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恵 建築デザイン事務所

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2011年2月

2011年2月23日 (水)

駒ノ尾~ダルガ峰 雪山縦走

先週の日曜日。

みまさか山の会の仲間と、雪山縦走をしてきました。

今年は雪が豊富。

天気は快晴が予想され、仕事が忙しくても、無理してでも行っておきたかったのです。

朝、6時45分に勝北町運動公園集合。

乗り合わせて7時半に旧大原町役場へ。

もうすでに、メンバーが、下山予定の西粟倉大茅スキー場に車を一台回しに行かれていました。

私はこのコースは初めてで、のんびり雪山ハイクと聞いて、ルンルン気分で参加しています。

総勢16名。

男女半々のパーティです。

西粟倉の野鳥苑から登るのかと思いきや、道路の雪に行く手をはばまれ、林道の除雪の終点に車を停めて、いざ出発。

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雪は締まっていて歩きやすい。

スノーシューはしばらく必要なさそうです。

40分ほど歩いて野鳥苑着。

西粟倉には何度もきているけれど、こんなところがあるなんて知りませんでした。

バンガローや野鳥を観察する小屋もあり、夏来ると良さそうです。

残念ながら写真は撮っていません。

しばらく林道を歩いて今度は登山道へ。

ズンズン高度をかせいで行きます。

途中で、料理上手なメンバーからオレンジ入りのパウンドケーキの差し入れ。

とても美味しかったです。

ふと、西方向を見るとカッコイイ山が。

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なんと、那岐山なのです。

今まで数十回は登っている那岐の雄姿。

こっちの方向から見るのは初めてで本当に美しい。

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今日は、この那岐山を眺めながらの登山になりそうです。

黒岩山のピークを過ぎて少し下りになります。

景色はこんな感じ。

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穏やかな雑木林の中をスノーシューでゆっくり下ります。

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ダルガ峰の林道終点(?)の広場に来ました。

夏ならここまで車で来れるそうです。

立派なトイレもありました。

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ふと見ると、近くの落葉樹の枝に葉っぱがたくさん固めてあり、ベテランのOさんが

「あれが熊棚だよ」と 教えてくれました。

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ここから、駒ノ尾の登りになります。

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見晴らしの良い丘の上に、ログハウスの展望台がありました。

周りには木があまりありません。

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いい眺めです。

雪の白と、落葉樹の枯れ木と、針葉樹の形がとても美しい。

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この眺めも素敵。

絵に描きたくなります。

雪はサラサラのパウダースノーに変わってきました。

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ネコヤナギの芽を見つけました。

雪の中でもしっかり春を告げています。

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こんな気持ち良い風景が続きます。

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もうすぐ駒ノ尾の山頂。

誰かのピッケルが立ててありました。

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左下に小さく見えるのが避難小屋です。

ドアが凍りついて開かなかったので、みんな窓から 入っておいしいしし鍋をいただきました。

実は窓から入るのが結構大変で、大笑いしながらの楽しい侵入です。

おなかも膨らんだので、今度は下山。

兵庫県との県境尾根を下ります。

右手にはちぐさ高原スキー場も見えます。

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こんな看板も!

ダルガ峰を過ぎて、大草原の中にまた避難小屋がありました。

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この辺の避難小屋ってみんな同じ建物みたいです。(補強コンクリートブロック造)

那岐山も同じような気がします。

もう、このあたりで 私の右足の付け根が痛くなってきていましたが、リーダーに聞くとまだ3kmも有り、もう1時間半はかかると言われちょっとガックリ。

でも、しょうがないので、黙々と大茅スキー場を目指して下って行きました。

でも思ったよりも早く、1時間ほどで、下山できました。

私の設計した「土壁で外張り断熱の家」が近くにあるので 「できれば、見たい」と数人の人に言われ、施主さんに電話をしてみました。

ちょうど帰宅されたところだったそうですが、快く見せていただけることになりました。

なので、車を回しているのが待てないので、スキー場からさらに1.8kmの舗装道路を歩くことになりました。

これが、一番疲れました。

ちょっと距離は長かったけど、風もなく最高の天気、最高の景色で、楽しく雪山ハイクができ、最後には久々に暖かな家も見せていただけたので、大満足の山行でした。

コースタイム**************************************************************

林道除雪終点8:05~8:43野鳥苑~10:00黒岩山~10:19ダルガ峰トイレ広場~11:40駒ノ尾山頂~山頂避難小屋 11:50着

山頂避難小屋 13:00~14:00 ダルガ峰避難小屋~14:50大茅スキー場

2011年2月14日 (月)

