涸沢の紅葉 2019
長年の夢だった、涸沢へ紅葉を見に行ってきました。
いつか、行きたいと思いながら 「トイレ2時間待ち」とか、「1枚の布団に3人寝るんよ」とか
その混み具合のウワサに恐れをなして、今まで行かなかったけれど、
今、行っておかないと!と決心。
山の会のまだ初心者だけど元気な彼女を誘いました。
今年は、いつもの年より、紅葉は1週間~10日は遅れていました。
私の仕事の予定との兼ね合いで、10月2週目しか行くことができず、いつもなら終わっている頃でしたが、今年はジャストタイミング。
おかげで人も例年より少なく、充分に楽しむことができました。
*
まずはお約束の河童橋からの穂高の眺め。
快晴です。
初日は上高地明神館泊。
河童橋から徒歩1時間ほどの場所。
お風呂も広く、食事も美味しく、部屋は相部屋の2段ベッドでしたが
ひとりのスペースがちゃんとあり、快適でした。
夕飯までの間に、近くの明神池までお散歩。
明神岳を正面に見ながら梓川を渡って・・・
鳥居をくぐって、穂高神社に参拝。
その後、拝観料を300円払って、明神池へ
神秘的でとても綺麗でした。
*
翌日、5:50 宿のベランダから明神岳のモルゲンロード
6:20 宿を出発。
7:03徳沢着。
朝食に作ってもらったお弁当をいただいて
8:14 横尾着
トイレを済ませてから、いざ、涸沢へ。
22年ぶりに歩く道ですが、本谷橋までほぼ平坦。
9:23 本谷橋着。
ここで、小休止。
ここから本格的な登り。
でも、そんなに険しくない。
空は雲一つない快晴。
だんだん、木々が色づいてきて
ホントにきれい。
Sガレで小休止してコーヒータイム
それから、さらに歩くと・・・
なんか、涸沢ヒュッテの吹流しがチラリと見えてきました。
ヒュッテの直下は、ナナカマドがたくさん
11:52 涸沢ヒュッテ着
受付を済ませて、寝床を確保
結局、今日はここにひとり1枚の布団で休めました。
早速、屋上テラスで昼ご飯。
涸沢ヒュッテ名物のおでんとラーメン
美味しかったです。
おでんは、私たちの後ろで売り切れ。
テラスから穂高方向を見る。
今度は、常念山脈方向。
いや~天気良すぎでしょ・・・
ここでゆっくりしてから、今度は涸沢を散策。
パノラマコースへ5~6分歩いたところに絶景ポイントが。
ここが、いつも、涸沢のホームページや山岳雑誌のグラビアの場所かな?
他にも、三脚を構えている人たちがおられました。
今度は、ヒュッテの裏の池のあるところへ行ってきました。
涸沢小屋方向。
北穂が正面ですね。
しばらく遊んだので、今度は、涸沢小屋へ
お目当てはビール。
だって、ヒュッテは売り切れでしたから。
マムートのジョッキが嬉しい。
800円でしたが、その価値あるビール!
涸沢小屋からの景色も素晴らしい。
奥穂高岳が見えています。
22年前に登ったところ。
テン場が見えるけど、この時期としては、すごく少ないんじゃない?
さて。ヒュッテに帰りましょう。
夕方5時からの食事、タッチの差で2回目に回されました。
夕飯です。
その後、仕事の電話が入り、テラスの一角からしかつながらなかったので、
30分ぐらい寒さに震えながら電話してました。
でも、携帯がつながるところで良かった!
私のカメラの夜景モードでテント村を撮ってみました。
紅葉シーズンにしては、テントが少ない!
*
さて、翌日は天気が下り坂ということもあり、1日曇りの予報。
朝5:20 ヘッドランプをつけて ヒュッテ発。
本谷橋で朝ごはんの弁当を食べ
7:46 横尾着。
預かってもらっていた荷物を受け取って
小梨平11:00着。
去年までは12:00からだった小梨の湯が、もう開いてる!
早速、湯に浸かり、2日間の汗を流し、昼食。
天気はイマイチでも、相変わらず河童橋の周りは観光客がすごい。
半分以上、中国人のようでしたが・・・
バス+電車+特急+新幹線で 夜10時、無事帰宅しました。
恐れていた、ヒュッテでのトイレ待ちもなく、ひとり1枚の布団にゆったり眠れ
快適に紅葉の涸沢を満喫できた良い旅でした。
« 滋賀県 佐川美術館へ | トップページ | 撤去工事と基礎工事 »
「登山」カテゴリの記事
- 宮城の山旅② ~栗駒山(2022.11.01)
- 宮城の山旅① ~蔵王(2022.10.26)
- 花いっぱいの白山 ~2日目(2022.08.15)
- 花いっぱいの白山~1日目・お池めぐり(2022.08.12)
- 花いっぱいの白山~1日目・室堂まで(2022.08.11)
コメント