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恵 建築デザイン事務所

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2013年7月20日 (土)

土壁の熟成と裏返し塗り~越屋根の家

今日は、土壁の裏返し塗りをするので、見に行ってきました。

Img_8934 

泥コンを現場に置いて、2か月近くたちます。

時々、施主さんも練ってくれていました。

今日は、親方が、練っています。

表面は黄土色ですが、クワを入れてみると内部は灰色。

濃いグレイです。

空気に触れると茶色になるそうです。

においは、肥え貯めのような、くさいにおいになっていました。

わらがとけて、熟成が進んだ証拠です。

Img_8948 

で、また刻んだワラを入れて・・・

Img_8944

ひしゃくで水をかけ・・・

Img_8946

練っていきます。

それをネコ車に乗せて、現場へ。

Img_8937

「船」に移された泥コンを、ひとりが フライ返しの大型みたいなので ふたりのコテ板に順番に載せ・・・

どんどん 土壁が塗られて行きます。

Img_8958

貫伏せでわらを貼りつけてる様子です。

Img_8964

玄関脇に埋め込みポストをつけてもらっています。(これは、大工さん)

飛び出して見えるのは、外張り断熱で大壁にするから。

これぐらい、外壁が厚くなるのです。

約3週間前に塗った土壁の表側はすっかり乾いて、黄土色になっています。

塗る時は、濃いグレイ。

乾くと(空気に触れると)黄土色に変化します。

やはり、いい家は、時間がかかります。

じっくり、ゆっくり、作って行きます。

*

・・・・これに関して、ひとこと。

先日、元ハウスメーカーの営業の方とお話してたら、工期の話になり、その方がおっしゃるには、棟上げして1か月半で完成するのが「常識」だと言われました。(在来工法でも)

確かに、ローンを組んでいたら つなぎ融資も必要になるし、工期が長いと金利も余分にかかってしまいます。

でも。

私は、家をそんなにあわてて作りたくない。

そんな、張りぼての家を作ってないし。

(既製品の木製建具やサイディングもほとんど使わないので。)

この家は土壁なので、余分に時間がかかっていますが。

家は一生に一度の大きな買い物。

そんなにバタバタと、急いで作ってどうする?

じっくり考えて、腕の良い職人さんとともに、ちゃんと作りたいです。

そうすることに寄って、満足度の高い家ができると思います。

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越屋根の家(土壁で外張り断熱の家Ⅱ)」カテゴリの記事

コメント

暑い中お疲れ様です。

土壁の家は住んだ人にしかわからないと思います。

真夏の最中ですが、工事中の土壁の家でも 中に入ると涼しさが体感できます。

確実なデーターが取れればよいのですが。

そうですね。
でも、サッシを入れてないので、まだよくわかりませんが、屋根上の外張り断熱+通気層~棟換気のおかげで、この家は、結構涼しいのです。
左官さんたちにそのことを言うと、「それでか!それで2階のロフトの壁を塗りに上がった時に、暑くなかったんだ。」と、皆さんに言われましたよ。

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