オープンハウスその4 快適な洗面・脱衣室の作り方 ~居心地の良い家を求めて
我が家の洗面・脱衣室です。
部屋の大きさは 2260×1820と、少し大きめです。
まず、使いやすい洗面台と必要な収納について。
既製品の洗面化粧台もよく考えてあるのですが
洗面台の下にたくさん収納があり、私は、それよりも空間が欲しかった。
ゴミ箱や、体重計(体組成計)も置きたいし、洗濯(脱衣)カゴも。
だんだん年を取ると座ってメイクしたり歯磨きしたりしたくなるかも?
それなら、小さい椅子(スツール)が置けたほうが良い。
広めのカウンターがいい。
まず、洗面ボールは、ベッセル型(カウンターに載せるタイプ)が、オシャレだけど、機能が・・・。
私は、基本的に朝シャンなので、蛇口が引き出せるシャワーは絶対欲しい。
もちろん、洗髪用するので、排水口のヘアキャッチャーは必須。
水栓の根元が、水平面から出ているよりも壁から出ているほうが、汚れにくい。
それと、エコシングルのシングルレバーで、知らないうちにお湯を使ってるのも防ぎたい。
洗面ボールは、ある程度深さが欲しい。20センチぐらい。(水がはねやすいので)
洗面ボールの底はなるべく水平の方が、洗面器やバケツを置きやすい。
洗面器は、洗濯物を下洗いするときなど置きたい。
バケツなどは、生花を買って帰ったときなど、花瓶に活けるまで水につけておきたい。
そんなことを考えると、排水は真ん中にあるよりも、端っこにあるほうが、
洗面器などで排水の穴を塞がなくて良い。
そんな要望を考えながら、水周りメーカーのカタログを見て研究!
今まで、お客様の家に設置して良かったのはリクシルのピアラ。
値段もお手ごろだし。
蛇口も位置が高いので花瓶など深いものに水を汲むのも便利。
左にクロムめっきの水切りがついているのも意外に便利。
私はここに、コップやハンドソープを置いています。
そこで、考えたのが、それの一番安い下台だけ購入して、洗面ボール部分だけをはずして使う、ということ。
ネットで検索すると、そんな施工例がいっぱいありました。
鏡(ミラーボックス)は既製品にしようかと思いましたが、ぴったりのものがなくて
結局、作ることに。
カウンターや、ミラーボックスは桧に、オスモカラーを塗ってもらいました。
カウンターの上の壁はモザイクタイルです。
洗面台もミラーボックスも横の棚もすべて桧材を使用。
製作は図面を書いて大工さんにお願いしました。
ミラーと引き出し2本だけ家具屋さんにお願いしたので、ローコストにできたと思います。
隣には、洗濯機がキャスター付の架台に載っています。
旧宅では、洗濯機パンの上に載せていたんですが、洗濯機が重くて動かせず
洗濯機の周りの掃除ができなかった。
脱衣室って、結構、わたごみや髪の毛なんかがたくさん落ちるんです。
これなら、掃除したいときはキャスターがついてるから引っ張って掃除ができます。
ミラーボックスは三面鏡にして、後ろにはたっぷりの収納。
ミラーボックスの照明は間接照明にして、ミラーの裏の上下につけました。
こうすると、顔に影ができにくい。
照明はオーデリックのR15の温白色を採用。
肌の色がきれいに見えるんです!
また、洗濯物を一時的に干せるように 上下移動式の洗濯物かけを天井に設置。
これは、パナソニックの「ホシヒメさま」なんですが、結構、重いのでつけるなら下地の準備をしておきたいですね。
使わないときは、竿を天井にぴったりつけられるので邪魔になりません。(蛍光灯みたいに見えますが)
それから、壁厚を利用した収納も便利です。
以外に多い洗濯洗剤や掃除用洗剤、マスクなんかも入れてます。
奥行きは110mmしかないけど高さも調整できるようにしてるから結構、たくさん入ります。
閉めるとこんな感じ。
存在を消すことができます。
床は、籐タイル風のクッションフロア。
籐のタイルは温泉の脱衣室なんかでみかけますが
本物は目地にホコリが詰まったり掃除も大変そう。
クッションフロアなら、足ざわりも暖かです。
籐は意外に冷えます!
我が家の洗面脱衣室はリビングと寝室の間にあるので、とても便利。
着替えも寝室から直接なので脱衣室に着替え用の下着なんかを置く必要がないのです。
(家族が多い家は、必要かもしれません)
*
高気密・高断熱の家は冬は乾燥しやすいので、お風呂から上がったら引戸を全開にして
脱衣~リビング~寝室にも加湿しています。
ひとつ、失敗だったかも?は、洗濯機が寝室の隣にあること。
お風呂上り(寝る前)に洗濯機を回すと、結構、うるさいんです。
でも、だいたい寝つきの良い私は、実際には気にならなかったですけどね。
人によっては気になるかもしれないので、お気をつけください。
この、洗面・脱衣室、私は、快適に使ってマス。
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