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恵 建築デザイン事務所

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2010年8月

2010年8月31日 (火)

事務所リフォーム 壁断熱材入

昨日から、やっと壁を張っています。

と言っても、昨日は縦断面が大げさに言うと「く」の字にゆがんでいるのを、下地で調整。

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今日は、打ち合わせテーブルや建具材の桧を見に、西粟倉まで行ってきました。

とても良いテーブルができそうです。

桧の美しい柾目の材料も、建具用にわけていただけました。

建具以外の材料も、いっしょに見に行った建具屋さんが持って帰ってくれて、明日、大工さんが来られるときに積んできてくれるそうです。(家が近いので)

西粟倉村という うちから1時間15分かかるところから、材料を調達しましたが、あそこには、昔ながらの製材所があり、桧を原木から切って、乾燥も、製材もしてくださいました。

ですので、製品になったものを買うよりも、「こんな値段でいいんですか?」って いうぐらい安いです。

それらの材料の段取りは、ここ数年、2件の新築住宅物件でいっしょに仕事させていただいた、西粟倉の大工さんが、してくださいました。

この大工さんにテーブルの作成や袖壁を1枚板にはぐ(つなぐ)ことも、お願いしています。

本ダナの材料は、無垢の桧板は贅沢なので、集成材をホームセンターで買って作る予定でしたが、値段を聞いたら、外材の集成材よりも安いのです。

私だけの特別値段かもしれないけれど、これも、長年その製材所とおつきあいしている大工さんの口利きがあったからこそだと思います。

大感謝です。

さて、いろいろ寄り道しながら帰ってみると、断熱材が張られていました。

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これは、フェノバボード(フェノールフォーム)30mmです。

壁は土壁で中に入らないし、外壁は真壁なので、外張りではなく内張り断熱としました。

この部屋だけ、高断熱の部屋になるのです。

こころなしか、窓が開いてるのに 涼しく感じました。

この工事をしていただいているふたりの大工さんとも ここ4年ぐらいのおつきあいです。

西粟倉の大工さんと、この工事をしてもらってる美作市の大工さん。

今日、ごいっしょした建具屋さん。

今度壁を塗ってもらう、左官さん。

みんな腕が良くて、話しやすくて、私の無理な注文も快く聞いてくれて・・・・

私は、本当に良い職人さんに恵まれているなあ、と 思います。

日々、感謝しています。

2010年8月30日 (月)

事務所リフォーム 床張り

先週は、床のフローリングが張られました。

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床の一番奥と手前(道路側)では、2センチも傾いていたので、既存のアピトンフローリングに杉の厚板を直張りの予定でしたが、水平にするために、根太を入れることにしました。

根太の下に、薄いベニヤ板を小さく切って敷いて、高さ調整しています。

この家は、築70年経っているだけではなく、前が道路、後ろがJRに挟まれていて、常に振動が大きく、床も壁も柱も天井も、どこか傾いていても不思議ではありません。

たまに、ここは、大丈夫だったというところもありますが、そういうところは少数派。

「く」の字に曲がった壁もあり、大工さんが四苦八苦しています。

でも、床や天井を水平に張れたり、壁を垂直にしたりできるのが、大工さんと素人の差だと思います。

リフォームは、それを直しながら作っていくことが大変なのです。

許容範囲はあるにしても、傾いたまま壁や天井を張ってしまうのは 大工としてのプライドが許さない、そんな感じがします。

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根太の間に断熱材が入りました。

ここの、断熱材は30mm。

外壁に近いところは、フェノバフォーム(フェノールフォーム)。

水色のものは ミラフォーム(押出法ポリスチレンフォーム)です。

フェノバは壁と天井に入れる予定でしたが、天井は羊毛に変えたので少し余るので、ここに使用しました。

実際は、床下があまりなく、すぐ 三和土(たたき)なので それほど性能の良いものを入れなくていいので、フェノバの半額以下のミラフォームにしました。

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車庫にフローリングを並べて、大工さんとどこへどの板を張るか検討しました。

この写真は「うづくり」で、上に少し圧をかけて、木目の堅いところが浮いてくる仕上げのフローリングです。

足ざわりはざらっとして、滑りにくく、いい感じ。傷も多少、つきにくいようです。

これは 事務所の右半分に張ることにしました。

大きな節などが、収納や本ダナの下に来るように割り付けしました。

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これが、右半分「うづくり」を張ったところです。

それから、今度は「うづくり」ではない普通のフローリング。

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この写真は、フローリングの小口のつなぎ目のところにわずかな段差があるので、大工さんがペーパーカンナをかけてくれています。

「うづくり」は、結構、節がありましたが 全体は杉の赤身でいい感じ。

「普通品」の方は、節もほとんどなく、本当に美しい木目でした。

こんな良い板が、あんなに安く買えるなんて!

