伯耆大山 ユートピアのお花畑
みまさか山の会 夏恒例のお花畑観賞登山へ今年も行ってきました。
天気は快晴。
こんな、スカッと晴れた大山は久しぶりです。
大神山神社は相変わらず荘厳な雰囲気。(この写真は裏から見たところです。)
大神山神社の裏手から下宝珠へ。
気温は低いのですが、汗だくになりました。
今日の行程で一番の急登かも。
上の写真は、上宝珠から見た弥山(夏山登山道から登ったときの山頂 1,710m)の方向。
本当の山頂は剣が峰(1,729m)になります。
今、縦走は禁止されているので、山のベテランさんの世界です。(主に冬)
くっきりと晴れ渡った空に濃い緑で覆われた大山。
岩とのコントラストが美しいです。
今日は天気が良くて、日本海の弓ヶ浜までよく見えます。
大山はいつも崩れている山なので、足元に注意しながら 登ります。
私は、このコースは10回以上(20年以上)は登っていますが、登山道の位置はどんどん変っています。
それぐらい、崩れやすい山なのです。
危険な場所はロープが張ってあります。
いくつかの難所を通りぬけ、やっとユートピアと三鈷峰の分岐に着きました。
ここから、全員で三鈷峰へ行って昼食です。
三鈷峰は分岐から見れば穏やかですが、反対側はスッパリと切れ落ちたガレ場なので、慎重に登らないといけません。
結構、人が多いので、道を譲りながら、山頂につきました。
向こうに見えているのが、ユートピア小屋の方向です。
ここで集合写真を撮った後、思い思いにランチ。
ビールを一口もらったりして・・・・うまい!
またまた、慎重に下って、今度はユートピアへ。
登山道脇には、かわいい花たち。
今年は、花の開花は10日ぐらい遅れているらしいけど、そこそこ、咲いていました。
満開までは、後2週間ぐらいかな?
クガイソウ
シモツケの群落です。
これは シモツケソウかな。
シモツケは樹木で、シモツケソウは草花だそうです。
ユートピア避難小屋を見下ろすと
お花畑の中に浮かんでる・・・
ユートピア小屋の上を剣が峰方向へ歩き、「小スベリ」という、小さい砂スベリを降りることになりました。
私は、小スベリは、初めてです。
小石が靴にはいらないようにスパッツをつけます。
午後になり、だんだん、ガスってきました。
足を交互に出して、かかとですべって降ります。
あっというまに、ケルンのところまで 降りられました。
少し歩くとすぐ、上宝珠で、ここから、元谷の砂スベリを降ります。
石を落とさないように慎重に、砂スベリの取りつきまで下ります。
砂スベリは豪快に、スイスイすべって、あっという間に下ります。
砂スベリを下って、来た道を見上げたところです。
でもここは、上部からの落石も多く、さっさと通り抜けたいところです。
この砂の下は雪渓です。
雪が解ける9月初めごろまでは、ここを通ることができます。(年によって違う)
その後は、石が崩れ、滝になり、危険なので通りません。
前に、2回ぐらいそのころ来ましたが、えらい目に遭いました。
元谷の林道に取りつくところから、振り返ってみました。
夏雲が湧いています。
中国地方で唯一、信州のアルプスのような景観が楽しめます。
ブナの林を抜けて大神山神社へ。
紗羅の木(夏椿)が、つぼみをたくさんつけて、出迎えてくれました。
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参考コースタイム
駐車場7:53---大神山神社(小休止)---8:26林道出会い――9:00宝珠尾根(小休止)
---11:00上宝珠---11:11分岐---11:20三鈷峰(昼食)---12:30ユートピア上
---小スベリ---13:00上宝珠分岐---13:28元谷(小休止)---14:25大神山神社
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めぐみさま
きれいな写真が沢山とれましたね(≧m≦)
楽しい山行をまたご一緒しましょう( ^ω^ )
投稿: ktkta4 | 2011年7月25日 (月) 17時15分
伯耆大山は何度行っても、いつ行っても いい山ですよね。
また、行きましょうね!
投稿: めぐ | 2011年7月25日 (月) 20時48分