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恵 建築デザイン事務所

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2015年3月

2015年3月19日 (木)

設計依頼~プランニング~模型    ~瀬戸内に建つ平屋

昨年の夏。

遠方に住む方からの設計依頼がありました。

私のホームページを見てのご依頼です。

早速、打ち合わせを兼ねて現場へ。

瀬戸内海の海辺から数百mの住宅地です。

穏やかで風光明媚な瀬戸内海。

温暖で雪も降らないし、ゆったりと過ごすのに良さそうな場所です。

だいたい、岡山は災害が少なく、東北の震災以降、関東以北からの移住者がとても多い県です。

プランニングは、土地が45度近く東に振っているので、リビングの掃き出し戸を前面道路(南東)側だけではなく、西隣(南西)側にもつけることにしました。

道路側だけでしたら、午前中しか日が当たらないので。

リビングのコーナー全部が掃き出しの戸で、ここからは、朝から午後3時頃までは日差しが入ります。

また、この戸は、紙貼障子+ガラス戸+格子付き網戸を木製で作り、すべて戸袋の中に収納できるので、全開することも可能です。

その外には広めのウッドデッキも作り、広々した空間が外にも広がります。

Scan0191_2


こんな雰囲気のリビングダイニングです。

このパースにはないですが、中央に棟木を支える大黒柱を立てることにしました。

全体的にはプランは気に入っていただけましたが、寝室の近くにトイレと洗面所を付けて欲しいと言われ、これより少し変更になっています。

そして、秋に基本設計契約をさせていただきました。

12月に地盤調査を行いました。

海に近い場所で、海抜2m。

大昔には、埋め立て地だったようです。

地盤は柱状改良が必要なことがわかりました。

また、ハザードマップで確認すると台風時の高潮被害もあるらしく、近隣の新しい家と同様に50センチ程度の盛土と、基礎の立ち上がりを1mにすることとしました。

年が明けてから、メールと電話と郵便のやり取りで、設計・監理契約を結びました。

P3190252


模型ができました。

外壁は、瀬戸内海附近の民家に多い、本物の焼き杉板を張ることにしました。

住まいは、ご夫婦またはおひとりで暮らしやすい平屋。

玄関は、どうしても階段が必要なので、将来のためにウッドデッキの横に段差解消機をつけるスペースを設けています。

P3190263

中央の丸太の大黒柱を中心とした広々とした、私が「住みたい!」と 思えるようなプランです。

どの家でもそうなんですが、できあがるのを、すまい手より楽しみにしてるかも・・・

工事請負契約も終わり、いよいよ着工です!

工事は、地元に近いところで、若いけれど一から手刻みができる棟梁の工務店にお願いしました。

素敵な住まいの完成を目指して頑張ります!

2015年3月 7日 (土)

設計から棟上げまで~大屋根の家

 去年の9月から設計に取り掛かった大屋根の家の棟上げがありました。

家族は若いご夫婦と就学前の元気な男の子ふたり。

奥様のお父様が棟梁で、プロとして色々なご要望がありました。

設計に出された条件は・・・・

●ご主人からは、小さくて良いので書斎(ひとりになれる部屋)を作って欲しい。

●奥様は、吹き抜けのリビングを中心とした、子育てしやすい住まいに。

●棟梁からは、西日が入らないように西は大屋根を1階まで繋げたデザインに。

この棟梁とは、何度かいっしょにお仕事をしているので、だいたいのコンセプトは私と同じ。

とても丁寧な仕事で、木を生かした高性能の家をしっかり作られる方です。

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9月下旬に地盤調査を行いました。

造成地ですが切土なので、びっくりするぐらい硬い地盤でした。

P9290231

それから、実施設計に取り掛かり、融資のお手伝いもし、やっと工事着工にGOサインが出たのは、11月でした。

1月中旬に地鎮祭。

P1150232


午後からの地鎮祭でしたが、午前中はザーザー降りだったので、ラッキー!

1月下旬には基礎工事に入りました。

P1290215


配筋検査を行いました。

私は、基礎立上りの縦筋は必ず、フックをつけます。

木構造の第一人者の山辺先生の講義を聞いたときに、絶対、フックをつけたほうが強いと聞いたからです。

P1310273


そして、雪の舞う寒い日に土間のコンクリートを打ちました。

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それから、1ヶ月。

棟梁の手刻みで今日、やっと棟上げの運びとなりました。

数日前から、天気予報は雨模様。

でも、二日前に急に予報が晴れ時々曇り、に変わり安堵していたのですが、今朝起きてみると小雨が降ってるじゃありませんか!

でも、中止の連絡もないので、現場へ。

今は、雨は止んでいます。

P3070293

この写真は11時すぎですが、だいたい、大屋根以外は組みあがっています。

前日までに1階の構造用合板も張っていたので、段取りが早い。

P3070317


しかも、この棟梁の現場では、仮設でありながらしっかりした木製の直階段をこの段階で取り付けるので、2階に上り下りするのに、危なげがありません。

私も、2階に上がる時に、はしごで上がるよりは、安心して上がることができて助かります。

この場所は、本当はリビングの吹抜けのところで、本当の階段は、もっと奥に回り階段をつける予定です。

吹抜けですが、尾引きを取り付けているので、将来床を張って部屋にすることも可能です。

吹抜け周りの梁(胴差し)は、美しい地松で、これらは化粧で見せます。

そのため、金物もDボルトを使っていて、美しく丈夫です。

P3070322

大屋根部分は屋根裏部屋風ですが、洋室になるので、化粧の登り梁もあります。

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棟木や、モヤを取り付けています。

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お昼前には、モヤも取り付けられ、家の形ができました。

2階の床の構造用合板も張っています。

私は、昼からリフォームのお客様とショールームをご案内しての打ち合わせがあり、ひとまず失礼させていただきました。

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さて、夕方。

雨がひどくなってきたので、残念ですが、4時で終了ということになりました。

P3070357

もう、野地板は打ってあって、ブルーシートですっかり覆われていました。

お昼前に、若干の設計変更を提案し、施主も棟梁もOKだったので、その図面も直して渡すことができました。

今なら間に合う、という部分で、2階のトイレ位置を変え、洋室の収納が少し増えました。

これから、日々、着々とできていくのが、本当に楽しみです。

若いご夫婦と元気な子供たちがすくすくと育ち、幸せに暮らせますように・・・

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