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恵 建築デザイン事務所

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2011年7月

2011年7月31日 (日)

みまさか山の会27年のあゆみ展

私の所属している、みまさか山の会の設立27年のあゆみ展が、以下のように開催されています。

会期  2011年7月30日(土)~8月6日(土)(5日火曜日定休)

時間  AM10:00~PM5:00 (土曜日のみ PM9:00まで)     

場所  津山ソシオ一番街 まちなかさろん再々(フジタパン斜め向かい)(津山市堺町)

駐車場はアルネ津山に停めてください。

昨日、午前中、仲間たちと準備しました。

12時過ぎ、やっと展示完了。

商店街側から見たところ

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会場の様子は・・・?

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まず入口では、流行の山ガールと、今ではほとんど見られないニッカーズボンとチェックの山シャツスタイルの展示。

山ガールの衣装は「ヒマラヤスポーツ津山インター店」の提供。

昔の服装は、会員提供のものです。

さすがにうちの会には、まだ山ガールはいない・・・。

 

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会の発足は1984年。

発足からのあゆみを展示。

私が入会したのが、1987年なので、会員歴24年にもなる、古参会員です。

ただいま会員数は52名。

男女ほぼ半々です。

平均年齢は50代後半。

ほとんど私より年上ですが、みんなとても元気です。

会は勤労者山岳連盟(通称 「労山」)に所属しています。

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会では、地域に根ざした山岳会として、一般市民を対象とした信州方面への募集登山を過去7回行ってきました。

私はそのうち6回参加。

第1回氷ノ山が最初で、第3回木曽駒が岳、第4回白山、第5回仙丈岳、第6回御嶽山、第7回立山と、前日発車中泊で 信州の山小屋一泊泊りの山へ。

私はその後も山の仲間たちと、白馬岳、北岳、大雪山、月山、鳥海山、早池峰山、利尻岳、八ヶ岳、奥穂高岳、常念岳~燕岳、四国の剣岳、石鎚 他・・・・

今も行きたいけど、なかなか遠くの山へは行けません。

 

私の若い時の写真(20年前!)も 数枚出しました。

特にかわいく写っているものを厳選!

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会員たちの力作の写真

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高山植物のコーナー

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会員が行った、世界の山コーナー

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私の描いた日本画も2点・・・・

近辺の市町村が出している山のパンフレットもご自由に持ち帰っていただけます。

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昨日、商店街では、毎年恒例の地ビール祭りもあり、いつになく大盛況。

アーケード街には、ガーデンチェアが出て ビヤガーデンに早変わりです。

私たち会員も夕方~夜にはビールで乾杯して盛り上がっていました。(私は飲まなかったけど)

会員のオカリナ隊(5名)はステージで生演奏も披露したそうです。

私は打合せがあり、聞いていませんが、今度の土曜日もあるので そのときは ぜひ!

今度の土曜日(8月6日)も、地ビールフェスタ&ごんご祭りがあります。

http://www.tsuyamakan.jp/

6日(土)は、ごんご祭り1日目で ごんご踊りがあり、花火大会は7日(日)です。

この展示会は土曜日夜9時まで開催されますが(火曜日定休。他の日は5時まで)、私は水曜日の午後、当番になっているので待機します。

他の日も誰かいますので、お近くの方で、時間がある方はおいでください。

お待ちしています。

2011年7月24日 (日)

伯耆大山 ユートピアのお花畑

  みまさか山の会 夏恒例のお花畑観賞登山へ今年も行ってきました。

天気は快晴。

こんな、スカッと晴れた大山は久しぶりです。

大神山神社は相変わらず荘厳な雰囲気。(この写真は裏から見たところです。)

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大神山神社の裏手から下宝珠へ。

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気温は低いのですが、汗だくになりました。

今日の行程で一番の急登かも。

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上の写真は、上宝珠から見た弥山(夏山登山道から登ったときの山頂 1,710m)の方向。

本当の山頂は剣が峰(1,729m)になります。

今、縦走は禁止されているので、山のベテランさんの世界です。(主に冬)

くっきりと晴れ渡った空に濃い緑で覆われた大山。

岩とのコントラストが美しいです。

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今日は天気が良くて、日本海の弓ヶ浜までよく見えます。

大山はいつも崩れている山なので、足元に注意しながら 登ります。

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私は、このコースは10回以上(20年以上)は登っていますが、登山道の位置はどんどん変っています。

それぐらい、崩れやすい山なのです。

危険な場所はロープが張ってあります。

いくつかの難所を通りぬけ、やっとユートピアと三鈷峰の分岐に着きました。

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ここから、全員で三鈷峰へ行って昼食です。

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三鈷峰は分岐から見れば穏やかですが、反対側はスッパリと切れ落ちたガレ場なので、慎重に登らないといけません。

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結構、人が多いので、道を譲りながら、山頂につきました。

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向こうに見えているのが、ユートピア小屋の方向です。

ここで集合写真を撮った後、思い思いにランチ。

ビールを一口もらったりして・・・・うまい!

