基礎断熱と外張り断熱
今日は、越屋根の家へ。
施主さんが、セルフビルドで、基礎の立ち上がり内側に断熱材を張っています。
張り方は、お盆前に施工図を描いて、説明しておきました。
基礎の立ち上がりには、押出法ポリスチレンフォーム1種 50mm
基礎の床面・・・外壁より900mmまでは、25mmの断熱材。
基礎は、土台の上端まで、延ばしておきます。
大引や土台のところも、欠き込んで、上手に張っています。
*
今日は、2階の部分の外張り断熱も大工さんが張ってくれています。
これは、高性能フェノールフォーム保温版35mm。
屋根下地(外張り)にも、この50mmを張ってもらったので、サッシとのトレードオフで一応、次世代省エネ基準をクリアしています。
大工さんが、2階(ロフト~越屋根)部分の納まりのことで、屋根に上がってくれと言われるので、高いところは苦手なんですが、足場も階段もしっかりしてるので、シブシブ、上りました。
大工さんが、外壁通気層と断熱材の納まりについて 説明してくれました。
さすがに、この大工さんは、私の現場で外張り断熱は2軒目なので、文句をいいつつも、しっかりやってくれます。
でも、私は、下を見ると怖いので、屋根についてる滑り止めの木につかまっていて 気が気じゃありませんでした・・・。
桁面は、フェノバボードが張られていて、気密テープも付けられていました。
角には付け柱も。
外壁はこの上に通気層を作り、胴ぶちをまた直角につけ、ラス地を張って、モルタル塗り。
仕上げは漆喰塗りになります。
そのあたりが済まないと、瓦の葺き止めができないので、瓦工事がなかなか終わりません。
せっかくだから、ロフトの中の写真も撮りました。
ロフトの中は真壁で漆喰塗り仕上げ。
屋根は登り梁仕様です。
上部の窓で、熱を逃がすこともできます。
下部の窓は障子を入れる予定で、玄関やキッチンを見降ろすことができます。
そして、そこからの空気の流れを作り、ロフトの高窓で抜くのです。
まあ、気候のいいときの話ですが。
見下ろすと怖い。
手のひらや、足の裏にいっぱい汗をかいて、やっと下に降りました。
やれやれ・・・
*
土壁も乾いたので、しばらく止まっていた工事も、これからどんどん進みます。
頑張ります!
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