古い住宅の2階を新居へ~その3
いよいよ 仕上げ工事です。
11月24日
朝から、システムキッチンの取付に来られました。
今日は、若い女性の見学者が3名。
じ~っと見つめられて作業する、キッチン組み立て工の方は、さぞや緊張したことでしょう。
まず、レンジフードを取りつけます。
ここは、天井が低いので、少し斜めに張っています。
レンジフードの幕板は、サイドパネルを利用して、斜めにカットしました。
吊戸棚はありません。
キッチン取付前の下地の様子です。
L型キッチンを取りつけます。
キッチンパネルは、大工さんに張ってもらっています。
システムキッチン取付下地は、コンパネになっています。
床は杉板のフローリングですが、取付前に自然系のオイルフィニッシュを塗っています。
オレンジの管はお湯、ブルーは水の架橋ポリ配管です。
箱が並べられ、天板のステンレスが置かれました。
次に、2階の屋根の葺き替えを見に行きました。
この部分は、寝室の屋根になります。
この建物は瓦葺きなんですが、瓦葺き屋根2軒の住まいの中庭部分に増築されていて、その屋根はカラー鉄板の瓦棒葺きになっていました。
勾配が緩いので、瓦棒葺きでないとダメなようです。
そこが、長年の間に錆びてきたので、この機会に葺き替えたいとのご要望でした。
それなら、今の瓦棒葺きを撤去しないで、瓦棒の間に断熱材を入れ、その上にまたコンパネを敷いて、新しくガルバニウムの瓦棒葺きとしましょうと、提案しました。
既存の屋根です。
街中の密集地なので、隣家の屋根と繋がっています。
そういう状態なので、私は、高いところが苦手なのですが、板金屋の社長の「大丈夫じゃ」の声にそそのかされ(?)上がって見ました。
瓦棒の屋根を葺いているところをこんな間近で見たのは初めてです。
昔の瓦棒は木製の棒(角材)が入っていましたので、それに野地板(コンパネ)を留めつけることができました。
現代の瓦棒の中は空洞です。
既存瓦屋根との取り合い(水切り等)も、きちんと施工されていました。
谷樋はぺフ付のカラーステンレスに交換しています。
「ペフ」とは断熱材のことです。
隣の平屋の屋根にハシゴをかけて上がってきたのですが、周りじゅう屋根に囲まれて、全然怖くありませんでした。
大工さんたちも上がって来られて、しばらく、のんびりと話をしました。
11月25日
翌日行ってみると、キッチンがついていました。
これから、照明器具をつけるので、細かな位置を電気屋さんに指示しました。
さて、いよいよ完成です。
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