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またまた、慎重に下って、今度はユートピアへ。

登山道脇には、かわいい花たち。

今年は、花の開花は10日ぐらい遅れているらしいけど、そこそこ、咲いていました。

満開までは、後2週間ぐらいかな?

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クガイソウ

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シモツケの群落です。

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これは シモツケソウかな。

シモツケは樹木で、シモツケソウは草花だそうです。

ユートピア避難小屋を見下ろすと

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お花畑の中に浮かんでる・・・

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ユートピア小屋の上を剣が峰方向へ歩き、「小スベリ」という、小さい砂スベリを降りることになりました。

私は、小スベリは、初めてです。

小石が靴にはいらないようにスパッツをつけます。

午後になり、だんだん、ガスってきました。

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足を交互に出して、かかとですべって降ります。

あっというまに、ケルンのところまで 降りられました。

少し歩くとすぐ、上宝珠で、ここから、元谷の砂スベリを降ります。

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石を落とさないように慎重に、砂スベリの取りつきまで下ります。

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砂スベリは豪快に、スイスイすべって、あっという間に下ります。

砂スベリを下って、来た道を見上げたところです。

でもここは、上部からの落石も多く、さっさと通り抜けたいところです。

この砂の下は雪渓です。

雪が解ける9月初めごろまでは、ここを通ることができます。(年によって違う)

その後は、石が崩れ、滝になり、危険なので通りません。

前に、2回ぐらいそのころ来ましたが、えらい目に遭いました。

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元谷の林道に取りつくところから、振り返ってみました。

夏雲が湧いています。

中国地方で唯一、信州のアルプスのような景観が楽しめます。

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ブナの林を抜けて大神山神社へ。

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紗羅の木(夏椿)が、つぼみをたくさんつけて、出迎えてくれました。

*********************************************************

参考コースタイム

駐車場7:53---大神山神社(小休止)---8:26林道出会い――9:00宝珠尾根(小休止)

---11:00上宝珠---11:11分岐---11:20三鈷峰(昼食)---12:30ユートピア上

---小スベリ---13:00上宝珠分岐---13:28元谷(小休止)---14:25大神山神社

2011年7月23日 (土)

裸足のしあわせ

去年の9月に事務所のリフォームが完成して、もうすぐ1年。

夏を迎えて、裸足の気持ちよさを満喫しています。

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事務所の床は智頭杉の30㎜。

匠の塗油(エゴマ油が主成分)のオイルフィニッシュ仕上げ。

この、柔らかな、肌当りの気持ちよさは、杉板ならでは。

確かに傷は付きやすいです。

あちこちに、深い傷もあります。(物を落としたりして)

でも、この気持ち良さは捨てがたい。

冬は、さすがに裸足では歩きませんが、複合フローリングの床に比べて断然温かいと思います。

でも、傷付きやすいので、リビングの床等には、桧のフローリングを勧めることが多いです。

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これは、桧のフローリングにオイルを塗っているところです。

まだ、乾いてないので、塗れ色ですが。

桧は、薄いピンクの木目が美しい。

乾くとこんな感じ。

塗膜を作らないオイル塗料ならでは。

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乾くと、塗ってないみたいだけど、ちゃんと汚れをはじきます。

この写真は完成したばかりだけど、これから、どんどん色は変わって行きます。

紫外線や、家族の足で、いい色に変っていく。

それが、楽しみ。

私は、地元の木で、針葉樹の杉や桧を使うことが多いですが、一般的に針葉樹は柔らかい。

広葉樹にしておけば、針葉樹よりは硬いので、多少は傷つきにくいと思います。

傷つきやすい=柔らかい=温かい

傷つきにくい=硬い=冷たい

という関係です。

熱伝導率は、杉は0.08、桧は0.11だそうです。

ちなみにコンクリートは0.86、鉄は347。

断熱材のグラスウールの10kg(一番安いもの)は、0.052です。

熱伝導率というのは、熱の伝わりやすさを示す数値で、大きいほど、伝わりやすいということになります。

断熱材の性能で言えば、数字が小さいほうが、熱が伝わりにくい=断熱性能が良い ということです。

もちろん、材料の厚みによっても変わりますが。

下の写真は、うちの事務所で左半分は杉のうづくり(木材に圧力をかけて木目を浮き出させている)

