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恵 建築デザイン事務所

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2013年3月 9日 (土)

町屋(古民家)リフォーム その1 解体~構造補強

11月半ばから工事をしていた、町屋を店舗に改装する工事がついに完成しました。

作りは、町屋特有の、間口が狭く、奥行きが長い構造。

中庭や渡り廊下もあります。

何度か改装されていているのですが、町屋の雰囲気を生かした店舗(呉服+洋服販売)にしたいのです。

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外観は、屋根の上にパラペットがあり、昔は店舗であったと思われますが、数年間空き家でした。

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狭い通路のような玄関があり、廊下を通って洋室がひとつ。

和室が二間あります。

Img_4293

表の洋間は、30年ぐらい昔に流行った、2段天井。

この上の高さまでは、天井が取れます。

Img_4294

小さな床の間のある二間続きの和室の奥に縁側と、中庭を囲んだ渡り廊下があります。

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2階は、立派な床の間のある和室と、廊下を挟んでもうひとつ和室があります。

違いだなや、縦繁げ障子の雰囲気がとてもいいので、ここは、内装の更新だけにします。

*

撤去工事が始まりました。

天井をはがしてみると、とんでもない梁の組み方ををしているところがありました。

それらを、大工さんと相談して、納得できる組み方に直すことにします。

Img_5335

梁が低く組んであり、しかも、丸太材に近いので、壁を厚くしないと出てきてしまいます。

建具から上の壁を分厚くして、隠すことにしました。

Img_5338

床をはがすかどうか迷いましたが、やはり はがしてやりかえることにしました。

数年前の水害で、床上浸水しているので、その時撒かれた石灰が白く見えます。

土壁は落ちているし、こんな ガタガタで土のままの床下では、床組みのための束を立てることも無理です。

そのため、土間コンを打つことにしました。

土壁が落ちているところは、モルタルで補修しました。

Img_5363

この時点で、柱を取るところに補強梁を入れたり、痛んだ柱や土台を交換したり、しています。

Img_5528

全体に防湿シートを敷き、鉄筋コンクリートを打ちました。

土台は敷き土台(足固め方式)なので、それは、残しています。

つまり、基礎にはほとんど立ち上がりがありません。

アンカーボルトの設置が難しいので、代わりの金物を付けました。(一部、ホールダウン金物も)

玄関部分は撤去して、新たに建てるので、外壁部分の下部には御影石を敷きました。

Img_5554

玄関建具は両引き分けのアルミサッシなので、敷居用の石を入れています。

Img_5591

少しだし、平屋なので、人力で建て方をしました。

半日でここまでできましたが、雨模様なので瓦屋さんにゴムアスルーフィングを敷いてもらいました。

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耐震のために、右の外壁面の室内側に構造用合板を張りました。

この上に、フェノバボードを張り、その上にプラスターボード+クロスになります。

土壁なので、壁の内部には断熱材が入らないので、内張り断熱です。

筋交いも入らないので、構造用合板で補強しました。

床下の断熱材はミラフォームです。

このころ、式台を銘木屋に買いに行ったり、施主が、それに塗装をしてくれました。

次は、いよいよ内部の造作工事に入ります。

                               つづく

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