最近のトラックバック

恵 建築デザイン事務所

« 2012年6月 | トップページ | 2012年8月 »

2012年7月

2012年7月23日 (月)

癒しの山歩き~岡山県立森林公園

    考えてみたら、もう、2か月も山へ行ってない。

忙しいとは言え、毎週土日もずっと仕事。

それも、深夜まで。

ストレス溜まりすぎ。

自宅にいたら、忙しいのでつい、事務所で仕事してしまう。

限界だ~!

・・・ということで、ひとりでふらりと、森林公園へ行ってきました。

午前中は来客があったので、昼前から。

1時間程度のドライブで行けるという立地条件に感謝。

*

Img_3826

12時過ぎに到着。

管理事務所です。

手前の駐車場に大型バスが停まっていたので、心配したけれど、管理事務所に一番近い駐車場は10台程度。

私の車も難なく停められました。

車を降りると清々しい空気!

来て良かった~

今日は、そんなに時間がないので、いつものコース。

もみじ滝~千軒平~県境尾根分岐経由で ぐるっと まわります。

Img_3966

いぼた園地には、たくさんの白い花~アカショウマです。

Img_3829

中央の広い道には、観光客の家族連れ等、ちらほら。

でも、今日は少ない。

午後から、雨が降る予報のせいかな?

本当の山好きの人たちは、もっと 登りがいのある山へ行ってるのでしょう。

Img_3834

おたからこう湿原の横を通って・・・

Img_3835

もみじ滝方向へ。

そろそろ登りになってきました。

Img_3837

着きました。

もみじ滝です。

先客の山ガール(若い女性)がふたりいましたが、私が行くと、天気を心配したのか、さっさと下山されました。

Img_3840

風で揺れるばかりで、イマイチピントがぼけていますが、ヤマホトトギスが咲いていました。

このころから、小雨がパラパラ。

でも、涼しくて気持ちいい。

温度計は20度です。

ここから、つづら折りの山道を登って行きます。

Img_3855

きたけ峰との分岐です。

Img_3860

時計を見ると、1時半で、そろそろお腹がすいてきたのでお昼にします。

雨が降ったらいけないので、大木の下で食べることに。

Img_3864

おにぎりと漬物と、うちでとれたミニトマトとミニカップうどん。

こんな粗食でも、山では美味しい。

ゆっくりおにぎりをほおばっていると、遠くから雨の音が。

木々の葉を揺らすやさしい雨?風?の音がサ~って聞こえてきます。

そろそろ、レインスーツ着ないとまずいかな?と思い、レインスーツとスパッツをつけます。

帽子は元々今日はおニューのレインハット。

でも、音の割には、あまり降ってこないので、ミニカップうどんも食べます。

そのうち、雨がやんで、薄日が射してきました。

食事も終わったので、千軒平を目指します。

蝉しぐれが聞こえたり、ホトトギスや、名前を知らないけど、素敵な声で鳴く鳥・・・・。

それも、すぐ近くにいます。

Img_3867

中央園路の分岐を過ぎて、千軒平への尾根道を歩くと

Img_3873 

ここは、アカモノの小道でした。

道の左右にはびっしりと赤い実をつけています。

花のときもかわいいけど、実もかわいいです。

Img_3870

これが、千軒平までずっと続きます。

着きました。

Img_3882

雲が下からどんどん湧いてきます。

さすが、標高1090mですね。

でも、本当に誰もいない。

夏休みの始まったばかりの日曜日だというのに。

Img_3877

ウツボグザの群落です。

そんなにかわいい形の花じゃないけど、まとまると、以外にキレイでした。

Img_3895

オカトラノオです。

千軒平から、もみじ平へ

Img_3916

ガスって幻想的な道をゆっくり歩きます。

周囲は濃いブルーのヤマアジサイたち。

Img_3921

本当は、もっともっと濃いブルーなんですが、写真に撮るとどうしても、白っぽく写ってしまいます。

Img_3928

もみじ平に着きました。右奥に、ログハウスの避難小屋があります。

そんないいもんじゃ ありませんが。(作業小屋らしい)

Img_3939

雨は降ってないですが、ガスってなんかいい感じ。

落ち着く、というか、癒される~

ここからの県境尾根の道は、「花束ロード」でした。

道の両脇に花束のような、白い花の群落・・・・。

Img_3950

チョウチョや、蜂たちがいっぱい。

Img_3945

この花は、ヒヨドリバナと言うそうです。

調べてみたら 秋の花らしいけれど・・・。

チョウは、アサギマダラ。

花もたくさん咲いていたけど、アサギマダラもたくさんいました。

Img_3952

避難小屋が見えたら分岐です。

今日は時間が無いので、右に折れ下山します。

Img_3954

後は、こんな道をひたすら下れば、中央園地へ続く道へ出ます。

以外に早く降りられます。

私の足で17分ほどでした。

Img_3957

後は、平坦な広い道を1kmほど歩きます。

Img_3960

途中には小川を何度か渡ります。

でも、本当に、人に会わなかったなあ。

こんなに素敵な場所なのに。

*

帰りは、山道を北へ向けて帰り、上斎原温泉「このか」で 汗を流しました。

すっかりリフレッシュできました。

これで、また、仕事を頑張れそうです。

2012年7月15日 (日)

