棟上げ~越屋根の家
今日、西日本は梅雨入りしてしまいましたが、この前の土曜日は五月晴れ。
越屋根の家の棟上げでした。
9時20分ぐらいに行ったのですが、1階の柱はだいたい、建っていました。
ほぼ平屋の家なんですが・・・。
全部手刻みなんですが、棟梁がこだわってオリジナルの仕口をしているところも一部あり・・・(前回のブログで紹介)
施主がおられない、と思ったら、下で作業を手伝っておられました。
作業服で地下足袋なんで わからなかった・・
表の桁は、3本をつないで 端から端まで13mぐらいになるので、まず下でシャチを入れ・・・
金輪継ぎかな?と思ったら 尻挟み継ぎでした。
それを1本にして吊りあげ・・
1番南の桁になります。
今度は、その桁と通し柱をつなぎます。
通し柱は135ミリ角なんですが、欠き込がなるべく少なくなるように 棟梁が工夫してくださいました。
反対側も慎重に打ちこんで・・・。
次々に組み上がって行きます。
今、吊りあげているのは、2階(越屋根)の桁。
どうして、大工さんは、あんな高いところをスイスイ歩けるの?
カッコイイな~
2階の登り梁が入りました。
これも、カッコーイ~
*
夕方5時過ぎ。
だいたい、棟が上がったので、上棟式をしました。
棟梁が、裏に、私の名前と棟梁の名前を書いてくださいました。
これが、棟に取りつけられ、100年ぐらい後(?)まで、作った人の名前がわかるんですね。
2階ロフトの上に道板を敷いて、棟梁が祝詞をあげ、皆さんで拝まれました。
私は「女性は、上がっちゃいけないんですよ~」とか言って お断りしました。
だって 高いところは怖い。
床がもっとしっかりしないと、上りたくないです。
この写真は、足場から撮りましたけど、足場には階段も手すりもちゃんとありますから。
*
周囲の水田には水が張られ、建てたばかりの家も映っていました。(この写真は4時頃)
思い描いた設計通りの家ができますように頑張ります。
工事が無事、終了し、この家に住まれるご家族のご健康と、ご繁栄を心からお祈りいたします。
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