最近のトラックバック

恵 建築デザイン事務所

« 2012年8月 | トップページ | 2012年10月 »

2012年9月

2012年9月17日 (月)

静岡住まい博2012 リフォームセミナー

9月15日は、MOKスクールの講義が大阪であり、今回は断熱、温熱環境についての有意義な講義を受講しました。

大阪に宿泊し、翌日、今度はその足で静岡へ。

静岡県が主催する 静岡県住まい博2012の、セミナーの講師に呼んでいただきました。

Img_4387

会場は、静岡市のツインメッセ静岡・南館

その会場の一角でリフォームのセミナーをしました。

私の所属している岡山県建築士会女性部会で、今から6年前、私が部長をしていた時代に、一般向けのリフォームセミナーを4回に渡って開催しました。

その後、そのセミナーで使った資料を元に、一般の人がリフォームをするときにどんなことに気をつけたらいいか、ということを 小冊子「リフォームの手引き」(69ページ)にまとめました。

Img_4424

このときも、編集責任者として頑張りました。

その小冊子は、新聞に載せてもらって一般の人に無料で配布しました。

その後、そのことを建築士会の全国大会でブース展示をしたり、販売したりしたときに買って帰られた静岡の建築士会の人が、その冊子を元にセミナーをしてほしいと依頼があったのです。

今回、冊子の内容で 第1章「知っておこうリフォームの基本」と、第2章「心地よい住まいを作る」をセミナーするように依頼されました。

第1章を私が担当。第2章をふたつに分けて「サニタリー編」「キッチン編」を、同じ女性部会のふたりがやることになりました。

私のセミナーのテーマは

「新築とはここが違う!計画から完成まで~知っておきたいリフォームのポイント」です。

Img_4392 

会場にはたくさんのお客様。

皆さん、本当に熱心にメモを取りながら、聞いてくださいました。

セミナーは、リフォームの流れを、計画から、信頼できる業者の選び方、契約のポイント、工事が始まる前に気をつけたいこと、工事中の管理者について。完成後はどうすればよいか等、順番に話しました。

また、今回の一番のテーマ「新築とはここが違う!リフォーム工事のポイント」も。

次に、完成後には「見えなくなるポイント」として、構造や断熱、配管の話などをスライドを見てもらいながら説明。

最後に、ビフォーアフターの施工例の写真を見ていただきました。

30分の予定が10分ほどオーバーしてしまいましたが、最後のほうは立ち見も出る盛況!

100人近くおられたかもしれません。

でも、これは この後の子どもたち向けの「お菓子まき」コーナー目当ての人たちもいたからなんですけど・・・

終わってからも、しばらく会場にいるので、質問や相談を受けますよと司会者の人が言われたので、4組の人が待たれていて、お話させていただきました。

みなさんのお役に立てて、うれしかったですね。

****************

セミナーが終わったのでほっとして、会場を見てまわりました。

さすが、静岡。

耐震のテーマの展示が多かったように思います。

特に目を引いたのは、免振システム。

土台と基礎の間に空気を入れて2センチほど浮かす。

Img_4412

テレビで見たことは、あったのですが、実際に見てみるとびっくり。

本当に揺れないんですね~。

同じ台の上に載っているのに、右の水槽の水はものすごく波立ってる。

左の免振構造の方の水槽は、知らん顔。

すごい!と 思いました。

あれなら 地震が来ても怖くないわ。

他には、津波シェルターがあったり

Img_4406

鉄筋屋さんのブースがあったり・・・

Img_4400

この手前の金色の「キングキドラ」も鉄筋で作ってありました。

こんなの見たことない・・・・。

それと、子どもたちに大人気の恐竜コーナー

Img_4402

子どもたちの木で遊ぶコーナーもあちこちにありました。

Img_4410

建築系の高校や専門学校の作品コーナーもたくさんありました。

Img_4415

建築業界全体で、いろいろがんばってるな~と思いました。

岡山もがんばらなくちゃね。

*

その後、いっしょに行ったふたりのセミナーも聞いて、彼女たちはまだ見学してなかったので、私だけ一足先に帰らせていただきました。

彼女たちは県南なので、私のほうが、遠いから・・・。

疲れたけれど、有意義なセミナーができ、皆さんに喜んでもらえて良かったです。

2012年9月 1日 (土)

理想の寝室

理想の寝室とは?

究極はホテルの部屋を思い浮かべると良いと思います。

私は、出張等でホテルに泊まるたびに、必ず、部屋の写真を撮ります。

よく、泊まるホテルは、立地条件はもちろん大切ですが、居心地が良いことです。

それは、普段、自宅の寝室にも求められていることではないでしょうか?

*

Img_4513

この部屋は、大阪のアリエッタホテル。

ビジネスホテルなんですが、内装がとてもおしゃれで、女性に人気です。

シングルの部屋ですが、広がりを感じます。

広すぎず、狭すぎない。

一般家庭の寝室に求められる広さもこの程度では?

