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恵 建築デザイン事務所

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2011年7月23日 (土)

裸足のしあわせ

去年の9月に事務所のリフォームが完成して、もうすぐ1年。

夏を迎えて、裸足の気持ちよさを満喫しています。

Img_5379

事務所の床は智頭杉の30㎜。

匠の塗油(エゴマ油が主成分)のオイルフィニッシュ仕上げ。

この、柔らかな、肌当りの気持ちよさは、杉板ならでは。

確かに傷は付きやすいです。

あちこちに、深い傷もあります。(物を落としたりして)

でも、この気持ち良さは捨てがたい。

冬は、さすがに裸足では歩きませんが、複合フローリングの床に比べて断然温かいと思います。

でも、傷付きやすいので、リビングの床等には、桧のフローリングを勧めることが多いです。

Img_2289a

これは、桧のフローリングにオイルを塗っているところです。

まだ、乾いてないので、塗れ色ですが。

桧は、薄いピンクの木目が美しい。

乾くとこんな感じ。

塗膜を作らないオイル塗料ならでは。

Img_2484a

乾くと、塗ってないみたいだけど、ちゃんと汚れをはじきます。

この写真は完成したばかりだけど、これから、どんどん色は変わって行きます。

紫外線や、家族の足で、いい色に変っていく。

それが、楽しみ。

私は、地元の木で、針葉樹の杉や桧を使うことが多いですが、一般的に針葉樹は柔らかい。

広葉樹にしておけば、針葉樹よりは硬いので、多少は傷つきにくいと思います。

傷つきやすい=柔らかい=温かい

傷つきにくい=硬い=冷たい

という関係です。

熱伝導率は、杉は0.08、桧は0.11だそうです。

ちなみにコンクリートは0.86、鉄は347。

断熱材のグラスウールの10kg(一番安いもの)は、0.052です。

熱伝導率というのは、熱の伝わりやすさを示す数値で、大きいほど、伝わりやすいということになります。

断熱材の性能で言えば、数字が小さいほうが、熱が伝わりにくい=断熱性能が良い ということです。

もちろん、材料の厚みによっても変わりますが。

下の写真は、うちの事務所で左半分は杉のうづくり(木材に圧力をかけて木目を浮き出させている)

ざらっとして、足ざわりも気持ち良いし、すべりにくい。

ちょうど、キャスター付の椅子を使うところなので、少しでも傷つきにくくなれば、と思い、張ってもらいました。

右半分は、普通のフローリング。節もあまりないところです。

きれいだけど、傷は付きやすいです。

Img_5380

床暖房も、一時、はやったけれど、今はそれよりも 裸足で歩いて気持ち良い床を目指しています。

床暖房って、設置しても、ランニングコストがかかるからと言って、あんまりつけないの。

後から、施主さんのうちに行っても、「たまにしかつけません。」と言われます。

お客さんが来られたり、お正月とかで、家族が増えたときぐらいしか付けない人が多いです。

だったら、断熱性をあげて、床暖房に頼らなくても、家じゅう暖かくしたい。

床暖房に頼る家って、断熱性能はあまり良くないかもしれない。

空気を暖かくする(室温を上げる)というよりも、直接触れる床が暖かいと、室温が低くても、体感温度が上がるのです。

それと、杉なら、小さなお子さんが転んでも痛くない。

柔らかいですから。

だから、子ども部屋や、寝室に向いています。

プライベート空間なら、傷は気にならないですし。

しかも、冷たくない。

夏は、湿気を吸ってくれて 湿度調整もしてくれます。

とりあえず、夏は、裸足でペタペタ歩きたいのです。

ごろりと横になっても気持ち良いし。

せっかく無垢のフローリングを張るなら なるべく、表面に塗膜を作る(つるぴかの)塗料の塗ってないものを使いましょう。

または、塗るなら、無垢の木の質感が感じられるものを・・・。

今なら、質感を楽しめて、汚れもつきにくい自然系塗料があります。

みなさんに、この気持ち良さを味わってほしいな。

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