設計事務所だけどショールームにしたいと言ったので 智頭の森林組合さんが気を使ってくださったのだと思います。

1枚は30×180×4mです。

うれしくて、大工さんが帰ってから 床に寝ころんでみました。

これから、毎日ここで仕事できるなんて しあわせです。

 

2010年8月24日 (火)

事務所リフォーム 天井板張り~梁、古色塗

8月23日

天井の杉板を苦労して、古い丸太に合せて張ってくれました。

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私が写真を撮っていたら、大工さんが「あんまり、アップで撮らんように」と言われたけれど、きれいに張れています。

さすが、プロ!

休メ(補強梁)は、天井を張る前に接するところだけ先に古色を塗っていました。

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これは、はがさない予定だった、合板の壁。

この写真は撤去工事の日のものです。

墨出し器のレーザーで当たってみると、かなり、中央部が膨らんでいることがわかりました。

柱がゆがんでいたために、まっすぐ壁が張れないので、やむなく合板をはがすことに・・・・。

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レーザーを柱に当てて見ると、こんなに傾いていました。

この柱は実は通し柱。135mm角です。

これを垂直な壁にするためには、下地で調整しなければなりません。

でも、平成10年の水害で床上浸水だったにしては、土壁が落ちてないなと思いました。(この部分は)

他にも、床が表と奥では2センチも傾いているし(表は、床が下がってる感じ)

なので、今のアピトンフローリングの上に直に杉の厚板を張る予定だったのに、水平に調整しないといけないので、根太を入れることになりました。

でも、そのおかげで、床下に断熱材が入れられないと思っていたけれど、入ることになりました。

8月24日

明日から、大工さんが、床を張るというので、夜、友人に手伝ってもらって、補強梁に古色を塗りました。

古色は、柿渋+ベンガラ+墨汁で作りました。

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今日なら、墨を床に落としても平気なので、養生しなくていいのです。

養生というのは、周りの塗料がついてはいけないところに、つかないようにカバーしておくことです。

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その後、今まで土足だった、床のアピトンフローリングに大工さんが掃除機をかけてくれていたので、私は雑巾がけしました。

施主のすることは多いです。

2010年8月23日 (月)

第3回 みまさかの木住まいづくりフェアのご案内

残暑厳しい今日この頃ですが、今度の土日のイベントのご案内です。

8月28日29日ですが、「第3回みまさかの木住まいづくりフェア」が、開催されます。

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私は、二日目の午前11時より、「満足リフォームにするために」と題して、セミナーを行います。

また、二日間とも、「タカラスタンダード 津山ショールーム」にて、無料建築相談会も行います。

津山のグルメに興味のある方、私とおしゃべりしてみたい方、もちろん、住まいの新築・リフォームを考えている方、気楽に遊びに来てください。

私たちの設計のパネル、模型も展示しています。

お待ちしています。

2010年8月21日 (土)

事務所リフォーム  天井断熱材入

8月21日

天井は羊毛断熱材(ウールブレス)を200mm入れることにしました。

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ウールブレスって、こんなに長いんですね。

大工さんが、現場に合わせてカットしています。

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100mmのものを、直角に交差して入れました。

こうすると、吊木の周りも隙間ができにくいのです。

土壁の家なので、気密住宅にはならないし、それなら、天井内の結露を防ぐためにもウールは良いと思います。

他の部屋との壁の上部もベニヤで塞いでもらい、イタチやネズミが行き来できないようにしています。

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軒先近くは天井裏が狭く、200mmのウールが入らないので、ウール100mm+フェノールフォームの断熱材を入れてもらいました。

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きれいな杉板が、張られました。

どんな風になるか とても楽しみです。

事務所リフォーム  梁手あげ

8月20日

今日は、いつもの大工さんふたりに加え、もうひとり応援を頼み、梁を手あげ(人力で取り付けること)することになりました。

既存の柱を取ったときなど、その部分を今までの梁では支えきれないので、もう1本補強するのですが、この補強梁のことを「休メ」(やすめ)と言います。

一応、乾燥材なんですが、以外に重いようです。

それと、寸法をぴったりに切っているので、はめるのが時間がかかります。

かけや(大きな槌)で、何度も打ちこみます。

3人でやっと上げることができました。

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この梁は壁の中に隠れるのですが、次の梁は見せる予定です。