床はフローリング。

小さな冷蔵庫と机と鏡。テレビ。

大きめの窓。

Img_4512

お風呂はユニットバスではなくて、壁はおしゃれな市松模様のモザイクタイルです。

Img_4523

バスルームの入口も天井まである片引きの吊戸で、軽く開くので使い勝手もよく、部屋も広く見えます。

トイレ・バスルームからベッドまで直線なので、動きやすい。

理想の寝室はこんな感じではないでしょうか?

*

自宅の寝室や個室に専用のバスルームをつけるのは、スペース的に無理ですが、工夫次第で同じような使い勝手にできます。

私は、主寝室または高齢者室には、できるだけ、洗面・脱衣室をくっつけて設けるようにしています。

部屋から続けて行けると、部屋で服を脱いでついでにお風呂に入ることも可能だし、裸で部屋に戻ることもできます。

冬は、寒い廊下等通らずに部屋に戻ることもできます。

それと、洗面所が近くにあれば、朝の洗顔やひげそり、女性ならお化粧など、身支度がここで全部できるので便利です。

まあ、トイレは、家族も使うのでホテルのようにワンルームでないほうが良いですが、でも、やはり寝室近くが理想ですね。

夜中にトイレに行くときに、遠いのはイヤですもの。(私の自宅の不満点はコレ)

*

寝室にはウォークイン・クローゼットをつけて、衣替え不要な衣裳部屋を作りたいですね。

クローゼットの中には布団用のタナも必要です。

いくらベッドでも、夏は冬布団をしまうところがいりますので。

それと、寝室の南には、布団干しができるウッドデッキかバルコニーがあれば、いいですね。

Scan0036a

これは、熟年ご夫婦用の小さな平屋の住まいのプランです。

スペースが許せば、もう少し、収納が大きいほうが良いですけれど。

トイレの前のタナには、トイレットペーパー等の日用品や、買い置きの洗剤等をしまう場所になります。

机やパソコンコーナーが不要なら、この位置に収納を作ることもできます。

南の掃き出しサッシを開けて、洗面所の戸も開ければ、風が通っていくでしょう。

窓を開けたまま眠るには、サッシに通気性のあるシャッター雨戸をつければ大丈夫です。

高齢者の寝室は、このように、南に面して掃き出しをつけておけば、車いすになってもスロープを設けて、ここを出入口にすることも可能です。

南面の庭を眺めたり、ウッドデッキ方向からやってくる人とおしゃべりしたり。

終の棲家の寝室ですね。

以上、間取りの点から、考えました。

*

でも、忘れてならないのは 寝室の第一目的は眠ること。

良い睡眠がきちんと取れないと、疲れがとれません。

落ち着いて眠るには、1階よりも2階のほうが良いかもしれません。

その場合は、2階にトイレと洗面も必ず付けたい。

トイレをつける場合、どうせ、給排水配管が必要です。

ついでに トイレ用の手洗いだけでなく、小型の洗面台にしておけば、顔も洗えるし、薬も飲め、歯磨きもできます。

夫婦の寝室の場合、プライバシーにも配慮します。

子ども部屋より奥に寝室があるほうが、何かと便利でしょう。

子ども部屋との間は壁1枚ではなく、収納などをつけて、音にも配慮しましょう。

子どもは、中高生になると音楽を聞いたり、深夜まで活動しますから。

*

ご夫婦も中高年になると、夫婦別寝を希望される方が多くなります。

決して仲が悪いわけではなく、エアコンの室温調節や就寝時間、テレビ視聴の好みの問題、いびきがうるさくて眠れないから、等 長年連れ添ったご夫婦だからこそ、眠るときぐらい自由にしたい、とおっしゃられる方も。

ちょっとした音や光で、眠れなくなったりしますから。

でも、お互いの気配を感じる位置に配置して、「お~い」と呼べば返事ができるぐらいがベストですね。

*

1階の高齢者の寝室の上に子ども部屋や、主寝室が来るのもできれば避けたい。

どうしても、上に来る場合は、床に防音処理をしましょう。

仕事の関係で夜勤があったり、朝、ゆっくり眠りたいときは、紙貼り障子よりは、遮光カーテンが良いです。

和室の場合は、カーテンがインテリア的にどうか?という問題もありますが、「寝室」「個室」なら、まあ、いいのでしょう。

遮光カーテンも全然光を通さない1級遮光から、段階を追って 3級遮光まであり、遮光率が違います。

ただ、体内時計をリセットするには、朝日を浴びることだと言いますので、ちゃんと夜が明けることがわかるような程よい明るさが感じられるというのも大切だと思います。

今、気持ち良く目覚めるためにだんだん明るくなる照明スタンドなんかも、あるようです。

朝日がまぶしくて眠れないから、雨戸をつけて欲しいと言われ、後からつけたこともあります。(帰省した娘+孫 さんに言われて・・・)

*

人生の1/3は、寝室。

快適な睡眠と休息を取り、明日への活力を生み出したいものです。

« 2012年8月 | トップページ | 2012年10月 »

2022年11月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
無料ブログはココログ