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恵 建築デザイン事務所

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2016年8月

2016年8月11日 (木)

飛騨高山の旅

さて、ハードな山旅も終り、今日はのんびり半日観光をして帰ります。

重いザックを宅急便で送り、高山市内を観光。

高山市内観光はなんと40年ぶり。

まず、宿からすぐ近くの飛騨国分寺へ。

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三重の塔が立派です。

次は宮川朝市へ。

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ここで朝食。

久々に食べたかった、トースト。

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朝市の中の喫茶店でモーニングセット450円

美味しかった~。

それから、朝市をぶらぶらしたけど、驚くほど野菜が安かったけど(トマト一山100円、きゅうり1本10円など)

残念ながら車じゃないので、買うのあきらめました。

送ってると送料の方が高くつくし。

そして古民家大好きな私としては、行きたかった、日下部民芸館。

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ここも40年ぶりに訪れました。

高校生以来?

あのころは、何を考えてここを見たのか・・・?

建築の道を志してはいましたが、今のようになると想像してたでしょうか?

床の間のふすま絵が素敵。

これは、日本画習ってる身から見ると 本当に素敵。

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古民家にあまり興味のない同行者と別れて、もう一軒、隣の吉島家住宅へ。

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はあ~すごい!!

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飛騨の古民家って、なんて美しいんでしょう!

梁や柱などはすべて、春慶塗だそうです!

木組みも飛騨特有で、吹き抜けの中の梁が構造なんだけど見ても美しい。

これが木造の良さですね。

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障子の美しさ・・・!

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光と影のコントラスト

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庭の美しさ。

すだれ。

この家は、現代的なインテリアも置いてあり、それが古民家にマッチしてとても素敵でした。

2階の一角がこんなリビングに。

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誰か、建築家の方が監修しているのでしょうね。

1階の土間もモダンなインテリア。

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真中にあるのは井戸なんですけどね。

それから、ここを出て、同行者と合流。

そして、古い街並みを満喫。

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平日なのに観光客がいっぱい。

しかも半分以上外国人。特に白人が多い感じ。

そういえば昨夜の宿も私たち以外に日本人は2組だけで8割は外国人でした。

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これは、観光客が少ないときを狙って撮りました。

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造り酒屋のマーク 杉玉

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造り酒屋が多いのにはびっくりしました。

ひとつの街に7軒も集中しています。

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美しい中橋。

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それと、各家に必ず朝顔が植えてあります。

これは、観光客のために、町内会で朝顔の種を配ったのに違いない。

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人力車が映えますねえ。

観光人力車の発祥の地らしいです。

お昼は、手打ちそばのお店で山菜そばを賞味。

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蕎麦湯も美味しかった!

そして、1時半の「ワイドビューひだ」で帰途につきました。

新幹線へ乗り換えの名古屋ではひつまぶし弁当を夕食に購入。

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最後は、出し汁のお茶づけで絞め

長かった山旅+グルメ旅を終了しました。

美味しく、楽しい旅でした

憧れの雲の平~水晶岳~鷲羽岳縦走 その2

登山3日目

昨夜の水晶小屋はさすがに北アルプスの最深部の山小屋。

100名山踏破を水晶岳で達成した女性や、

百名山どころか、200名山、300名山も終わった、と豪語している男性やら猛者ぞろいの山小屋で、楽しく山談義をお聞きしました。

同行者はまだ初心者なので目をぱちくり。

私は小屋名物のカレーをお代わりまでして食べて、苦しかった・・・・

昨夜10時頃までザーザー降りだったので、水晶岳は朝、空身で登ることにしていました。

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朝、5時。

小屋の前の景色です。

槍ケ岳~穂高連邦が見えます。

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そして、鷲羽岳(?)の右奥に見える、噴煙をあげている山は

おととし噴火した御嶽山ではないかと思います。

まだ、こんなに噴煙を上げているなんて・・・?

