オープンハウスその1 玄関 ~居心地の良い家を求めて
引越ししてから2ヶ月が経ちました。
感想としては、「とっても、居心地がいい!」コレにつきます。
良いところも中には悪いところもあるかもしれませんが、
今のところは概ね、大満足です。
私の住宅設計40年の集大成をご覧ください。
まずは、玄関。
敷地が狭いため、巾があまりとれませんでした。
床は栗なので、式台も栗で探しました。
ちょっと薄い(35ミリ仕上げ)ので、無垢なのに思ったより安く手に入りました。
木目もキレイだし。
壁の絵は私が10年来習っている日本画家の先生が新築祝いにとくださいました。
ありがとうございます。
玄関の巾が取れなかったので、下駄箱を置くことができません。
これ以上狭くしたくないし。
正面に収納を設けたので、靴の収納はこの中。
通販で、30センチ巾の隙間家具を買いました。
キャスターがついているので、引き出せます。
棚も可動式なので、靴の高さに合わせて調整できます。
私の場合、登山靴が4足ほどあるので・・・。
1段に3足入るので、8段×3=24足入ります。
普段は決まった靴しか履かないので、これで十分。
普段、履いてる靴は、玄関に脱いでますから。
左側の折れ戸を開けると収納があり、照明もつけました。
ここにはよく使う登山用のザックや、ジムへ行くときのバッグやヨガマット
掃除用品(スティック掃除機やお掃除シート等)、
工具類や花ハサミ、買い置きのティッシュなど。
ハンガーパイプを取り付けているので、
冬、外出から帰ったときのコートや帽子等もかけられます。
ところで、下駄箱を置かないことで、ひとつ困ったことが・・・。
玄関ホールを上がり降りするときに、どこかに触りたくなるんです。
来訪者もそうですが、年を取れば、もっと手すりが必要になってきます。
手すりが無くても、下駄箱があれば、そこを支えにできますが、我が家にはありません。
そこで、横手すりをつけることにしました。
縦の棒手すりはいかにも「手すり」という感じで、かっこ悪いので、床や式台と同じ栗材で作っていただきました。
これは、昔から付き合いのある大工さんにお願いしたら、プレゼントしてくださいました。
この大工さんには、内部の家具なども頼んで作ってもらいました。
ありがとうございます。
ここには、将来、ベンチを置いて、靴の脱ぎ履きをしようと思います。
横手すりもその時は、背もたれになるし。
今は、まだ、置いていません。(リビングで使用中)
手すりの向こうの箱はポストです。
外から入れて、中から取れるようにしています。
これは、外から見たところ。
アルミ製(LIXCL)です。
箱になっているので、冬は冷気が入らなくていいかな、と思いました。
ポーチの外壁は米杉の柾目板です。
これで、朝、変な格好で表に出ないで、新聞が取れます。
(我が家は道路沿いなので)
天井のライトはネットで探した、ステンドグラス。
これだけ、LEDの電球ではなく、白熱電球のクリアライトです。
電灯を灯すと、素敵な光が広がります。
照明器具のメーカーさんが来られたときに
「この輝きは、LEDでは出せないんですよ~」と言われました。
白熱球も残して欲しいですね。
天井は、桧板。
去年、お付き合いのあった工務店さんが、たくさん在庫を抱えていて安くするから買って欲しいと言われ、買わせていただきました。
キレイな無節の桧板。10年ぐらい寝かせていたとかで、乾燥も十分です。
それを、本実加工に出して、今回、天井に張りました。
建具にも使いました。
棟梁がこだわって、廻り縁無しの底目にしてくださったので、すっきりしています。
でも、壁に絵をかけようと思うと、廻りぶち等から下げられないので、付け鴨居をつけました。
左の格子戸を開けると、リビングへと続きます。
引き込み戸なので、開けっ放しにしていることが多く、その時は戸は隠れています。
吊戸なので敷居やレールがなく、存在感が消せるところも気に入っています。
リビング側から見ると・・・
正面の戸は寝室の入り口です。
引き手を目立たなくしたので、初めて来られた方は、壁だと思うようです。
この廊下のような場所はリビングの一部ですが、少し暗いので、
ロフトの天窓の明かりを、ロフトの床に格子を入れて落としています。
格子が影になっていい感じ。
ロフトの天窓はこんな感じです。
次回は、リビングダイニングをご紹介します。
つづく・・・
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