すきま風

今日はバレンタインデー。

おいしいチョコケーキが食べたくて、昨日は ガトーショコラを焼いてみました。

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初めてにしては、なかなか上手くできました。

2時間ぐらいかかったかな~。(焼く時間が40分)

暖かくて居心地の良い事務所から、降りしきる雪を見ながら美味しいお菓子と珈琲をいただく・・・・。

至福の時間です。

手前にあるのは、昨年リフォームしたお客様から昨日届いた、パリ土産のリキュール入りチョコレート。

これも、美味しかったです。

私はこう見えて、若いころはお菓子作りが趣味。

編み物も好きで、ひと冬に何着もセーター編んだり・・・・。

でも今は、とてもそんな時間はありません。

さて、今日は1日中雪が降っていて、本当に寒い。

どこへも出かけず、事務所にこもって仕事をしていましたが、

事務所から外(といっても家の中)へ出ると、吐く息が白い・・・。

事務所のミニキッチンで、洗いものをしていて、ふと気がつくと、トイレへ行く廊下の引戸から、ものすご~く冷たいすきま風が入ってきます。

この事務所だけは、断熱材をしっかり入れ、間仕切りにもできるだけ入れたつもりでしたが、引き込戸のところは、盲点だったようです。

だいたい、引き込戸は戸袋を作るので、戸尻のところは、指が入るぐらい隙間を作っておかないと、戸を建てこむことができません。

だから、どうしても 隙間ができてしまう。

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こんな風に、戸をきちんと閉めていても、戸尻が開いているように見えるのです。

隙間に見えているのは、戸袋の内部の壁です。

でも、そこから、結構なすきま風が入ってきます。

見た目もイヤなので、去年、新居のリフォームをしたお宅では、そこに大工さんに頼んで木をビスで留め付けてもらいました。

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このように、当て木をして、いったんはずし、建具を入れてから、この木をビスで留め付けます。

ビスで留めておくと、万が一、建具を外さなくてはいけなくなったときでも、簡単に外せます。

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ほら、このとおり。

隙間ができません。

私の事務所も、このようにしてほしいと、大工さんにお願いしています。(まだ、来てくれないけれど)

今日は、すきま風をふさぐために、余った断熱材やタオル等を詰めてみました。

特に下半分から、冷たい風が入ります。

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カッコ悪いけど、応急処置です。

これによって、部屋の熱を逃がさないので、朝の室温がもう少し高くなるに違いありません。

どれくらいの効果があるのか?

明日の朝の室温に期待します。(今までは朝、9.5℃程度)

そして、大工さんに木を留め付けてもらったとしても、若干の隙間はできるので、そこにスポンジ状の隙間ふさぎをホームセンターで買ってきて、つけるかなあ。

リフォームで部屋が暖かくなって、ちょっとの隙間風でも、こんなに寒いんだということがわかりました。

先日、2年半前に完成した「大黒柱のある家」の施主さんから連絡があって、「戸襖と大黒柱の上部に隙間ができて、隙間風が入って寒いので何とかしてください」とのことでした。

他にも調整するところが何箇所かありました。

木造住宅は住んで半年~1年もすると、木材が収縮して隙間ができてきます。

そのころ、一度、建具調整に行くのですが、この家は、まだ一度も行っていませんでした。

薪ストーブがあるのですが、薪ストーブも、木材の収縮を助長します。

外壁は土壁で、内外真壁ですから、施主さんの希望もあり、断熱材が入っていません。

そうは言っても、薪ストーブのおかげで、吹抜けのLDK+和室は暖かいのですけれど。

しかし、和室~玄関ホール間の建具から隙間風が入ってきます。

玄関建具は、木製建具ですから、アルミ断熱サッシよりは寒い。

さっそく、建具屋さんにお願いして、調整に行ってもらい、隙間はほぼ無くなりました。

そこの隙間はなくなっても、引戸の場合、敷居・鴨居の隙間から、風が流れてきます。

でも、それはもう、しょうがないですね。

高気密・高断熱の家を望んでないのですから、少々の隙間は承知の上だったと思います。

どこまで、気密・断熱をするか?