水晶小屋を6:05発

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がけの上に咲くミネウスユキソウ  きれいでした。

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小屋から水晶岳まではこんな道。

最後の10分ほどが岩山です。

6:45 山頂着。

しばらく記念写真撮ってから下山。

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岩山~雪渓~お花畑

やはり夏山は美しい。

小屋の近くまで降りてきたとき、なんだか小さな鳥がいます。

良く見たら雷鳥のヒナ。

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親子でいます。

ヒナは5~6羽はいました。

登山道をちょんちょんと歩いています。

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おどかさないように、ゆっくり近づいて 写真を撮りました。

今回、2回も雷鳥に出会えるなんて ラッキーでした。

水晶小屋7:26着

トイレを済ませて 7:50発

今日も午後から天気が崩れるらしいので、早めに行かなくては・・・

ワリモ岳分岐 8:28

ワリモ岳山頂 9:05

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振り返ってみると、ワリモ岳はこんなゴツゴツした割れた石の山です。

だんだん、ガスってきました。

鷲羽岳に急ぎます。

ここの登りもきつかった。

歩幅をぐんと小さくして一歩ずつ歩みます。

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9:56 鷲羽岳登頂です。

記念写真を撮ったあと、ここで水晶小屋の弁当を食べました。

廻りを見ると、なぜか女性ばかり10名ぐらいいました。

みんなふたりずつぐらいのパーティですが。

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鷲羽池が見えます。

どんどんガスが濃くなるので、雨が降り出さないうちに、下山しました。

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遠くに三俣山荘が見えます。

その上が三俣蓮華岳?

まだまだ あるなあ。

三俣山荘 11:18着

しばらく休憩した後、三俣蓮華岳へ向けて出発11:42

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元気なハクサンフウロに出会いました。

12:50 三俣峠

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さて ここで問題が・・・

3日間の登山で疲労が蓄積された同行者が、三俣蓮華岳に登りたくないと言いだす・・・。

三俣蓮華岳~双六岳を経由して双六小屋に下りるルートですが、巻き道があります。

私は、下の道(巻き道)を行くから、登りたかったらひとりで登ってというのです。

山の中でパーティを分割してはいけない。

それは、私が30年も山の会にいて 学んだこと。

それは 絶対無し。

5~6名以上のパーティで、しっかりしたリーダーとサブリーダーがいればそれもありだけど

今回はふたりしかいない。

無理なら、弱い方に合わせるのが鉄則。

その分岐から三俣蓮華岳の山頂まで片道20分。

「じゃあ、ここにザックをデポして空身で上がろうや」というと

「それなら、行く」との答え。

空身になると、簡単に山頂についてしまいました。

やはり10kg以上のザックを3日間担ぐのはコタエルものです。

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15分で下山して、延々と続く巻き道を歩きました。

巻き道といっても、車道ではないから、平坦ではありません。

アップダウンも結構あるし、稜線を通るのと20分しか変わらないんよ、と彼女に言いましたが、彼女は 巻き道のほうが「ラクに違いない」と このときは 信じていました。

ところが、思惑と違って、巻き道の長いこと。

でも、稜線に上がっていても天気が悪くどうせ何も見えないから、どっちでもいいや、と私は思っていました。

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まわりは、こんな景色でお花畑の中を進みます。

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いや~、ホントにきれい。

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クルマユリもたくさん。

雨はずっと降ってるけど。

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カラマツソウも一面に咲くときれいだな。

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そんな道を歩くこと1時間50分

やっと、双六分岐に着きました。

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はあ~長かった。

ここから小屋まで16分でした。

雷も遠くで鳴る中、やっと到着しました。

着いてから彼女が言うには、「あんなにかかるなら、稜線のほうが良かった」だって。

*

双六小屋は設備の整ったいい小屋で、私たちはおととしに続いて2回目でした。

食べ物は下界並みだし、強力な乾燥室はあるし、布団2枚敷くといっぱいな部屋だったけど、他の目を気にせずに着替えられるし・・・

私たちにはサイコーでしたね。

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こんな個室でも。

ちなみに薬師沢小屋は1枚の布団にひとり、水晶は1枚の布団にふたり寝ました。

*

登山4日目

さて、いよいよ最終日。

早起きして双六岳ピストンしてきてもいいよ、と言われましたが

往復2時間かかるので そんな元気無し。

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小屋の上に山頂付近がちらりと見えますが、未練無し。

とりあえず、今日は下るだけ。

下山は長いけどやっと下界に戻れます。

双六小屋6:45発

昨日はくたびれていた相棒も今日は元気いっぱいの様子。

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振り返ると、双六小屋の向こうに昨日登った鷲羽岳、左奥に水晶岳も見えます。