日本の美しい木製建具~美作桧と杉の既製品建具

昨日は、私の所属している、「木の国美作ネットワーク」の見学会に参加してきました。

でも、忙しいので半日だけの参加です。

初めに、古民家を再生して、5年経過した家へ。

そこは、住まれているので、写真は載せませんが、とても参考になりました。

でも、一番美しいなと思ったのは、昔のままにしてあると言われた、奥の間(客間)の書院建具でした。

そして、幾重にも重なった古い梁をあらわした吹抜けです。

つまり、昔からの日本の住まいは美しいのです。

古民家を再生するということは、日本の住まいの美しさを再確認することだな、と思いました。

*

次に、美作産の杉・桧材の既製品建具を作られている「株式会社イマガワ」さんへ。

Img_3800

10年ぐらい前に、ここに工場を移転したときに来たことはあるんですが、そのころ、今のような既製品の無垢材の建具を始めたばかりのようでした。

私が、この業界に入ったころ(30年ぐらい前)は、私の行ってた住宅会社のすぐ近くに工場があり、今の社長がよく営業に来られていました。

そのころは、普通のオーダー建具・造り付けの家具屋さんでした。

設計担当者がデザインした図面を渡し、見積もりをしてもらって 作成していました。

今でも、私の部屋にある、本棚兼飾り棚は「イマガワ」製。

チークの練り付け合板張りです。(現在も使用中)

でも、この造作家具はフラッシュなので内部が空洞。(そこそこ値段は高かったのに)

そのころは、まだ 国産(植林)の杉や桧が育ってなくて、高価。

洋風建具は、南洋桜等、和風建具はスプルース等が一般的でした。

年月が経ち、植林された杉・桧は 建築材としての使い頃の 60~70年生に育っています。

でも、外材に押されて、需要が伸びないので、すごく良質な木材が、安く手に入るのです。

岡山県北の美作桧・杉材も良質で、値段もそんなに高くないのです。

(一般の人たちは それを知らない。)

イマガワさんも、そこに 着目されたのだと思います。

美作産の無垢の杉やヒノキを使って、品質の良い既製品建具を作られているのです。

Img_3794

工場2階のショールームには、2010年にグッドデザイン賞を受賞した「漣(れん)」が、展示してありました。

ガラスは入っていませんので、最近の高断熱仕様の家向きですね。

とても、美しいです。

工場見学をさせていただいたときに見せていただいた、作成中の「漣」です。

職人さんがひとつひとつ手作りされています。

最後の組立てだけは、手作業だそうです。

Img_3793

格子は、建具の厚みがあります。

美しい木の建具は、見ているだけでうっとりします。

また、その他の建具も・・・・。

Img_3796

右端の建具は、きざみシリーズ。

木を横はぎにした集成材でリブ加工していますので、集成材とは、わからないような、美しい建具です。

たくさん出る端材を無駄にしないために考え出されたそうです。

また、左のふたつは今年の新製品の、桧建具シリーズ「華音(カノン)」。

角が留め加工(角が45度)小口がほとんど外部に出ないので、丈夫だそうです。

*

私は、既製品の室内建具はほとんど使わず、建具屋さん(建具職人)にオーダーするのですが、「イマガワ」さんの建具は全て、美作桧や杉を使った無垢の建具で、金物にもこだわっていいものを使っているので、これなら、使ってみたいと思いました。

地元津山にこんなにいいものが作られているのに、岡山県への出荷数は全体の3%程度で、多くは、関東、関西などの大消費地へ。

今は、全国の無垢の木を生かした家づくりをしている中小の工務店さんが取引先で、その数は1000社ぐらいあるそうです。

一般の既製品建具よりは、高めですが、それだけの価値はあります。

リビングとか、ここぞ、というところに使えば、映えるでしょう。

もっともっと みんなに知って欲しいと思いました。

*

株式会社イマガワ  http://www.k-imagawa.co.jp/index.html    

2012年7月11日 (水)

消費税増税と家づくり

今日はまた、梅雨模様。

小雨が降っています。

我が家の裏のJRの土手に咲くヤブカンゾウ。

オレンジ色の大輪の花が、今、満開です。

年々増えているような気がします。

Img_3676

さて。

消費税増税がほぼ、確実になってきましたね。

私の近辺でも、家を建てられる方が、消費税増税前に、と思っている方が多くおられます。

多くは、来年春着工、のようです。

春は年度初めなので、「県産材」の補助金等ももらえる確率が高いし。

岡山県の場合、初め(9月頃まで)は先着順です。

参考HP http://www.pref.okayama.jp/page/detail-93903.html 

県北の多くの市町村では、県産材補助金をもらった場合、プラスアルファ―で20~30万円の補助金も出しましょう、というところが多いですから、県の補助金と合せると 50万円ぐらいになることが多いです。(詳しくは建築予定の市町村にお問い合わせを)

