南九州の山旅~ミヤマキリシマを訪ねて その1
5月下旬。
ミヤマキリシマを訪ねて、南九州の韓国岳と高千穂の峰に登ってきました。
九州新幹線のおかげで、津山を6時過ぎに出ても11時過ぎに鹿児島中央駅に到着です。
これは、博多で乗り換えた九州新幹線さくら。
外には、ツバメのマーク。
そっか~。
九州新幹線が鹿児島までつながる前に「リレーつばめ」として走っていた車両なんですね。800系らしい。
JR西日本の「さくら」(新大阪発)とは、全然違います。
内部は4列シートで、シートの貼り地は西陣織、木製の椅子はクスノキ製とか。
内装がシックで豪華です。
他の、通路や、サニタリーもゆったりしていて とても素敵でした。
さすが、JR九州です!
気持ちよい車両で、列車の旅も楽しめました。
さて、車内でおいしい弁当を食べて、あっという間に鹿児島中央駅着。
予約していたレンタカー屋さんへ行き、高速利用でえびのICへ。
途中で食糧を調達して、えびのエコミュージアムセンターへ。
そこに駐車して、韓国岳登山口へ。
天気は晴。
こんなに暑い、真昼間から登ることなんて 普通はないけれど。
3日で3つの山に登るのでしょうがない。
14:11出発です。
そこから、本当の登山口まで約15分かかります。
だんだん、高度をかせいで、振り返ると・・・
車を停めたエコミュージアムが見えます。
少し、雲が出てきたけれど、涼しくなってちょうどよい。
標識もきちんとあって、観光客でも迷うことはありません。
さすがジオパークを唱っているだけありますね。
瀬戸内海と同じく 最初の国立公園だそうですし。
5合目にはこんな案内板も。
7合目を過ぎるころから、周りは低木になり
ミヤマキリシマはまだだけど、ミツバツツジがキレイです。
8合目のあたりから、火口の淵には、落下防止の柵が・・・。
景色が、すごくなってきて、飽きません。
外輪山の端っこです。
火口の中をのぞくと・・・
すご~い!!
私たちは夢中で、崖の淵を歩きながら 上へ上へと進みます。
15:55 ついに 韓国岳山頂(1,700m)着。
外輪山の一番高いところです。
外輪山がぐるっと崖を形成しています。
雲が上がって、新燃岳が見えてきました。
高千穂の峰まで縦走路がありますが、2011年の噴火から、立ち入り禁止なんですよね。
見事な眺めを堪能して、下山開始。
大浪池が見えます。
火口池だということが よくわかります。
右手の台形の山が標高1276m
手前の白く見えるのが硫黄岳で 1317m
目の錯覚で、向こうの山の方が標高が高く見えます。
不思議だ・・・。
駐車場到着は 17:40でした。
*
それから、ドライブしながら、霧島温泉郷にある さくらさくら温泉へ。
以外に遠かったな。
硫黄のにおいがする、薄いブルーの濁り湯で、日帰り入浴は700円。
木立の中の露天風呂あり、美肌に効く泥パックありで、本当につるつるになるんです!
もっとゆっくり 美肌を追求したかったけど、今夜はテント。
早く行かないと日が暮れてしまう。
さっさと出て、お酒とつまみを調達するために、霧島神宮境内の食料品店経由で高千穂河原へ。
日はとっぷりと暮れてしまいましたが、暗闇の中でヘッドライト頼りにテントを張ります。
水洗トイレもあるし、避難豪のトンネルがあり、雨が降ったらこのなかへテントを引っ張って行けばいいかも・・・。
これは、翌朝の写真です。
今夜の夕飯は、スパゲティミートソース。
そして、ビールのおいしかったことと言ったら・・・
始めたのが遅かったので、10時頃までしゃべって就寝。
でも、私はまたしても 寝付けず、12時ごろ車に避難。
駐車場なので、他の車のひそひそ声や、何かわからないケモノの鳴き声がずっと続いて、にぎやかなんです。
やっと眠ることができました。
・・・つづく
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