あんなところへ登ったんだな。

2年前にこの景色を見たときは、まさかその向こうの山に登るなんて、思いもしなかったのに・・・。

感慨深く、弓折岳の稜線を進みます。

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トウゲフキと槍ケ岳

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キヌガサソウの終わりかけ

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テガタチドリ

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タカネヤハズハハコ  ピンクがかわいい。

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コイワカガミ   中国地方の山にもあります。大山とか。

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お花畑

ピンク:ハクサンフウロ、白:ミヤマゼンコ?、黄:ミヤマキンポウゲ

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右がシモツケソウ。ピンクが濃い。

下山はスイスイ降りました。

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わさび平小屋12:27着。

ご褒美にスイカを食べました。

1/8切れが700円でしたが、半分に切ってもらってちょうどいい。

甘くておいしかった~

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それから、林道を1時間歩いて新穂高温泉着 14:15でした。

そこから、濃飛バスで高山へ。

高山の宿ではまず温泉。

4日間の山旅の汚れと疲れをさっぱり落しました。
夜は、飛騨牛を食べに、専門店へ。

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少し、待ったけれど柔らかくて美味しい飛騨牛を堪能しました。

*

ここで、山旅は終了。

気まぐれな天気に振り回された山行でしたが、よく42kmの距離、1日の標高差1000mを歩ききりました。

我ながら、良く頑張りました

          翌日の高山観光へつづく

憧れの雲ノ平~水晶岳~鷲羽岳縦走 その1

7月の終わりから、雲ノ平~水晶岳~鷲羽岳(北アルプス)を縦走してきました。

いつかは、歩きたいと思っていた憧れの雲ノ平。

北アルプスの中でも最深部で、ついに行くことができました。

今回は、私の30年以上になる登山の中でも、最も長い山旅です。

若いころは、年に1度信州に行けたら良い方で、みまさか山の会の中でも「軟弱」な部類に入る私の山旅。

でも、昔よりは少しずつ体力もついてきた模様・・・。

でも、年は取ってるからなあ・・・。

*

今回の相棒も、最近、いつもいっしょに登ってる彼女。

年は上だけど、とても元気。山を初めてまだ3~4年というところ。

今回、少しハードだけど、私の山旅につきあってくれることになりました。

*

津山から高速バスで京都へ。

そこから特急サンダーバードで金沢、北陸新幹線つるぎで富山へ。

この日は富山地鉄ホテル泊。

富山駅構内にある回転寿司のお店で富山寿司。

富山は回転寿司でもレベル高し!

去年の立山山行からハマっています。

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輝き7(セブン)という名の、富山駅限定のお寿司。

ノドグロ、アマエビ、ズワイガニ、シロエビ、ブリトロ、イカ・・・後は忘れちゃいましたが

新鮮なお寿司と、今が旬のシロエビのから揚げ。

そして、生ビール。

荒汁(魚やエビのアラから出しを取ったみそ汁)

超・美味しかった

*

登山1日目。

富山地鉄ホテルの玄関を出るとそこは バス停。

折立行きのバス5:30発に乗りました。

折立7:30着。

朝食のおにぎり2個と、インスタントのお味噌汁を食べます。

8:06出発

太郎平までは去年の薬師岳登山と同じ道。

天気は曇りだけど、暑くなくていい感じ。

新穂高温泉からの道よりもこっちの方が好き。

それで、登りにここを選びました。

三角点からは、こんな景色で、高山植物に癒されながら登ります。

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でも、残念だったのは、暖冬で雪解けが早く、夏の花は終わってました。

例年よりも1カ月ぐらい早いそうです。

これは、チングルマの花が終わって綿毛になったところです。

これが、一面に咲いていたら、どんなにきれいだったか!