ざらっとして、足ざわりも気持ち良いし、すべりにくい。

ちょうど、キャスター付の椅子を使うところなので、少しでも傷つきにくくなれば、と思い、張ってもらいました。

右半分は、普通のフローリング。節もあまりないところです。

きれいだけど、傷は付きやすいです。

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床暖房も、一時、はやったけれど、今はそれよりも 裸足で歩いて気持ち良い床を目指しています。

床暖房って、設置しても、ランニングコストがかかるからと言って、あんまりつけないの。

後から、施主さんのうちに行っても、「たまにしかつけません。」と言われます。

お客さんが来られたり、お正月とかで、家族が増えたときぐらいしか付けない人が多いです。

だったら、断熱性をあげて、床暖房に頼らなくても、家じゅう暖かくしたい。

床暖房に頼る家って、断熱性能はあまり良くないかもしれない。

空気を暖かくする(室温を上げる)というよりも、直接触れる床が暖かいと、室温が低くても、体感温度が上がるのです。

それと、杉なら、小さなお子さんが転んでも痛くない。

柔らかいですから。

だから、子ども部屋や、寝室に向いています。

プライベート空間なら、傷は気にならないですし。

しかも、冷たくない。

夏は、湿気を吸ってくれて 湿度調整もしてくれます。

とりあえず、夏は、裸足でペタペタ歩きたいのです。

ごろりと横になっても気持ち良いし。

せっかく無垢のフローリングを張るなら なるべく、表面に塗膜を作る(つるぴかの)塗料の塗ってないものを使いましょう。

または、塗るなら、無垢の木の質感が感じられるものを・・・。

今なら、質感を楽しめて、汚れもつきにくい自然系塗料があります。

みなさんに、この気持ち良さを味わってほしいな。

2011年7月20日 (水)

祇園祭 山鉾巡行

先週の日曜日。

前日、大阪のMOKスクールへ行ったついでに、京都へ行って祇園祭を見物してきました。

祇園祭へ行くのは初めて。

すごい人出なのは、わかっていましたが、どうしたら、あまり疲れずに効率よく見られるか?

私なりに考えて行ってきました。

ネットとかでいろいろ調べると、朝9時ごろから始まるらしい・・・・。

でも、そんなに早くは無理。

ホテルを出たのが、9時過ぎでした。

1番の鉾の出発は四条通り。

でも、この通りが一番混む。

前日泊まったのは、大阪御堂筋線、本町駅近くのホテルです。

一駅で淀屋橋まで行って、そこから始発の京阪電鉄で京都三条まで行くことにします。

三条駅から、山鉾巡行の河原町通りまですぐです。

京阪電鉄は、特急電車がちょうどホームに来ていたので、すぐ乗ります。

JRみたいに特急料金がいらないのが不思議なぐらいのきれいで豪華な列車でした。

もちろん始発駅なので、ゆうゆう座って、約50分で京都三条駅着。

三条大橋を渡り、しばらくすると、通りは歩行者天国で、みんなの歩く流れにそって行くと 「コンコンチキチキ」のお囃子が・・・。

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人波の向こうに、「鉾」が 現れました。

わ~っという感じ。何だか「感激」

この鉾は「函谷鉾」と 言うらしい。

ゆっくり過ぎていきます。

これは、先頭からいうと5番目の山鉾でした。

でも、ここは 道路の真ん中で、日当たりも良すぎて暑い。

なんとか日陰に行かなくては・・・。

目の前を保昌山が通り過ぎます。

「山」というのは、必ず上に本物の木が立ててあり、松が多いと思いました。

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そして、そろそろ、進行方向右手の歩道(屋根付き)に移動します。