住む人の意識に合せるしかないのです。

そこまで暖かくなくて良い、隙間があるぐらいの方が良い、という施主さんもおられます。

でも、実際、冬になると寒い・・・。

いつも、この葛藤です。

やはり、これからは性能重視ですかね・・・・?

本当に居心地の良い住まいとは?

・・・・思案のしどころです。

2011年2月11日 (金)

雪の毛無山(岡山県)

先週の日曜。(2月6日)

雪の毛無山へ行ってきました。

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これは、米子道の蒜山サービスエリア(下り線)

こんなに雪がある蒜山SA、初めて見ました。

まるで 雪国です。

本当は三平山へ行く予定でした。

三平山は蒜山ICを下りて県道を左に進みます。

でも、登山口のある、県道が全面通行止め。

今日、ニュースでやってましたけど、大晦日の大雪から 雪崩が多発して、とても除雪できないので、ずっと通行止めで、米子道の蒜山IC~江府IC間だけ、他の道がないから、今日から無料になったそうです。

これは、このふたつのICで入って、降りるだけの人だけが無料で ただ通過する人は無料にならないそうです。

生活道路の代りなので。

しょうがないので三平山をあきらめて、野土路トンネルを通って、新庄村の毛無山へ。

毛無山の登山口そばまで、民家があるので 道は除雪してあります。

駐車場には もう 10台ぐらいの車が・・・・。

私たちと同じぐらいに登山準備してる人たちがいて、彼らも三平山がダメで毛無山に変えたそうです。

だから、登山開始が10時過ぎでした。

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登山口から しばらく平坦な道を歩きますが、周りをみると積雪は1mは、ありますね。

2mぐらい降った雪が、圧縮されて1mになってるのでしょう。

ここで、白馬山縦走コースとに、二手に分かれます。

私たちは普通に直登コース。

初めは杉林。

それから だんだんブナの天然林に入って行きます。

雪山なので、誰かが 近道をトレースつけていて、そちらを登って行きます。

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結構、急な斜面を登ります。

トレースがあるし、雪が締まっているので つぼ足(登山靴だけで登ること)でも大丈夫です。

まわりの樹木もだんだん大きなブナの木が増えてきます。

斜面が少し緩くなってきたので スノーシューを履きました。

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山頂方向の尾根が見えてきました。

この辺で12時になってしまったので 途中だけど お昼にしました。

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このあたりは、だいぶ勾配が緩いです。

ルンルン気分で歩けます。

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これが、山頂直下の避難小屋。

先客がいました。

同行者は、体力温存のために、ここで待つと言ったので ひとりで 山頂へ。

10分ほど歩けば到着です。

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山頂はだれもいなくて、独占状態。

気温も高くて、春霞のようです。

右奥にうっすらと伯耆大山が見えます。

登りはほとんど無風で寒くなく、快適登山でしたが、さすがに山頂は風があります。

でも、空はいい天気。

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これは、白馬山方向の尾根です。

中央奥にうっすらとみえる、頭が白い山が、今日登る予定だった三平山だと思います。

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ちょっと、山頂の雪原に寝転んでみたりして・・・・。

下山はときどきお尻で滑って降ります。

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山頂まで1.2kmの標識もこんなに埋まっていました。

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登山口近くの毛無山山の家と、そばの小川です。

雪は2mぐらいは積ってるかな?

下山は3時半でした。

帰りは蒜山経由で 国民宿舎津黒高原荘の温泉へ。

私のお気に入りの温泉。

湯船に浸かりながら、津黒山が見えます。

露天風呂もあるけど、あまり景色が良くない。

普通の湯船のほうが良い眺めです。

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初めて行った、友人も感激していました。

お湯はかけ流しで、超・気持ちイイし。

私たちの貸し切り状態だったのをいいことに、カメラを持って入って撮りました。

そしたら、脱衣室にカメラと時計を忘れてしまい、翌日ひとりで高速飛ばして取りに行きました。

相変わらず、マヌケです。

まあ、あったからいいけど。

院庄IC~湯原IC経由でうちから 50分で着きました。

以外に近い!

仕事が忙しいので、午前中に とんぼ帰りしましたけど・・・。(それなら、忘れるなよ!)

