福島の山旅 その2
さて、旅の3日目です。
今日は磐梯山に登る日。
一番、短距離で登れる登山口 八方台へ7:30着。
ここは、そんなに寒くない。
天気は曇り。
7:48発。
広い、なだらかな道を進みます。
周りのぶな林が本当にきれい。
36分で中の湯跡着。
いいところだな。
昔の温泉宿の跡があります。
硫黄の匂いがします。
美しいブルーの池があり、下から空気?がふつふつと沸いています。
温泉かな?と思って触ってみると冷たかった。
ま、湯気が出てないしね。
*
そこから、しばらく歩くと、裏磐梯の桧原湖が見えました。
青空にナナカマドの実が映えます。
この青空も一瞬でしたが、あたりは一面のナナカマドで
登山道はナナカマドのトンネルでした。
中の湯跡から2時間半ほど歩いて 弘法清水小屋経由
10:50 磐梯山山頂着。
ものすごい強風で、気温は0度だけど、体感温度はもっと低い。
山頂は三角点と祠がありましたが、山名の標識がないので、2mほど下で撮りました。
風がビュービュー吹いていてとても寒いので、山頂には5分しかおらず、速攻で下山。
弘法清水小屋で昼食をとりました。
ランチの後、売店があったので そこで、コーヒーをいただいて、記念のバッチも買いました。
ガスっていて下界が見えないので、早々に降ります。
しばらく降りると、紅葉がきれいになりました。
またまた中の湯跡で、今度はおじさんに教えてもらった、湯気が出ている穴にそ~っと手を入れてみると・・・
「熱っ!」
こんな小さな穴から、やけどしそうなほどのお湯が出ていました。
さて、そこからは、ダッシュで降りて、登山口には13:30着。
そこから、裏磐梯をドライブしながらホテルへ。
休んでから、近くの諸橋近代美術館にも行きました。
ダリのコレクションがすごかったです。
夜はのんびり、ホテルの夕食。
バイキングだけど、郷土料理もあり、おいしかったです。
*
最終日、4日目の朝です。
天気が悪い予報だったけど、磐梯山がきれいに見えていました。
雲はすごいスピードで流れていましたが。
そこから、猪苗代湖経由で会津若松へ。
雨降りだったけど、白虎隊ゆかりの飯森山へ。
前から見たかったさざえ堂を見学。
中は傾斜路で登りと下りが別々の一方通行が不思議な建物でした。
そして、鶴ヶ城。
会津若松は津山とあまり人口は変わらないのに、すごく立派なお城でびっくり。
それもそのはず、津山は10万石、会津若松は25万石でした。
修学旅行の生徒たちで行列だったので、中へ入るのはあきらめて
お城の敷地内にある茶室を見学。
なかなか、良い建物。
それから、南へ向かって走り、前から行きたかった大内宿へ。
山の中に突然現れる宿場町が不思議でした。
最初に古民家の蕎麦屋さんへ行ったら、行列だったので名前だけ書いて30分ほど散策。
1時過ぎに行ってみたら、ちょうど呼ばれるところでした。
名物のネギをかじりながら食べる蕎麦は、冷たいと言われたのであきらめて
(この写真は友人の蕎麦)
温かいけんちんそばにしました。
大内宿には、蕎麦屋は何軒かありますが、行列ができていたのはここだけ。
さすがに美味しかったです。
食べ終わったら、外へ出て、お店をのぞきながら、古民家の町並み展示館を見学。
昨日からガイドブックを見て、行こうと決めていた古民家カフェへ。
私はクリームプリュレと紅茶のセット。
と~ってもおいしかった。
凝った内装も素敵で、近々、古民家をカフェにするリフォームの仕事があるので 写真を撮りまくり
参考にさせていただきます。
ここから、福島空港まで1時間半。
野を越え、山を越えやっと空港着。
帰りはプロペラ機。
初めて乗りましたが、ジェット機よりも低く飛ぶらしく大都市の夜景がとってもきれいでした。
伊丹空港からは、高速バスの最終便がコロナで運休中だったので
やむを得ず新幹線経由で、楽しく充実した山旅を終了しました。
おわり
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