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恵 建築デザイン事務所

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2012年8月

2012年8月19日 (日)

設計依頼~プラン~模型

2009年5月。

スローハウスⅡという、単発の住宅建築雑誌(MOOK)が、発行されました。

愛知、岐阜、三重、北陸、関西、岡山 という地域限定の雑誌。

http://www.slowhouse.jp/

Hyoushi_3

この雑誌に、2008年に完成した、美作市の「大黒柱のある家」を掲載していただきました。

その家は、直営工事で建築されたので、設計・監理だけではなく、現場管理(現場監督)もすべて、やらせていただきました。

こだわりのたくさん詰まった、土壁の家です。

*

今年の1月に、この雑誌を図書館でご覧になった愛知県在住の方が電話してきてくださって、2月に私が設計した「土壁で外張り断熱の家」をご案内しました。

岡山県北で、雪が1m近く積もっている場所にもかかわらず、室温は20度ありました。

Img_1197

朝、10時でしたが、昨夜薪ストーブを消してから、朝はまだ火をいれてない状態で、その暖かさに、驚かれ、「ぜひ、このような住まいを」と言われました。

~猛暑の今、この写真を見るとなんだか涼しくていいですね

クロス貼の壁と違って、土壁下地の漆喰塗ですから、土壁にストーブの熱を蓄熱してくれるのです。

完成直後よりも2度ぐらい、室温が上がりました。

もちろん、この家にも薪ストーブを設置予定です。

Scan0026

建てられるのは、岡山県内になります。

プランがほぼ決まり、先月、設計・監理契約をさせていただきました。

越屋根(内部はロフト)があり、廻り縁(ウッドデッキ)もありの平屋の住まいです。

現段階での、模型を作らせていただきました。

Img_4246

模型を作ると外観が良くわかり、とても気に入っていただけました。

でも、まだまだ、検討を重ねているので変更になりそうです。

なので、このままかどうかはわかりませんが、素晴らしい住まいにして行きたいと思います。

頑張ります

2012年8月15日 (水)

伯耆大山 ご来光登山

お盆前の土日。

みまさか山の会の仲間と伯耆大山にご来光登山へ行ってきました。

*

午後3時頃、下山キャンプ場から登山開始。

三合目を過ぎてから、雨が降り出し、レインスーツ着用。

六合目避難小屋前には、やみました。

でも、ガスっていて、展望は良くない。

黙々と登りました。

山頂避難小屋に、ほぼ予定通りの18:47着。

まだ、明るかったですが、小屋にはすごくたくさんの虫(ブト?)が。

今日はハーフパンツだったので、ものすごく刺されました。(20か所以上)

3日経っても、まだ、腫れあがっているし、大変です。

皆さん、夏山には虫よけスプレーと虫さされの薬は、必携ですよ。

*

さて、今日の夕食は 「スンドウフ」鍋。

スンドウフスープは、通常は豆腐と卵を入れるのですが、今日は キムチ鍋風に具だくさん。

キャベツ、もやし、ニラ、ブナシメジ、豚バラ肉、豆腐は重いので「ふ」を投入。

シメは、稲川うどん風細麺で。

大山避難小屋はソーラー発電があり、蓄電もしてあるのか、9時までは、蛍光灯が灯っていましたし、トイレは、一晩中、感知式の灯りがあったので、助かりました。

私たち7名の他には2名の先客があっただけでしたが、夜中の1時過ぎからどんどん登山者が上がってきていて、避難小屋に入ってきます。

ヘッドライトと話し声で、寝た気はしませんでした

私も何度かよその避難小屋には泊まりましたが、夜中にどんどん人が入ってくるなんてことはありません。

さすが、大山ですね。

夏は夜間登山が盛んなようです。

でも、真っ暗な中をヘッドランプつけて、3時間はキツイかも。

ほとんど眠れなかったけれど、4:40になったので みんなを促して、ご来光を見るために外へ。

寝る前は濃いガスでまったく見えなかったのに、風で吹き飛んだのか、上空は晴れて三日月がくっきり。

Img_4074_3

東の空が明るいです。

右のピークが剣が峰(1,729m)で、大山の最高峰。

一般的な大山山頂(小屋)があるところは、弥山(1,710m)ですが、ここから剣が峰へは、危険なので縦走禁止です。

Img_4089_4

中央に見えるのが 烏ケ仙(1,448m)。

ここも、10年以上前の地震で山頂の岩が崩れて登山禁止にはなっています。

それまでには、数回、登りましたけれど。

その向こうには、雲海が広がっています。

Img_4137   

北を見ると、ガスが晴れてきて、泊まった避難小屋が、見えます。

やはり、屋根にソーラーパネルがありました。

Img_4114

だいぶ、明るくなってきましたが、太陽はいったいどこから?

Img_4119

「出て来た!!」という声が、山頂表示板のそばで聞こえたので、行ってみたら真っ赤な太陽が・・・。

手前の山と、剣が峰の間から真っ赤な太陽がのぞいています。

周囲はまた、ガスってきましたが。

今回の山行は、大山山頂小屋に泊まってご来光を見よう!という私の提案だったので、リーダーも任されていて、目的を果たすことができ、ほっとしました。

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山頂の標識の右は、まるで、雲の海に木道が浮かんでいるようです。

晴れていれば、島根半島や日本海が見える方向かなあ?

*

小屋に帰って朝食です。

ワンタンスープにミニトマトの味噌漬けを入れて、スープを作り、おにぎりといっしょに美味しくいただきました。

小屋は、いつのまにか 大勢の人たちでにぎわっていました。

6:47下山開始

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木道の周囲には、ユートピア周辺にひけを取らないお花畑が広がります。

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朝露に濡れる、ピンクのかわいいシコクフウロ

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立派なシシウド。と、思っていたら、帰って調べたらシシウド属のエゾノヨロイグサというらしい。

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シモツケソウとコオニユリ

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サラシナショウマ

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ガスっていて、幻想的・・・

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どんどん下山します。

帰りは、五合目から元谷まで「行者コース」を下ることにします。

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気持ちの良いブナの林の中を、木道がつけられています。

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五合目の分岐から元谷まで、あっという間でした。40分ぐらいかな?

***

大神山神社に9:25

ほぼ予定通りに到着。

大山寺のとやま旅館のお風呂で汗を流した後、帰途につきました。

楽しかった!

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