

 

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