お盆前の土日。
みまさか山の会の仲間と伯耆大山にご来光登山へ行ってきました。
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午後3時頃、下山キャンプ場から登山開始。
三合目を過ぎてから、雨が降り出し、レインスーツ着用。
六合目避難小屋前には、やみました。
でも、ガスっていて、展望は良くない。
黙々と登りました。
山頂避難小屋に、ほぼ予定通りの18:47着。
まだ、明るかったですが、小屋にはすごくたくさんの虫(ブト?)が。
今日はハーフパンツだったので、ものすごく刺されました。(20か所以上)
3日経っても、まだ、腫れあがっているし、大変です。
皆さん、夏山には虫よけスプレーと虫さされの薬は、必携ですよ。
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さて、今日の夕食は 「スンドウフ」鍋。
スンドウフスープは、通常は豆腐と卵を入れるのですが、今日は キムチ鍋風に具だくさん。
キャベツ、もやし、ニラ、ブナシメジ、豚バラ肉、豆腐は重いので「ふ」を投入。
シメは、稲川うどん風細麺で。
大山避難小屋はソーラー発電があり、蓄電もしてあるのか、9時までは、蛍光灯が灯っていましたし、トイレは、一晩中、感知式の灯りがあったので、助かりました。
私たち7名の他には2名の先客があっただけでしたが、夜中の1時過ぎからどんどん登山者が上がってきていて、避難小屋に入ってきます。
ヘッドライトと話し声で、寝た気はしませんでした
私も何度かよその避難小屋には泊まりましたが、夜中にどんどん人が入ってくるなんてことはありません。
さすが、大山ですね。
夏は夜間登山が盛んなようです。
でも、真っ暗な中をヘッドランプつけて、3時間はキツイかも。
ほとんど眠れなかったけれど、4:40になったので みんなを促して、ご来光を見るために外へ。
寝る前は濃いガスでまったく見えなかったのに、風で吹き飛んだのか、上空は晴れて三日月がくっきり。
東の空が明るいです。
右のピークが剣が峰(1,729m)で、大山の最高峰。
一般的な大山山頂(小屋)があるところは、弥山(1,710m)ですが、ここから剣が峰へは、危険なので縦走禁止です。
中央に見えるのが 烏ケ仙(1,448m)。
ここも、10年以上前の地震で山頂の岩が崩れて登山禁止にはなっています。
それまでには、数回、登りましたけれど。
その向こうには、雲海が広がっています。
北を見ると、ガスが晴れてきて、泊まった避難小屋が、見えます。
やはり、屋根にソーラーパネルがありました。
だいぶ、明るくなってきましたが、太陽はいったいどこから?
「出て来た!!」という声が、山頂表示板のそばで聞こえたので、行ってみたら真っ赤な太陽が・・・。
手前の山と、剣が峰の間から真っ赤な太陽がのぞいています。
周囲はまた、ガスってきましたが。
今回の山行は、大山山頂小屋に泊まってご来光を見よう!という私の提案だったので、リーダーも任されていて、目的を果たすことができ、ほっとしました。
山頂の標識の右は、まるで、雲の海に木道が浮かんでいるようです。
晴れていれば、島根半島や日本海が見える方向かなあ?
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小屋に帰って朝食です。
ワンタンスープにミニトマトの味噌漬けを入れて、スープを作り、おにぎりといっしょに美味しくいただきました。
小屋は、いつのまにか 大勢の人たちでにぎわっていました。
6:47下山開始
木道の周囲には、ユートピア周辺にひけを取らないお花畑が広がります。
朝露に濡れる、ピンクのかわいいシコクフウロ
立派なシシウド。と、思っていたら、帰って調べたらシシウド属のエゾノヨロイグサというらしい。
シモツケソウとコオニユリ
サラシナショウマ
ガスっていて、幻想的・・・
どんどん下山します。
帰りは、五合目から元谷まで「行者コース」を下ることにします。
気持ちの良いブナの林の中を、木道がつけられています。
五合目の分岐から元谷まで、あっという間でした。40分ぐらいかな?
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大神山神社に9:25
ほぼ予定通りに到着。
大山寺のとやま旅館のお風呂で汗を流した後、帰途につきました。
楽しかった!
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