穏やかな天気の中、雪山満喫のハイキングでした。

2011年2月 3日 (木)

「断熱・エコ住宅のつくり方」セミナー

先週、「断熱・エコ住宅のつくり方」という題名のセミナーを受けてきました。

講師は「最高の断熱・エコ住宅をつくる方法」(発行:エクスナレッジ)の著者 西方里見先生です。

主催は岡山県建築士会女性部会。

私も役員の一員として、準備から参加しました。

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この本は、住宅の断熱方法を知りたい、エコハウスを建てたい人にとっては、バイブルのような本で、それより前に発行された 同じ西方先生の「外断熱が危ない」の改訂版のようなもので、もちろんどちらも、読んでいました。

私は、ちょうど2年前に、「土壁で外張り断熱の家」を設計することになり、断熱について、ものすごく勉強されている施主さんということもあり、私もあらゆる断熱の本を読みました。

ベストセラーとなった「いい家がほしい」も読み、外張り断熱でなければ 欠陥住宅であるかのような書き方には、ちょっと疑問を持っていました。 

家を建てる人みんなが そう思ってしまったら 大変です。

断熱にはいろいろな方法があるし、これが正解、というものも 地域や人によってそれぞれですから。

西方先生もそれを危惧され、あの本を書く決心をしたと、後の懇親会で 話されていました。

ただし、本の題名「外断熱が危ない!」については、いかがなものか?と思われたそうですが、発行者の意向もあって ちょっと 挑戦的な名前になったそうです。

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セミナーの内容は、前半は、断熱住宅の先進地であるヨーロッパの例を出されながら、じゃあ、日本の住まいの断熱・冷暖房はどうするか?と いう話です。

ドイツの超断熱住宅であるパッシブハウスは、日本よりかなり緯度が高く、冬の太陽の恩恵も少ない地域(冬は夜明けが9時、日の入りが3時)での断熱・エコハウスの方法であり、日本の温暖な地域とでは 多少違うこと。

日本の北海道以外は、温暖であり、冬でも日差しがあれば かなり暖かくなったり、夏も日射遮蔽したり、通風を考えることによって、厳しい暑さを防ぐ必要があることなど、断熱プラス住宅や住まい方の工夫を設計に取り入れていかなければならないことなどを話されました。

日本でも関東以西の地域(断熱区分Ⅳ、Ⅴ地域)では、自然をうまく取り入れることによって、それほど、断熱性能をあげなくても良いということです。

ただし、先生の設計されている東北地方の断熱は、断熱区分Ⅱ~Ⅲ地域ということもあり、(高性能)グラスウールで、床に200mm、外壁に200mm、屋根や天井裏に300mmという、こちらでは考えられない量ですから、そこまでは しなくていいけど、せめて、次世代省エネ基準(平成11年基準)は 最低しなければならないだろうということです。

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後半は、最新著書である 「最高の断熱・エコ住宅をつくる方法」に書かれていることを、具体的にピックアップされて、説明してくださいました。

私も、基礎断熱は今、施工中の住宅で2軒めだし、断熱は次世代基準程度のことは やっているので、「そうそう」と、納得しながら じっくりと聞かせていただきました。

先生の勧める、床下にエアコン(壁掛け用)を入れて もちろん基礎断熱をして、床下と室内を一体空間にして、家全体を暖める方法というのは、ローコストだし、間接的なので心地よいだろうと思いました。

2時間びっしり、セミナーをしてくださった後も、質疑の時間が30分では足りないぐらいに、受講者から次々と手が上がり、私も聞きたいけど、まあ、懇親会で聞けばいいわ、とあきらめました。

6時からの懇親会では、先生のそばから離れず、質問攻めの役員(!)もおり、先生はお酒がお好きだとお聞きしましたが、う~ん・・・充分召し上がれたか、ちょっと心配になりました。

私たちは いっしょに写真も撮らせてもらえたし、いつか、先生の事務所にある秋田に行こう!と盛り上がったりで 大満足の懇親会になりました。

先生は夜行列車が途中の新潟あたりで 大雪のため運休になり、急きょ東京経由の新幹線でお越しになり、ぎりぎりでやっと間に合ったということで、来られる道中も大変だったそうです。

私たち岡山県建築士会女性部会の主催のセミナーに快く、講師を受けてくださり、遠路はるばる秋田から来ていただけて、一同感謝の気持ちで いっぱいです。

これからも、先生の本をバイブルに、よりよい住まいの断熱・エコ住宅づくりにがんばりたいと思います。

ありがとうございました。

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