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でも、他の花たちは咲いていました。

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ニッコウキスゲ。ちょっと群落になってました。

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タテヤマリンドウ

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ミヤマアキノキリンソウ

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エゾシオガマ


だんだんガスってきたので、突然、太郎平小屋が現れた、って感じでした。

12:42 太郎平小屋着

去年来たばかりですが、なぜか 懐かしい。

ここで、昼ごはん。

ミニカップ麺を食べます。

登山届は、折立では受け付けてなくて、ここで 出します。

富山の山岳警備隊も常駐してるので、危険個所などのアドバイスを受けます。

ただ、ポストに入れるだけよりもありがたい。

トイレを済ませて、13:22発

しばらく、こんな道が続きます。

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しばらく水平ですが、どんどん谷に下りて行きます。

まあ、ここから、薬師沢小屋までが長かった。

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ホソバノトリカブト。沢のほとりにたくさん。

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タテヤマリンドウ   株になって咲いていてかわいい。

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クロトウヒレン  ピンクと黒がおしゃれなイメージ


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イワイチョウ  一輪だけ ありました。

コースタイム2:15だというのですが、実際には休憩も含めて2:45もかかりました。

他の人もコースタイムよりも長かった、と言ってました。

まだかまだかと思いながらやっとついた薬師沢小屋。

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沢のほとりにたたずむ、こんなところです。

沢は清らかな水がふんだんに流れ、飲料水には不自由しません。

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バルコニーに寝転ぶと、真っ青な空。

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天気を心配していたけど、この分なら大丈夫そうです。

この日は、沢音の大きさに、同室のみんなのいびきも寝言もかき消され、熟睡することができました。

*

登山2日目

6:10薬師沢小屋発

まず、小屋のそばのつり橋を恐る恐る渡り・・・(私は高所恐怖症なので)

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いきなりのハシゴ、急登を2:20、予定通りのペースで雲ノ平へ。

同行者は、この急登がコタえた、と後になって言ってましたが

私は憧れの雲ノ平に着いたら、そんなことは 忘れてしまいました。

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去年登った薬師岳が見えるところでコーヒーブレイク

後は、ルンルン気分で雲ノ平小屋を目指す。

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たぶん、アラスカ庭園、というところ。

本当に誰かが作ったんじゃないかと思うような「庭園」に架けられた木道をたどります。

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黒部五郎岳、カッコいいなあ~。

いつか登りたい。

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あれは、立山じゃない?

そうだよ、きっと!

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あれが、今日の終点、水晶岳。

あんなところまで行くんだ!

そんなことを話しながら、気が付くと右手に雲ノ平山荘が。

10:35着

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なんだか、急に現れた感じでした。

ここが雲の平山荘。

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内部は木をふんだんに使った気持ちの良い小屋。

泊ってみたかったけど、ちょっと早すぎます。

ちょうどNHKの取材クルーが来ていました。

ここのバルコニーでお昼にします。

薬師沢小屋のちまき弁当が美味しかった!

11:12 お昼を済ませ、雲ノ平山荘を後にします。

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しばらく木道を歩きます。

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水晶岳が目の前に現れてきました。

なんて、きれいな山なんでしょう!

右肩に今日泊る水晶小屋も小さく見えます。

さすがに、北アルプスの最深部。

チングルマが綿毛にならずにまだ咲いています。

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ハクサンシャクナゲ(終わりがけ)

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これは、ミヤマダイコンソウ?

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たくさんありました。
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ハクサンイチゲ登場!

祖父(じい)岳が見えてきました。

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けど、天気はだんだん下り坂・・・。

祖父岳の分岐12:41着

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雨がパラつくようになり、レインスーツを着て、さらに登ります。

ケルンがいっぱいある山頂らしき場所。

たぶん、ここが山頂だよ、と名前の消えた標識の前で交替で写真を撮り終えたところで

ドッカーンと 雷鳴が。

すぐそばに落ちたような感じで私たちはびっくりして一目散に山頂を後にしました。

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雨はすぐ上がって、雲の隙間から明日行くワリモ岳と鷲羽岳が見えました。

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ミヤマシオガマ  今回の山行中で最も多く見たかもしれません。

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固まって咲くかわいいタカネツメクサ

ワリモ北分岐14:37 

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ちょっと雨が小やみになったので 休憩。

それから、またこつこつ歩き始めましたが

と、そのときでした。

目の前に雷鳥が!

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初めて見ました!

一羽だけでしたが、さすが雷鳥。

雷とともにやってきたんですね!

日本では特別天然記念物ですが、今年3月に行ったフィンランドのサーリセルカのレストランには雷鳥のステーキがありましたが、体調不良で食べることはできなかった!

