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恵 建築デザイン事務所

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2011年11月28日 (月)

愛媛の建築見学会

この前の日曜日。

岡山県建築士会津山支部の研修旅行で、愛媛県へ日帰りで行ってきました。

朝 6時40分 津山を出発。

岡山道~山陽道~瀬戸中央自動車道~愛媛道~を通って、到着は予定通り 10時すぎ。

伊丹十三記念館です。

設計は中村好文氏。

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外観は真っ黒な箱のようなデザイン。

幅がランダムな焼杉板の縦張りです。

中村好文氏は木造住宅を多く手掛けられている方。

どこか、温かみのあるデザインです。

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建物は□型になっており 、中庭の桂の木が 黄葉していて美しい。

この木の葉を拾ってにおいを嗅いでみると、甘いお菓子のような香りがします。

かわいかったのが、ガラス。

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伊丹十三氏の映画監督としての代表作でもある「たんぽぽ」

そして、奥まったところにあるカフェ「たんぽぽ」からの眺め。

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とても落ち着くスペースです。

カフェオススメのチーズケーキとジンジャーティーをいただきました。

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チーズケーキはアーモンドの粒粒のようなものが入っていて、チーズとのコラボが とても、美味しかったです!

ジンジャーティーには、しょうがの砂糖漬けも添えられていました。

トイレのモザイクタイルも「たんぽぽ」色。

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温かみのある色ですね~。

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そこで、ゆったりした時間を過ごした後、次は・・・・

松山城すぐ横にある「坂の上の雲ミュージアム」

今、NHKで、スペシャルドラマ 第3部の放送が始まりますね。

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設計は安藤忠雄氏。

長いスロープのアプローチを歩いて行く。

振り返ってみると・・・

Img_7973

ガラス張りなので、周囲の緑が写って、景観に溶け込んでいます。

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途中の踊り場に支えのない、空中階段です。

施工が大変だったろうな~

ミュージアムは、建物の周囲をぐるぐるとスロープに沿って回りながら

展示を見るような造りです。

安東忠雄氏の設計の成羽町美術館とか、表参道ヒルズとか、こういうスロープで回遊式に通路を付けられることが多いですね。

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西面の回廊からは、松山城址の中腹に建つ「萬翠荘」の瀟洒な建物が美しい。

「あの建物も見てみたいね。」ということになり、今日の参加者の女性3人組で、見に行きました。

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この建物は、大正11年の建築で旧松山藩主久松定謨伯爵の別邸として建てられたそうです。

私も各地の洋館を見て回りましたが、かなりレベルが高いです。

なんか、ちょっとベルサイユ宮殿ぽいと思ったら、陸軍駐在武官としてフランス生活が長かった人で、それで、ロココ調なんだそうです。

設計は日本人で、木子七郎氏。

愛媛県庁舎本館なども設計されているそうです。

玄関前から見上げると、外観も凝った作りで美しい。

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玄関に 入って正面の階段踊り場にある、ステンドグラスが素晴らしい。

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海を渡る帆船が描かれています。

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2階は、皇族や昭和天皇も泊ったことがあるそうで、とても しっとりした 白を基調としたインテリア。

各部屋に暖炉もあり、その上にはベルギー製の鏡が。

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1階の大広間の天井は、チーク製の格天井。

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また、別のゲストルームは白を基調としており、天井は漆喰塗。

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今にもお姫様が出てきそう。

正岡子規が夏目漱石と俳句を語った「愚陀佛庵」もすぐそばにあり、もう少しゆっくり見学したかったのですが、集合時間が迫っているので、ランチを食べに行きました。

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東急ホテルのランチバイキング。

たった1200円で豪華ランチ(ローストビーフがひとり一皿ついている)を、頂きました。

とても、美味しかった

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坊っちゃん列車にも遭遇。

路面電車の軌道を走っています。(電車ではなくて汽車です)

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次は、バスに乗り、山の中のグネグネ道を1時間。

やっと今治市に到着。しまなみ海道の南端、来島海峡大橋を通って、大三島へ。

この、大三島に、今治市伊藤豊雄建築ミュージアムがあります。

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これは、スティールハットと呼ばれる作品。

内部は・・・

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床にクッションがあり、ごろりと横になって観賞する。

1階にはサロンと呼ばれる、海に開かれたスペースも。

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次にシルバーハットという 住宅。(自邸)

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都会に建ててあったものを 移築しようとしたが、無理で、同じものを建てたそうです。

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内部はこんな感じ。

セミナーハウス?みたい。

ここは、すべてオープンスペースで、外気に面しています。

天気が悪い日は厳しいかも。

でも、ロケーションが素晴らしい。

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2階からの眺め。

ここは、ガラスが入っています。

天井の三角もちゃんと開く窓。

でも、天井は直接の屋根の裏なので、断熱材とかいっさい、ありません。

冬は寒くて、夏は暑そう・・・。

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この日のように、気候のいいときには(!)ここに座って、ゆっくりと 夕陽の沈むのを見ていたいですね。

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階下は、ギャラリー(図書閲覧スペース)になっています。

スティールハットとシルバーハットは、遊歩道で結ばれていて、ミカン畑の穏やかな丘陵に建っていました。

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秋の日の早い夕暮れがせまっています。

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夕陽を見ながら しまなみ海道を通って 帰途につきました。

日帰りなので、500kmも走り、バスに乗っている時間も多かったですが、結構ゆったりでき、その建築の空気感を感じることができ、いい見学会でした。

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