木造の家を建てる方には、大きなメリットです。

*

昨日も知り合いの工務店さんとお話しましたが、消費税が上がれば、家を建てる人はほとんどいなくなるんじゃないか?と いうことで、このまま この業界にいてやっていけるのか?と将来を考えて悩んでおられました。

建設業界は、数年前の姉歯事件を発端として、いろいろ改革が行われました。

確認申請も、以前より大変になり、前は自分の工務店とかに建築士がいれば、事務所登録もしてあり、自社でプランニングし、図面も作成して確認申請を出す、というのがほとんどでしたが

今は、あまりにも書類関連が難しくなり、そういうところに力を入れるよりも、そこが得意なプロにお願いして、現場管理など工事の方に力を注いで行きたいという工務店さんが多くなってきています。

昔は普通に建っていた、小規模の鉄骨造の建物(構造計算が必要なもの)が、非常にやりにくく(面倒くさく)なりました。

小さな鉄工所は、どんどん廃業されています。

また、公共工事も激減していますから、公共工事を中心に仕事をしていた建設業者は、廃業や、民間にシフトしていかざるをえなくなっています。

今まで、木造住宅などほとんどやってこなかった、建設会社が、フランチャイズに入り、広告を打ち、営業を始めて行くことも、多くなっています。

つまり、従来から、地元の工務店として住宅建設を中心としてがんばってきた 中小の工務店や大工さんは、よほどしっかりした設計力や、技術力がないと 大手のハウスメーカーや安売りのフランチャイズ関係に仕事を持って行かれてしまいます。

そんなことを考えていると、将来が不安になる気持ちも良くわかります。

*

さて、ここまでは家を作る側からのお話でしたが、施主側のお話では、大問題が消費税。

「家は買うものではなく、作るもの」です。

建て売り住宅や、マンションなど すでにある物を見て、金額(定価?)を考える人にとっては、増税ギリギリで買えば済むかもしれません。

でも、家は「作るもの」。

ハウスメーカー等ほとんどの家は、夫婦と子ども2~3人の標準家族を想定して設計されています。

もちろん、建て売り住宅やマンションなどもそうです。

でも、今、この「標準家族」というのが、「標準」では なくなってきてるんですよね。

大多数ではない。

夫婦だけの世帯や、ひとり親と子、または夫婦とその親、そして 一人暮らしの人も増えています。

だから、標準家庭想定の家では大きすぎたり、実情に合わない場合が多いと考えられます。

終の棲家を考えている人も多いです。

今、言ってた人たちはみんな新築するというわけではなく、リフォームする方も多いと思います。

でも、どちらにしても消費税がかかる。

今でも2千万の家に100万の消費税が、200万になるわけですから、増税前に何とかしたい、という気持ちはよくわかります。

*

ネット等でいろいろ読んでいると、「今すぐ建てた方がいい」「いや、あわてると家づくりに失敗する」と、いろいろな意見があります。

消費税増税の代わりに住宅ローン減税とかもあるので、大丈夫、という意見もありますが、住宅ローンでリフォームや新築しない人には関係ないし、税金をあまり払って無い人(高齢者や給与が少なく扶養家族の多い人)には、あまり関係のない話です。

実際、私のお施主さんで、リフォームをする方は、ローンを組まれる方は少なく、手持ちのお金でされることが多いのです。

特に、中高年以上の方は、ローンを組まれません。(年齢的に長期ローンは無理だし、ある程度お金を持っておられます。)

そんなことをいろいろ考えていると、そういう人は今するべきなのかな、と 思います。

それと、聞くとみんな「来年」と 言われていますが、実際に来年には、駆け込み需要で、職人の不足や順番待ちが起きるとも考えられます。

一時的に売り手市場になるかもしれません。

まあ、増税後は大幅な落ち込みがありそうなので、その分もできるだけ、稼いでおこうと思われるかもしれません。

*

本当に居心地の良い家を建てたい、リフォームしたいと思われているなら、じっくり考えることが不可欠です。

まず、立地条件や周囲の環境をよく考慮して、その場所に最適な家をつくること。

住まい手(家族)にとっても、お仕着せでなく、一番適切なプランを考えること。

10年先、20年先のことも考慮する。

そういう、設計力がある工務店や設計事務所を選ぶ。

でも、そんなことをするには、やはり時間が必要なので、設計期間は最低でも、3か月欲しい。

そりゃ、中には初めてお会いしてから1か月で着工した、なんて家もないことはないですが・・・。

う~ん。でも、それは、失敗が多そう。

あわてないで、でも、そこそこ勢いに乗ってやる、ということが大切かもしれませんね。

担当者との相性も大事ですし。

家を建てる、リフォームする方。

消費税増税前にと考えられているなら、お早めに。

« 2012年6月 | トップページ | 2012年8月 »

2022年11月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
無料ブログはココログ