駒ノ尾~ダルガ峰 雪山縦走
先週の日曜日。
みまさか山の会の仲間と、雪山縦走をしてきました。
今年は雪が豊富。
天気は快晴が予想され、仕事が忙しくても、無理してでも行っておきたかったのです。
朝、6時45分に勝北町運動公園集合。
乗り合わせて7時半に旧大原町役場へ。
もうすでに、メンバーが、下山予定の西粟倉大茅スキー場に車を一台回しに行かれていました。
私はこのコースは初めてで、のんびり雪山ハイクと聞いて、ルンルン気分で参加しています。
総勢16名。
男女半々のパーティです。
西粟倉の野鳥苑から登るのかと思いきや、道路の雪に行く手をはばまれ、林道の除雪の終点に車を停めて、いざ出発。
雪は締まっていて歩きやすい。
スノーシューはしばらく必要なさそうです。
40分ほど歩いて野鳥苑着。
西粟倉には何度もきているけれど、こんなところがあるなんて知りませんでした。
バンガローや野鳥を観察する小屋もあり、夏来ると良さそうです。
残念ながら写真は撮っていません。
しばらく林道を歩いて今度は登山道へ。
ズンズン高度をかせいで行きます。
途中で、料理上手なメンバーからオレンジ入りのパウンドケーキの差し入れ。
とても美味しかったです。
ふと、西方向を見るとカッコイイ山が。
なんと、那岐山なのです。
今まで数十回は登っている那岐の雄姿。
こっちの方向から見るのは初めてで本当に美しい。
今日は、この那岐山を眺めながらの登山になりそうです。
黒岩山のピークを過ぎて少し下りになります。
景色はこんな感じ。
穏やかな雑木林の中をスノーシューでゆっくり下ります。
ダルガ峰の林道終点(?)の広場に来ました。
夏ならここまで車で来れるそうです。
立派なトイレもありました。
ふと見ると、近くの落葉樹の枝に葉っぱがたくさん固めてあり、ベテランのOさんが
「あれが熊棚だよ」と 教えてくれました。
ここから、駒ノ尾の登りになります。
見晴らしの良い丘の上に、ログハウスの展望台がありました。
周りには木があまりありません。
いい眺めです。
雪の白と、落葉樹の枯れ木と、針葉樹の形がとても美しい。
この眺めも素敵。
絵に描きたくなります。
雪はサラサラのパウダースノーに変わってきました。
ネコヤナギの芽を見つけました。
雪の中でもしっかり春を告げています。
こんな気持ち良い風景が続きます。
もうすぐ駒ノ尾の山頂。
誰かのピッケルが立ててありました。
左下に小さく見えるのが避難小屋です。
ドアが凍りついて開かなかったので、みんな窓から 入っておいしいしし鍋をいただきました。
実は窓から入るのが結構大変で、大笑いしながらの楽しい侵入です。
おなかも膨らんだので、今度は下山。
兵庫県との県境尾根を下ります。
右手にはちぐさ高原スキー場も見えます。
こんな看板も!
ダルガ峰を過ぎて、大草原の中にまた避難小屋がありました。
この辺の避難小屋ってみんな同じ建物みたいです。(補強コンクリートブロック造)
那岐山も同じような気がします。
もう、このあたりで 私の右足の付け根が痛くなってきていましたが、リーダーに聞くとまだ3kmも有り、もう1時間半はかかると言われちょっとガックリ。
でも、しょうがないので、黙々と大茅スキー場を目指して下って行きました。
でも思ったよりも早く、1時間ほどで、下山できました。
私の設計した「土壁で外張り断熱の家」が近くにあるので 「できれば、見たい」と数人の人に言われ、施主さんに電話をしてみました。
ちょうど帰宅されたところだったそうですが、快く見せていただけることになりました。
なので、車を回しているのが待てないので、スキー場からさらに1.8kmの舗装道路を歩くことになりました。
これが、一番疲れました。
ちょっと距離は長かったけど、風もなく最高の天気、最高の景色で、楽しく雪山ハイクができ、最後には久々に暖かな家も見せていただけたので、大満足の山行でした。
コースタイム**************************************************************
林道除雪終点8:05~8:43野鳥苑~10:00黒岩山~10:19ダルガ峰トイレ広場~11:40駒ノ尾山頂~山頂避難小屋 11:50着
山頂避難小屋 13:00~14:00 ダルガ峰避難小屋~14:50大茅スキー場
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