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5階建のビルよりも高そうな「鉾」の登場。

てっぺんは、ゆらゆら揺れています。

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「月鉾」です。

曳く人たちもたくさん。

立派な鉾です。

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真横から見るとこんな感じ。

このような、山鉾が32基も通るのですからすごい。

山鉾が通る道は、人間も通行止め。

でも、私は動かなくても、向こうが次々に通ってくれるので、ただただ、見物するのみ。

幸い日陰なので、そんなに暑くないし。

山鉾の飾りはベルギー製のものがあったり、純日本製のものは 少ないぐらいでした。

曳いている人も外人さんもおられたりいろいろ。

でも、1000年以上も続いている、日本伝統のお祭り。

各地で行われる山車のルーツのような気がしました。

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これは、綾笠鉾。

「鬼」が、棒を使ったパフォーマンスを笛の音に合わせて行い、観客から拍手。

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これは、屋根の上のカマキリが羽を広げたり、カマを振ったりする 蟷螂山(とうろうやま)

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唯一、船の形をした船鉾。

先頭で扇を振る若いイケメンのお兄さんが印象的でした。

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「山」が渋滞しています。

先頭の「鉾」が、河原町通りから御池通りに曲がるところで 「辻回し」をするので、時間がかかり、渋滞しているようです。

たまたま隣に、ひとりで来ていた若い女性が話しかけて来て、いろいろ山鉾の感想を言いながら、楽しむことができました。

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全部通過した後、市役所の近くの曲がり角まで行って 辻回しを見ました。

初めて行った祇園祭でしたが、暑いけれど良い天気に恵まれ、充分楽しむことができました。

その後お昼を食べて、京都市立美術館で「フェルメールからのラブレター展」を鑑賞して、津山行きのバスで帰宅しました。

2011年7月 8日 (金)

木部塗装のセルフビルド~自然塗料の検討(オイルタイプ)

先週、塗膜を作るタイプの汚れ防止に強い塗料を桧板に塗って、施主さんと検討をしました。

このリフォームでは、キッチン等水回りは、コーヒーや醤油をこぼしても、汚れないものを、というご希望でしたので、オスモカラーフロアクリアとリボスのクノスで塗り比べをしてみました。

でも、このふたつは、塗膜を作るタイプのものなので、床全体に塗るのはどうなんだろうか?と思い、さらに検討です。

塗膜が作られるということは、いつかは、はがれると言うことになります。

でも、テーブルの天板等は、飲食のときにこぼす恐れがあるし、かと言って、ビニール等はかけたくない、と言われています。

だから、そういうところは、塗膜を作る塗料で良いと思います。

でも、床は、足ざわりの感触が変わってきます。

私は、針葉樹のフローリングを使うことが多く、杉、桧、地松等、地元の木材のフローリングなんですが、仕上げはオイルフィニッシュとし、太田油脂の「匠の塗油」を使ってきました。

うちの事務所の杉のフローリングも「匠の塗油」。

これは、エゴマ油を塗りやすく、乾きやすく(と言っても1日かかりますが)木材に塗るために加工されたものです。

香りは、エゴマ油なので、香ばしい。

安全性の高いものです。

塗るのも1回塗りで終わりです。

なので、主に、施主さんにお願いして塗っていただきます。

施主さんが塗れない場合は、掃除屋さんにWAXの代わりだから、と言って 塗ってもらいます。

その上に保護のために、「蜜蝋WAX」や、「匠の艶出しWAX」等を塗ります。

以前は、蜜蝋WAXだけ塗ったりしていましたが、これは、WAXなのでそのうち取れてしまいます。

最初は水をはじいていたのに、はじかなくなります。

「匠の艶出しWAX」は、同じく太田油脂で、エゴマ油、米ぬかロウやレモンオイルも配合されているそうです。

事務所のカウンター(低い本ダナ)の上はこれを塗りましたが、観葉植物の水やりでこぼれた水などはまだ、しっかりはじいてくれます。

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去年の10月に塗ったのが、まだ、効いています。

でも、ここは、毎日触るところではないので。

パソコンデスクのように、毎日触って、仕事しているところは、塗りましたが、すぐ、取れてしまったようです。

もう、薄汚れてきています。

時々、塗らなければいけないと思います。

それで、フローリングなんですが、「匠の塗油」も良いのですが、もっとしっかり汚れ防止になるオイルはないか?と探したところ、リボスに「メルドスハードオイル」というのがありました。

これは、針葉樹用。(オイルを吸い込みやすい樹木用)

