ブナの原生林の新緑を満喫~鷲峰山(鳥取県)
快晴の5月5日。
以前から登ってみたかった、鷲峰山(じゅうぼうやま)へ、行ってきました。
標高は920mですが、登山口からの標高差が大きく、登りがいのある山とガイドブックには書かれています。
片道2時間半のコースタイムは、よく登る那岐山よりもハードみたい。
*
三朝温泉を通り、三徳山投げ入れ堂のそばを通る県道鹿野線経由で登山口へ。
山越え途中の佐谷展望台からは、鷲峰山の全貌が見えました。
確かに、鷲が羽を広げた格好です。
大周りになりましたが、安蔵森林公園オートキャンプ場から登ります。
キャンプ場はGWとあって、家族連れでいっぱい。
駐車場の後ろに鷲峰山登山口の立て札が。
そこから、コンクリート舗装された道を上がると5分も経たないうちに展望台へ行く道との分岐があります。
その道をたどって行くと、山を巻くように、徐々に下山する感じ。
大きな葉っぱのサンカヨウの群落が。
道はこんな感じ。
なだらかです。
30分ほど歩くと、河内登山口からの出合い、安蔵峠に着きました。
7~8分休んでから、頂上方向へ。
ゆるやかな木の階段を登って行くと6~7分ほどで、高圧鉄塔が現れます。
高圧電線の下を通り、しばらく なだらかな道。
と、思っていたら、このコース最大の急登が現れる。
延々と急な階段が続きますが、そのそばには、イカリソウがたくさん咲いていて慰められました。
かわいいチゴユリもちらほら
急登を喘いで登り、やっと標高712m地点に着きました。
まわりは、目に染みるような新緑・・・
美しすぎる・・・・・
それを、時々、立ち止まって眺めながら、さらに登ります。
鷲の肩のところまで登ったのでしょう。
後は、アップダウンを繰り返しながら、延々と長い尾根道を歩きます。
標高790m地点に着きました。
だんだん、周りにはブナの原生林が・・・。
素晴らしい、ブナの原生林の大木。
このようなブナが、結構たくさんあります。
岡山県では新庄村の毛無山が有名ですが、こんなに素晴らしいブナの原生林がここにもあったとは!
12時半になっていたので、おにぎりを一個だけ食べました。
まだ、ツツジが咲いていました。
ミツバツツジかな?
濃いピンクがきれいです。
低山のツツジとは、ちょっと色が違いますね。
オオカメノキの花です。
白とグリーンが清々しいですね。
山頂のすぐ手前。
鷲峰キャンプ場からの登山道の出合いですね。
すぐ、2等三角点がありました。
山頂広場のほうが低いので、広場に行っても「鷲峰山山頂」という標識はありませんでした。
こんなあずまや兼展望台はありましたけど。
天気が良すぎるせいか、かすんでいて、湖山池や鳥取砂丘は 見えませんでした。(本来なら見えるそうです。)
途中、登山の人に3名しか会わなかったので、山頂もいないかもしれないと思いましたが、家族連れ等、20名ぐらいはおられました。
私たちとは違うコースを登ってきたようです。(違う方向に降りていたので)
こんな標識はありました。
おにぎりは食べたので、カップ麺を食べて、下山です。
足元には、かわいい、イワカガミもいくつか咲いていました。
だいぶ下山してから、エンレイソウもありました。
ハシリドコロ。根に毒があるんでしたっけ。
ヤマルリソウ。
かわいい~
群生していて、初めて見ました。
他にも、ミヤマカタバミやスミレもたくさんありました。
*
というわけで、下山は早かった。
天気も良かったし、楽しい山でした。
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参考コースタイム(登りは写真を撮りながらゆっくりです。下山は普通かな。)
安蔵森林公園(オートキャンプ場)登山口 10:46 --- 11:13安蔵峠(分岐)11:25 --- 11:58 (712m地点) --- 12:38(790m地点)おにぎり --- 13:25 山頂広場
14:07 山頂広場 --- 14:33(790m地点) --- 14:53(712m地点) --- 15:09安蔵峠(分岐)15:19 --- 15:51 登山口
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