建築展 ~子どもたちで組立てた、木造キットハウス 他
6月23~24日。
岡山県建築士会津山支部50周年記念の建築展が、開催されました。
おかげ様で、結構、にぎわいました。
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まず、1日目の目玉は、子どもたちによる美作桧・杉のキットハウスの組立て。
幼稚園の年長~小学校6年生までの子どもたちが、16名集まりました。
入口の一番目立つ場所に養生シートを敷き、土台を敷きます。
土台の上に1本目の柱を立てます。
柱の下の赤いところは金物で、ドリフトピンで留めて行きます。
木づちでコンコンコン・・・・・。
会場全体に大きな音が響きます。
大人に手伝ってもらいながら、梁を持ちあげます。
木づちでコンコンコン・・・・
こっちは、別の女の子。
とても、楽しそう・・・
中間の柱は横から打つから ちょっと難しい。
だいぶ、形になってきました。
この子は、大工さんの息子。
棟の下の小屋束を取りつけ中。
もちろん、将来の夢はお父さんのような大工さんになること。
だから、真剣です。
屋根のパネルは重いので、大人が取りつけます。
この屋根パネルには、断熱材も入っているそうです。
今度は、壁の板を落とし込みます。
みんなで持ってくるので、早い早い。
「私だって、上手に入れられるわ。」
あっと言う間に、こんなにできちゃった。
大人の人が窓をつけてくれています。
ドアがついたら、今度は、床板を運んで敷きます。
ついに、完成。
「ブランコまで、あるの。楽しいな。」
「次は、僕に代わってね。」
*
このキットハウスは、バラバラになるので、被災地に運んで、仮設のお風呂とかにも使えるそうです。
大人気のイベントでした。
かかった時間は1時間半でした。
提供してくださったのは「ハウジング山陽」さま。
ありがとうございました。
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午後は、津山工業高校建築科生徒対象の住宅コンペの表彰式が行われました。
未来の建築家の卵たち。
がんばれ~。
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2日目の目玉は、岡山県消防署提供の、地震体験車両。
私も震度7を、体験させていただきました。
たった、15秒なのに、揺れ方のすさまじいこと。
こんなのが不意に来たら・・・・と思うと、東北の大震災に遭った方々のことを思わずにはいられません。
今回参加した企業(建材メーカー等)のスタッフにも、全員体験していただきました。
真剣に住まいの耐震を考えて行かなければ、と 強く思いました。
*
ご来場くださった皆さま。
ありがとうございました。
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