アルドボスという、広葉樹用もあります。

早速、メルドスのサンプルを取り寄せ、塗り比べしました。

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塗った感じ(見た目)はどちらも同じようです。

桧の美しい木目が引き立ち、いい感じ。

でも、塗り方が少し違います。

メルドスハードオイルのほうは、刷毛でさっと塗り、20分放置後、ウエス(布)で拭き取ります。

そして、乾燥に8時間~16時間かかり、24時間以後に2回目を塗ります。

一方、匠の塗油は初めからウエスで拭きこむだけ。

1回で終わりです。乾燥はやはり、24時間。

自然系オイルは、乾燥時間が長いのです。

それでも、ただのエゴマ油を塗ったら3~4日はかかるそうで、それを1日で乾燥するように改良したのが「匠の塗油」だそうです。

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別の1枚の板に塗ってみたら、白木(塗ってないもの)との 違いがよくわかります。

左が「メルドス」で右が「匠の塗油」です。

色がアメ色になっていますね。

メルドスは最低、2回は塗ってくださいと書いてありました。

まだ、2回目を塗って完全に乾いてないので わかりませんが、汚れ防止という点では、メルドスかなあ・・・・?

また、明日、打合せで、施主さんと検討します。

2011年7月 1日 (金)

木部塗装のセルフビルド~自然系塗料の検討

今日は天気は梅雨空ですが、昨日までに比べて涼しい。

先日からやろうと思っていた、私の事務所の塗装工事を行いました。

自分で塗るので、やはり、自然系の塗料が良いです。

いくら、自然系の塗料とは言っても、あちこち開け放して、換気をしながら行います。

今日塗る場所は、上り框。材質は桧です。

今まで、無塗装だったので、靴についた泥がついたりして、薄汚れてきました。

まず、固く絞った濡れ雑巾で、汚れをふき取ります。

それから、框以外のところに塗装がつかないように、塗装用の養生テープを貼ります。

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塗料は、オスモカラーのフロアクリア ラビット。

去年、ミニキッチンのシンク周りの桧のカウンターに塗った残りがありました。

これは、オスモカラーの営業マンにいただいた、サンプルです。

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これは、ちょっと ねばっこい。

3分ツヤがあります。

桧のキッチンカウンターに塗ったところ、コーヒーをこぼして、乾いても、ぬれぞうきんでふけば、簡単にきれいになります。

塗膜を作るタイプの塗料です。

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自然系とは言っても、この塗料は、速乾タイプなので、溶剤が入っているのでしょう。

少し臭います。

それと、粘り気があるので、刷毛の跡とか、着きやすい感じ。

キッチンカウンターは2度塗しましたが、ここは、1度塗で充分。

というか、実はもう、あんまりないので。

次に、住宅の玄関框があるのですが、ここも、無塗装。

オスモが済んだので、今度は、リボスのクノスを塗ります。

これは、ネットで有料サンプルを取り寄せました。

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濃いグレーのような感じ。色は透明なんですが。

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塗って見ると、さらっとしていて、オスモのフロアクリアよりも塗りやすい。

これも、表面に薄い塗膜を作り汚れ防止に効果のある、塗料です。

臭いは、オスモよりは少ないようです。

セルフビルドなら、こちらかな。

3分つやがあります。

汚れ防止に良い。

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さて、初めに塗ったオスモカラー。

夕方になって、まだ、完全には乾いてないけれど、養生テープを取ってみました。

無塗装のときよりも、アメ色になって、いい感じになりました。

もうひとつ、今施工中のリフォームの施主さんに頼まれている、外部の桧板に塗る塗料の検討。

Img_4769

これは、大谷塗料のバトン。

バトンも自然塗料なので、イヤなにおいはしません。

左がナチュラルブラウン、右がパインです。

パインのほうが少し赤味がありますね。

桧板なので、今はきれいですが、1年もたたない間に、やけて真っ黒になる恐れがあります。

でも、透明では、紫外線を防ぐ効果はないそうです。

木目を生かしたいので、濃い色はつけたくない。

で、提案するのが、これらの色です。

これも、1階の壁なので、施主さんがご自分で塗られます。

セルフビルドの場合、塗りやすくて、イヤな臭いがしない、自然系塗料が必然です。

明日、打合せなので、塗り見本を持参して説明・検討します。

私の現場は、木部の塗装やWAX、仕上げのオイル塗等はセルフビルドが多い。

塗装屋さんにお願いすることは少ないです。

塗料はネットで買って、セルフビルドで予算を浮かすという、目的もあります。

自分で塗れば、かなり安くできますからね。

家族で塗れば、愛着もわくし、将来のメンテナンスも気楽にできますよ。

オススメです。

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