設計から地鎮祭まで~平屋風片流れ屋根の家
先週の土曜日。
岡山県南部で、久々の地鎮祭を行いました。
設計にとりかかったのは、1年半前の夏。
地盤調査は1年前の1月。
幸い、地盤は良好で地盤改良の必要は無し。
でも、市街化調整区域であり、元々宅地だったのですが、道路の高さまで盛土をするために開発許可が必要で、いろいろな手違いもあり、書類関係で10ヶ月もかかってしまいましたが、やっと造成工事が完成しました。
上の写真は造成工事中の写真です。
まだ、これから、確認申請なんですが、大工さんが手刻みでされるので、早めに地鎮祭を行うことにしました。
晴天ですが、風が強い日で、お清めの塩といっしょに撒いた半紙で作った紙切れがまるで花吹雪のように飛ばされて行きます。
でも、おかげで設計は時間が充分あり、施主さんとじっくり練ることができました。
ご家族は、ご夫婦と小中学生のお子さんふたりの4人家族。
昨年度の設計コンテストでは、この家をアレンジして出させていただき、人気投票2位をいただきました。
外壁の色や、1階部分の大きさなど多少は違いますが、こんな感じの家です。
L型の敷地に合わせてL型のプランになっています。
元々平屋建てがご希望だったので、一部2階建ての平屋建て風片流れの外観になりました。
2階は、勾配天井で屋根裏っぽい感じですが、高さはあるので居住性にも問題ありません。
片流れ屋根のメリットである、屋根の通気層が有効に取れ、断熱もしっかり入るので(平成28年度基準)冬暖かで、夏涼しい家になりそうです。
施主さんには、お待たせしてしまいましたが、いい家が完成するよう、棟梁共々頑張ります。
また、時々、ブログでご紹介しますね
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