福島の山旅 その１

10月の半ば。

全国的に、緊急事態宣言終了。

2回目のワクチンも先月打ち終わり、2年ぶりに遠征登山へ行ってきました。

場所は福島県の安達太良山と磐梯山。

初日は伊丹空港から福島空港へ。

飛行機に乗るのも2年3ヶ月ぶり。

今回は小型機でした。（70人乗りぐらい？）

昼過ぎに無事、福島空港着。

空港内のレストランでランチしてから、予約していたレンタカーで出発！

東北自動車道を通り、1時間程度で猪苗代湖のほとりへ。

磐梯山がきれいに見えてます。

これは、表磐梯側。

ここには、あさって登ります。

途中、大きな道の駅　猪苗代へ立ち寄り、当地の名物を見学。

野口英世記念館を見学してから、今夜の宿泊地　岳温泉へ。

＊

2日目

ご飯はイマイチだったけど、温泉が白濁の源泉かけ流しの宿　ｍｔ.inn 。

宿を7：50発。

近所のコンビニで行動食を調達してから、安達太良山の登山口へ。

1500台停まれるらしい駐車場は、既に上の駐車場は半分（300台）ぐらいはうまっていました。

平日でも、紅葉の季節は多いんだな～。

ここが人気なのは、登山口からゴンドラで一気に登れるところ。

ゴンドラ降りてから、1時間10分のコースタイムで山頂です。

でも、リフト乗り場は長蛇の列。

二人が並んで、一人が切符を買いに。

意外に、列は早く進みました。

6分でゴンドラ終点。

歩けば1時間20分の距離だから、ありがたい。

そこは、薬師岳。

展望台方向へ歩くと有名な看板が！

高村光太郎の智恵子抄の一節

「智恵子はほんとの空が見たいという」

「安達太良山の上に出ているのがほんとの空だという」

今日の、「ほんとの空」は曇りでした。

ここの展望は、素晴らしいのですが、紅葉は半分ぐらい終わっていました。

そこから、どんどん歩きます。

と言っても、人が多すぎて行列状態。

流れに乗るのみ。

でも、登山道の周りの　ナナカマドの実が美しい。

少し開けてきました。

もうすぐ山頂かな？

あの霞んでいるのが、そうか。

通称「乳首山」と言うらしい。

山頂付近に到着。

ゴンドラ降りてから、1時間半かかりました。（人が多いので）

この岩の上が山頂です。

岩をよじ登って、ホントの山頂に到着。（1700ｍ）

10：35です。

360度の大展望、と言いたいところだけど、今日はガスってる。

手元の温度計は0度。

さむ～い！！

山頂標識を順番に持って記念写真を撮ったら、寒いので降りよう！

岩陰には霜が！

山頂の岩をぐるっと回って、登りとは別のルートで下へ。

今度は、爆裂火口を目指します。

草木も生えてない、荒涼とした風景。

すごいです。

まだ時間が早いし、寒いので、止まって何か食べようという気にはなりません。

写真を撮ったら、どんどん降ります。

下山はくろがね小屋経由で。

ちょっと風が止んだ。

時間も11時半なので、ここでお昼にしました。

そこから、さらに下山。

眼下にくろがね小屋が見えました。

素敵なところに建っているなあ。

12：30　くろがね小屋着。

小屋の周りは紅葉が美しい。

左上は、この小屋の名前の由来？の「黒い鐘」

ここで、記念のピンバッチを買いました。

この小屋は来年建て替えるそうで、見納めとなります。

温泉もあるし、真冬でもやってる有人小屋。

いつか、泊まってみたいな～。

岳温泉には、ここの源泉から温泉を引っ張っているらしい。

＊

さあ、下山です。

ここからの下山道は本当に紅葉がきれいでした。

馬車道を通り

駐車場着は15：00でした。

下山口に温泉があるけど、私たちの今夜の宿にも温泉があるので、パス。

途中、道の駅で休憩しながら　裏磐梯のリゾートホテル16：20着。

4階の私たちの部屋の正面に磐梯山が！

この右の高いところへ明日、登ります。

翌朝、出発が早いので食事をつけてなかったので、

近くのイタリアンレストランで夕食をとりました。

　　　　　　　　　　　　　　つづく