唐松岳の山旅 1日目
8月の初め。
どうしてもこの時期、北アルプスへ行きたいので、夜行バス「さわやか信州号」を利用して、今年の1月に山の会に入会したばかりの初心者の彼女を誘って唐松岳に登ってきました。
唐松岳は、北アルプスの五竜岳と白馬岳を結ぶ稜線上にある山です。
でも、ここは、ゴンドラとリフトを利用して、一気に1830mの八方池山荘まで上がることができる、初心者向けの山です。
*
夕方、高速バスで津山を出て、新大阪へ。
そこから、さわやか信州号に乗り、朝6:45 予定より早く白馬村の八方バスセンター着。
そして、ゴンドラに乗って、兎平駅着。(7:45)
ひとつリフト乗って、黒菱平からの眺め
あの左の奥の猫の耳のような山は、去年近くまで行きながら台風で登れなかった鹿島槍ヶ岳。
右の岩峰は五竜岳です。
ここからさらにリフトを乗り継いで、八方池山荘へ(8:25)
右手を見ると白馬三山が。上の方は雲に隠れているけれど。
尾根道と自然探求路(トラバース道)に分かれていて、私たちは自然探求路へ。
そこは、期待通り、高山植物が満開。
ウメバチソウ
コオニユリ
多かったのは、ハクサンシャジンとワレモコウ
こんな階段を登って行く
キバナノカワラマツバ
カライトソウ
息ケルン着(9:14)
白馬三山雲の中
本当は見えていればこんな景色らしい
顔ケルン・・・違った八方ケルン着(9:22)
濃いピンクのシモツケ
イワイチョウ
八方池についたけれど、ガスで白馬三山の眺望無し。(9:36)
でも、池の周りには大輪のタカネマツムシソウが。
今まで見たマツムシソウの中で一番大きいかも。
ガスが晴れそうにないので、尾根を登ります。
でも、お花は真っ盛り。
タテヤマウツボグサ
ダケカンバが出てきた
カラマツソウ
エンレイソウの実?
扇雪渓に出ました(11:17)
出た!チングルマ!
いっぱい咲いてる(通称:お花畑)を見て、初めて見た友人は大喜び
丸山ケルン着(12:00)
なんか、だんだん景色が見えてきた
もう少し頑張って上に上がると
不帰ノ嶮が見えてきた!
きれい!
私たちには行けない場所だけど。
足元にはタテヤマリンドウ
振り返ると登ってきた八方尾根が見ます
ここから、尾根道と迂回路に別れますが、迂回路は崩落しているみたいで
尾根道しか行けません。
ストックをしまい、恐る恐る三点支持で尾根道を登り、
唐松岳山頂小屋に着いたのは13:35でした。
*
宿泊手続きを済ませてから、唐松岳は全然見えないけど、明日の天気もわからないからまず山頂へ。
小屋から20分です。
その手前にコマクサがいっぱいありました。
山頂はガスで何も見えなかったけど、14:30着。
つがいの雷鳥が!
雷鳥って、本当に天気が悪い時に出てくるんだね。
私は3回目だけど 友人は初めてで喜んでいました。
小屋の手前のトウヤクリンドウ
そして、5時から晩ご飯。
600円のビールで乾杯。
8時過ぎには就寝しました。
2日目へ つづく
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