また、雨が降り出しシトシトからザーザーへ・・・・降り続けます。

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ミヤマコゴメグサ

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イブキジャコウソウ

葉っぱをちぎって匂うと香ばしい匂いがします。

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タイツリオウギ  たくさんありました。

お花たちに慰められながら、やっとの思いで水晶小屋着は15:45でした。

小屋は満員、びしょ濡れでの到着でした。

                 つづく

2016年8月 7日 (日)

完成見学会と宿泊体験~海を見晴らす家

先月末、海を見晴らす家の完成見学会を開催しました。

当日は、快晴。

南面外観です。

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ウッドデッキからポーチを見ると・・・

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深い軒で、ゆったりとしたポーチです。

*

玄関土間は4帖大の広さ。

栗のベンチと式台。

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入って正面には丸窓と掛け障子。

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和の雰囲気です。

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一輪ざしを置ける棚です。

土間の奥には、シューズクローゼットがあります。

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玄関ホールからリビングに入ると・・・

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気持ちの良い空間・・・。

ダイニングから玄関方向を見ると・・・

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薪ストーブが存在感を発揮しています。

ダイニングキッチンからも海が見晴らせます。

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そして、LDKのサッシを全開すると・・・・

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気持ちいい~

瀬戸内の島々が眺められます。

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障子を閉めるとこんな感じ。

でも、隣地に面してないので、ほとんど閉めることはないそうです。

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ウッドデッキ、というよりも縁側、という感じ。

外壁より、985mm外に桁があり、さらに軒が出ているので、深い。

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カウンターの上には、グラス等を仕舞う両開きの棚もつけました。

カウンターのキッチン側は、引きだしになっています。

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ここは、食器用の引きだし。

向こう側は、分別のごみ箱を収納。(キャスター付き)

オーブンレンジを納めたスライド棚や、手前にお盆立て用の開き戸もつけました。

*

リビングの片隅には、ペットのワンちゃん(ミニチュアダックスフント)の部屋も。

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この扉は、上にあげてスライドして押し込むことができます。

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後、リビングから直接入れる3帖大のクローゼットがあったり

勝手口周りにも収納などの工夫が。

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脱衣室は、洗濯流しをつけ、作りつけの棚もあります。

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そして、お風呂からも、海一望。

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これは、気持ち良い

窓を大きくし、できるだけ下げました。

洗面は寝室の近くの廊下の一角にあります。

窓から雑木林が眺められます。

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サイド用の化粧ミラーBOX(TOTO製)

これは、開くと内部にも鏡があり、照明も自動的に付くというすぐれもの。P7230603

それに、サイドミラーは外の明るさを反射して、部屋がとても明るくなることを発見!

反対の廊下側から丸窓の掛け障子を見るとこんな感じ。

玄関ホールとの間仕切りになります。

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さて。

この週末、海辺で花火大会があり、住まい手ご夫妻にご招待していただきました。

私は、自分の設計した家に泊まるのは初めてでした。

夕暮れが、また、いい雰囲気なんです。

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このウッドデッキ。

廻り縁になっているから

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本当に気持ちいい!

棟梁の奥様や幼いお譲ちゃんたちも来られて、みんなで花火観賞会。

美味しいお酒とお料理もいただきました。

夜遅く、棟梁ご一家は帰られたのですが、私は泊めていただきました。

夜景を見ながら入浴。

そして、寝室を今日だけ、お借りしました。

これが、また、本当に気持ちいいお部屋で。

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ご主人が、本当に良く眠れるんですよ、とおっしゃっていたんですが

私も、朝まで一度も、目覚めず・・・・。

でも、にぎやかなセミの鳴き声で目が覚めました。(気密サッシなのでそんなに大きくは聞こえないですが)

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ダイニングへ行くと、掃き出しサッシを網戸にしていて

朝は、爽やかな風を入れながら、海を眺めるのが楽しみなんだそうです。

行きかう船やヨットも眺められ、トンビが上昇気流に乗って気持ちよさそうに飛んでいます。

この景色を見ているだけで、気持ちが癒されます。

ロケーションももちろん良いですが、それを生かした、居心地の良い住まいができました。

住まい手ご夫妻にも「とても満足しています」とのお言葉をいただきました。

今後も、外構工事等があり、たびたびお邪魔させていただきます。

良い家を設計させていただき、ありがとうございました。

これからも、よろしくお願いいたします

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