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恵 建築デザイン事務所

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2011年2月14日 (月)

すきま風

今日はバレンタインデー。

おいしいチョコケーキが食べたくて、昨日は ガトーショコラを焼いてみました。

Img_1353

初めてにしては、なかなか上手くできました。

2時間ぐらいかかったかな~。(焼く時間が40分)

暖かくて居心地の良い事務所から、降りしきる雪を見ながら美味しいお菓子と珈琲をいただく・・・・。

至福の時間です。

手前にあるのは、昨年リフォームしたお客様から昨日届いた、パリ土産のリキュール入りチョコレート。

これも、美味しかったです。

私はこう見えて、若いころはお菓子作りが趣味。

編み物も好きで、ひと冬に何着もセーター編んだり・・・・。

でも今は、とてもそんな時間はありません。

さて、今日は1日中雪が降っていて、本当に寒い。

どこへも出かけず、事務所にこもって仕事をしていましたが、

事務所から外(といっても家の中)へ出ると、吐く息が白い・・・。

事務所のミニキッチンで、洗いものをしていて、ふと気がつくと、トイレへ行く廊下の引戸から、ものすご~く冷たいすきま風が入ってきます。

この事務所だけは、断熱材をしっかり入れ、間仕切りにもできるだけ入れたつもりでしたが、引き込戸のところは、盲点だったようです。

だいたい、引き込戸は戸袋を作るので、戸尻のところは、指が入るぐらい隙間を作っておかないと、戸を建てこむことができません。

だから、どうしても 隙間ができてしまう。

Img_6503a

こんな風に、戸をきちんと閉めていても、戸尻が開いているように見えるのです。

隙間に見えているのは、戸袋の内部の壁です。

でも、そこから、結構なすきま風が入ってきます。

見た目もイヤなので、去年、新居のリフォームをしたお宅では、そこに大工さんに頼んで木をビスで留め付けてもらいました。

Pb294016a

このように、当て木をして、いったんはずし、建具を入れてから、この木をビスで留め付けます。

ビスで留めておくと、万が一、建具を外さなくてはいけなくなったときでも、簡単に外せます。

Img_0303a

ほら、このとおり。

隙間ができません。

私の事務所も、このようにしてほしいと、大工さんにお願いしています。(まだ、来てくれないけれど)

今日は、すきま風をふさぐために、余った断熱材やタオル等を詰めてみました。

特に下半分から、冷たい風が入ります。

Img_1355

カッコ悪いけど、応急処置です。

これによって、部屋の熱を逃がさないので、朝の室温がもう少し高くなるに違いありません。

どれくらいの効果があるのか?

明日の朝の室温に期待します。(今までは朝、9.5℃程度)

そして、大工さんに木を留め付けてもらったとしても、若干の隙間はできるので、そこにスポンジ状の隙間ふさぎをホームセンターで買ってきて、つけるかなあ。

リフォームで部屋が暖かくなって、ちょっとの隙間風でも、こんなに寒いんだということがわかりました。

先日、2年半前に完成した「大黒柱のある家」の施主さんから連絡があって、「戸襖と大黒柱の上部に隙間ができて、隙間風が入って寒いので何とかしてください」とのことでした。

他にも調整するところが何箇所かありました。

木造住宅は住んで半年~1年もすると、木材が収縮して隙間ができてきます。

そのころ、一度、建具調整に行くのですが、この家は、まだ一度も行っていませんでした。

薪ストーブがあるのですが、薪ストーブも、木材の収縮を助長します。

外壁は土壁で、内外真壁ですから、施主さんの希望もあり、断熱材が入っていません。

そうは言っても、薪ストーブのおかげで、吹抜けのLDK+和室は暖かいのですけれど。

しかし、和室~玄関ホール間の建具から隙間風が入ってきます。

玄関建具は、木製建具ですから、アルミ断熱サッシよりは寒い。

さっそく、建具屋さんにお願いして、調整に行ってもらい、隙間はほぼ無くなりました。

そこの隙間はなくなっても、引戸の場合、敷居・鴨居の隙間から、風が流れてきます。

でも、それはもう、しょうがないですね。

高気密・高断熱の家を望んでないのですから、少々の隙間は承知の上だったと思います。

どこまで、気密・断熱をするか?

住む人の意識に合せるしかないのです。

そこまで暖かくなくて良い、隙間があるぐらいの方が良い、という施主さんもおられます。

でも、実際、冬になると寒い・・・。

いつも、この葛藤です。

やはり、これからは性能重視ですかね・・・・?

本当に居心地の良い住まいとは?

・・・・思案のしどころです。

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コメント

いつも興味深い話題をありがとうございます。最近の「事務所リフォーム結果」「エコ住宅セミナー」そして昨日の「すきま風」を拝見して久しぶりにコメント致します。今年の冬(1月)は近年にない厳冬、大雪でした。朝-5℃以下の日が10日あまり、最低は-14℃まで下がりました。積雪も想定値(1.5m)近くまで一時はなりました。この状況の中で我が家は頑張ってくれています。1月の朝の室温19.6℃、夕方帰宅時16.5℃、床下温度14.4℃でした。
-14℃の朝は温度差(家内外)が34℃と驚くような数字となりました。冬の朝を暖房なしでの生活が普通となり妻と感謝しています。
積雪も瓦の雪止めが5列でしたが、大雪の予測がありましたので秋にパイプの雪止め3列追加していましたので安心して過ごせました。
基礎断熱によりボイラーの温度設定を①にしておくだけで「水」が冷たく無くなりました。すぐに使用可能な「冷たくない水」がどこでも出ます。
「すきま風」で葛藤されていますが、家屋内の温度差が原因ですので温度差の低減をめざし熱源、蓄熱、断熱、換気そしてパッシブ的な要素(我が家では南の高窓から秋分から春分まで6か月間日差しが入ります -使用してみて8カ月間がベストかな?)を取り入れた方向で思案する必要はないと思います。(快適な暮らしを応援されるなら)後は施主の判断と自己責任だと思います。
高気密を目指しても、換気扇、レンジフード、ドア、サッシと「すきま」の元はいくらでも有りますので(他が完璧でも-あり得ませんが)「密閉」を気にすることは無いと思います。今年も1家族でも多く快適な暮らしが出来る事に、ご尽力下さるよう応援しています。

久々の詳しいコメントありがとうございます。今年のような厳冬も、暖かな住まいで過ごされているそうで、うらやましい限りです。
井上さんが研究を重ねて実現した、高性能な住まいづくりのお手伝いができて良かったです。また、いろいろ教えてくださいね。

これからの問題は、リフォームでどこまで住まいを暖かくできるか?です。これから、暖かくて住み心地の良い家にするために断熱リフォームする人が増えると思うからです。うちの事務所もその実験台だったのですが…。昨秋の住宅リフォームはとても暖かいと喜んでいただいています。

それと、今、断熱材がエコポイントのおかげかどうか、グラスウールやロックウールなどまったく入ってこなかったり、かなり待たされる状態です。安い断熱材から無くなっているので、みんな困っています。だんだん、高い断熱材にも影響が出始めました。私も3月着工の住宅の断熱材の段取りをしなくては…。

明日は、全館羊毛の断熱材の家の暖かさ体験会に行ってきます。そこは間仕切り壁にも断熱材が入っていてかなり暖かいそうです。たぶん基礎断熱は、してないのでしょう。また、ブログで報告しますね。

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