だから、白いとおかしいので 柿渋+ベンガラ+墨汁で 古色を作って塗ることにしました。

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古い梁の下部は昔土壁がついていたので そこだけ黒くないので、ワイヤーブラシで落として、ここも塗っておきます。

新しい梁との間に少しは隙間が空きますが、後では塗れないからです。

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今、持ち上げているところが白いのは、柿渋が垂れたので、大工さんの服につかないように私が紙を巻きました。

全体は、梁を取りつけてから塗る予定です。

手前の丸い柱は、仮の柱で ジャッキで支えています。

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梁を入れた後、天井下地ができていました。

事務所リフォーム 撤去工事

  8月17日 着工

この日は三隣亡なので、前もって14日の大安に、かかり初めとお清めをしておきました。

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少し部屋を広げるので その部分の壁を撤去しています。

ここは、土壁でした。

右端に木戸が見えますが、ここは、大昔は味噌部屋(土間)の入り口。

その後、玄関の座を上げたときに、味噌部屋も座を上げ、木戸は壁の中に消えていました。

味噌部屋(漬物や味噌や大きなザル、バケツなどを保管する部屋)でしたが、現在は、米の保管庫と梅酒の瓶があるだけで、後はガラクタばかり。

おばあちゃんが生きていたころは、活用されていましたが、今はネズミがしょっちゅう出るので、開けるのもイヤでした。

味噌部屋は2.2帖ほどあり、間中角の収納を残し、事務所に取り込みます。

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左のドア右の柱の根元は シロアリが食っていました。

シロアリは、今はいません。

この柱は撤去する予定でしたので、ちょうど良かったです。

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土壁を落としています。

天井が波打っていることがわかり、撤去することになりました。

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天井を落としてみると、こんなにいい、梁が見えてきました。

昔、おじいちゃんが餅屋をしていたので、くど(かまど)があり、天井(屋根裏)はススで真っ黒になっていました。

一度、瓦を葺き替えたので、そのときに、野地板にベニヤを敷いているようです。

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ただの古家だと思っていたのに、趣のある古民家に見えてきました。

こんな いい梁を見つけてしまったら 天井を高くし、梁を見せて、古民家再生リフォームにしたくなりました。

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入母屋なので、こんな風に妻壁が見えます。

中央の梁は、昔は間中おきに柱があり、それを取ったときに梁(休め)を入れていましたが、105×180では ちょっと小さかったようで、少し下がって(たわんで)いました。

それで、今回、120×240の地松の梁に交換することにしました。

この日は、本当にほこりまみれ。

大工さんたちも、まわりをうろちょろしてる私も、汗と埃でどろどろです。

玄関とつながっているので 家の中も真っ白。

お客様の家だったらちゃんと養生シートを張るところですが、自宅なので、張らず・・・・。

後であちこち雑巾がけしました。

事務所リフォーム工事の目的

お盆明けから、私の事務所の改修工事を始めました。

連日の猛暑で、滝のような汗をかきながらの工事です。

私はいつもお客さまには

「リフォームは秋と春がいいですよ。気候の良いときにしましょう。」

と、言ってるのに・・・・

実は計画は割と暇だった3月ごろにやっていました。

GW明けから、着工と思っていたら どんどん忙しくなり、予定していた大工さんのスケジュールとも合わなくなって、今になってしまいました。

もう、先延ばししても、同じことなんで、暑くてもやろう!と いうことになりました。

それにしても・・・・・予想はしていたとはいえ、暑い!

私の自宅兼事務所は、築70年の古家です。

その、一角に設計事務所があり、そこは、昔、父がやっていた工務店の事務所で、昭和50年代にリフォームされていました。

最近、そこに、お客様がよく来られるようになりました。

資料は増える一方だし、この古臭い事務所で、いい設計ができると思われるかな?と思い始めて。

第一、私が設計している家とは 全然違うのです。

事務所は新建材で囲まれたような部屋ですから。

そこで、お客さまがやってこられても 見て感じていただけるような、ショールームを兼ねた事務所にしたいと思いました。

リフォームする場合、目的をはっきりさせることが大切です。

それで、今回、リフォームする目的を、考えてみました。

1.壁、屋根に断熱材をしっかり入れ、サッシも高性能の断熱サッシ、ガラスにし、高断熱の良さがわかるようにする。(この部屋だけですが)

2.内装に自然素材をできるだけ使い、お客様にその良さを体感していただけるようにする。(足触りなど)

3.お客様に、お話しながらお茶を出せるように、事務所の中にミニキッチンを作る。(今までは住宅のキッチンに行ってた。ひとりなので 話が途切れる。)

4.トイレに直接行けるようにする。(今までプロッターにドアがふさがれて直接行けなかった。

5.あふれていた本、書類、カタログなどを効率良く、美しく整理、収納する。

6.OA機器の効率的な配置とLAN配線を設置して、仕事の能率が上がるように工夫する。

以上のようなことを考えながら、プランニングしました。

さて、どのような事務所に変身するでしょうか?

