祇園祭 山鉾巡行
先週の日曜日。
前日、大阪のMOKスクールへ行ったついでに、京都へ行って祇園祭を見物してきました。
祇園祭へ行くのは初めて。
すごい人出なのは、わかっていましたが、どうしたら、あまり疲れずに効率よく見られるか?
私なりに考えて行ってきました。
ネットとかでいろいろ調べると、朝9時ごろから始まるらしい・・・・。
でも、そんなに早くは無理。
ホテルを出たのが、9時過ぎでした。
1番の鉾の出発は四条通り。
でも、この通りが一番混む。
前日泊まったのは、大阪御堂筋線、本町駅近くのホテルです。
一駅で淀屋橋まで行って、そこから始発の京阪電鉄で京都三条まで行くことにします。
三条駅から、山鉾巡行の河原町通りまですぐです。
京阪電鉄は、特急電車がちょうどホームに来ていたので、すぐ乗ります。
JRみたいに特急料金がいらないのが不思議なぐらいのきれいで豪華な列車でした。
もちろん始発駅なので、ゆうゆう座って、約50分で京都三条駅着。
三条大橋を渡り、しばらくすると、通りは歩行者天国で、みんなの歩く流れにそって行くと 「コンコンチキチキ」のお囃子が・・・。
人波の向こうに、「鉾」が 現れました。
わ~っという感じ。何だか「感激」
この鉾は「函谷鉾」と 言うらしい。
ゆっくり過ぎていきます。
これは、先頭からいうと5番目の山鉾でした。
でも、ここは 道路の真ん中で、日当たりも良すぎて暑い。
なんとか日陰に行かなくては・・・。
目の前を保昌山が通り過ぎます。
「山」というのは、必ず上に本物の木が立ててあり、松が多いと思いました。
そして、そろそろ、進行方向右手の歩道(屋根付き)に移動します。
5階建のビルよりも高そうな「鉾」の登場。
てっぺんは、ゆらゆら揺れています。
「月鉾」です。
曳く人たちもたくさん。
立派な鉾です。
真横から見るとこんな感じ。
このような、山鉾が32基も通るのですからすごい。
山鉾が通る道は、人間も通行止め。
でも、私は動かなくても、向こうが次々に通ってくれるので、ただただ、見物するのみ。
幸い日陰なので、そんなに暑くないし。
山鉾の飾りはベルギー製のものがあったり、純日本製のものは 少ないぐらいでした。
曳いている人も外人さんもおられたりいろいろ。
でも、1000年以上も続いている、日本伝統のお祭り。
各地で行われる山車のルーツのような気がしました。
これは、綾笠鉾。
「鬼」が、棒を使ったパフォーマンスを笛の音に合わせて行い、観客から拍手。
これは、屋根の上のカマキリが羽を広げたり、カマを振ったりする 蟷螂山(とうろうやま)
唯一、船の形をした船鉾。
先頭で扇を振る若いイケメンのお兄さんが印象的でした。
「山」が渋滞しています。
先頭の「鉾」が、河原町通りから御池通りに曲がるところで 「辻回し」をするので、時間がかかり、渋滞しているようです。
たまたま隣に、ひとりで来ていた若い女性が話しかけて来て、いろいろ山鉾の感想を言いながら、楽しむことができました。
全部通過した後、市役所の近くの曲がり角まで行って 辻回しを見ました。
初めて行った祇園祭でしたが、暑いけれど良い天気に恵まれ、充分楽しむことができました。
その後お昼を食べて、京都市立美術館で「フェルメールからのラブレター展」を鑑賞して、津山行きのバスで帰宅しました。
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