事務所リフォーム 撤去工事
この日は三隣亡なので、前もって14日の大安に、かかり初めとお清めをしておきました。
少し部屋を広げるので その部分の壁を撤去しています。
ここは、土壁でした。
右端に木戸が見えますが、ここは、大昔は味噌部屋(土間)の入り口。
その後、玄関の座を上げたときに、味噌部屋も座を上げ、木戸は壁の中に消えていました。
味噌部屋(漬物や味噌や大きなザル、バケツなどを保管する部屋)でしたが、現在は、米の保管庫と梅酒の瓶があるだけで、後はガラクタばかり。
おばあちゃんが生きていたころは、活用されていましたが、今はネズミがしょっちゅう出るので、開けるのもイヤでした。
味噌部屋は2.2帖ほどあり、間中角の収納を残し、事務所に取り込みます。
左のドア右の柱の根元は シロアリが食っていました。
シロアリは、今はいません。
この柱は撤去する予定でしたので、ちょうど良かったです。
土壁を落としています。
天井が波打っていることがわかり、撤去することになりました。
天井を落としてみると、こんなにいい、梁が見えてきました。
昔、おじいちゃんが餅屋をしていたので、くど(かまど)があり、天井(屋根裏)はススで真っ黒になっていました。
一度、瓦を葺き替えたので、そのときに、野地板にベニヤを敷いているようです。
ただの古家だと思っていたのに、趣のある古民家に見えてきました。
こんな いい梁を見つけてしまったら 天井を高くし、梁を見せて、古民家再生リフォームにしたくなりました。
入母屋なので、こんな風に妻壁が見えます。
中央の梁は、昔は間中おきに柱があり、それを取ったときに梁(休め)を入れていましたが、105×180では ちょっと小さかったようで、少し下がって(たわんで)いました。
それで、今回、120×240の地松の梁に交換することにしました。
この日は、本当にほこりまみれ。
大工さんたちも、まわりをうろちょろしてる私も、汗と埃でどろどろです。
玄関とつながっているので 家の中も真っ白。
お客様の家だったらちゃんと養生シートを張るところですが、自宅なので、張らず・・・・。
後であちこち雑巾がけしました。
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