2010年8月14日 (土)

ダイニングキッチンのスタイル

今、住まいはキッチンを中心に廻っているようです。

キッチンをどこへ持ってくるか?

キッチンをどんな形にするかで、その住まい方、家族の生活まで変わってきます。

●昭和40年代~

それまでの和室にちゃぶ台の食事ではなく、テーブルと椅子で食べる食事。

スペースに余裕があれば、独立キッチン+ダイニング、というスタイルもありましたが、キッチンはダイニングキッチンが主流になりました。

始まりは戦後の公団住宅からですが、農家住宅でもキッチン改善(「改造」ではなく、「改善」)といえばこれで、文化的な洋風生活のシンボル的存在だったようです。

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昭和50年代にはシステムキッチンが登場しますが、まだ一部の高級住宅のみ。

一般には、箱型の流し台、調理台、コンロ台を並べ、上部には吊戸棚が、普通でした。

窓や壁へ向かってキッチンセットが並び、振り返るとテーブルがあり、お料理ができるとテーブルでついでに盛り付けます。

テーブルは調理台や配膳台にもなるのです。

欠点は、散らかりやすい流し周りが、食事中も丸見え、ということ。

食器棚やレンジ台などが、壁に沿わせて置くようになるので、動線が長く散漫になりがち。

でも、コンパクトな部屋でも対応できます。(6帖ぐらいから)

●昭和60年代~

キッチンはシステムキッチンで、対面キッチンが主流になりました。

Photo

リビングダイニングという考え方で、主婦は家族の方を向いて料理を作ることができるので、料理しながら、家族の様子が見られ、人気があります。

しかも散らかった流しの中などは、テーブルからは見えないので、片付け下手な主婦でも大丈夫。

また、キッチンに立って振り返ると、食器棚やレンジ台が有り、調理中の動線がコンパクトです。

欠点は、カウンター越しに料理の受け渡しが必要で、お手伝いがいないときは、自分が廻って行かないといけないので、結構面倒なんです。

広さも10帖は必要です。

多くはリビングともつながっていて、リビングダイニングとした場合、広々とした部屋が取れます。

今でも、何も言わなければ、この形が多いようです。(ハウスメーカー他)

●平成10年頃~

対面キッチンの吊戸棚をだんだんつけなくなり、やがて、腰壁もなくなってオープンキッチンへ。

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部屋が広々と見え、友達や家族みんなでワイワイ料理を作ったりして、楽しむこともできます。

欠点は、すべてオープンなので、いつもきれいに片づけておかないといけないことです。

多くは、リビングとも繋がっています。

しかも、コンロの前に油が飛び散りやすいし、流しの前も水ハネがあります。

それを防ぐために、ガラスやアクリルのつい立のような部材もありますが、それをつけるとせっかくのオープンキッチンの良さが半減。

それと、アイランドキッチンで、部屋の中央にコンロがあるプランは、レンジフードも天井からダクトで抜くようになり、ちょっと邪魔な感じだし、排気の抜けも悪い。

部屋の広さも最低10帖は必要でしょう。

キッチンの流れを時代順に書きましたが、今は、また 対面ではないダイニングキッチンが増えてきたように思います。

と言っても、昔のようなダイニングキッチンとは違います。

大きなテーブルを、ダイニングの中心に置くのです。

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また、テーブルの高さを通常の70㎝より低くして、(65㎝~67㎝)リビングと兼ねたりします。

リビングは床座の形態が多く、最近はソファーを置く人は少ないようです。

これは、ソファーを置くと 部屋が狭く見えたり、ごろりと横になってくつろぐには、床に座る方が良いからでしょう。

対面キッチンは、子育て世代のご家族には良いのですが、上記のような欠点があり、熟年以上のご夫婦は コンパクトなダイニングキッチンのほうが良いかもしれません。

それよりも、勝手口の近くに食品庫(1~2帖程度)を設けることをお勧めします。

ここは、分別ごみやリサイクルごみの一時置き場、箱買いの缶ビールや冷蔵庫に入れない野菜や缶詰など、頂き物や、特売で買った(余分な)食品などの収納に重宝します。

システムキッチンも今は多種多様。

既製品を使わず、専門の家具職人で作るオーダーキッチンも、珍しくなくなってきました。

そうなると、もう、自由自在。

ミリ単位で好きな大きさや、仕様にすることも可能です。

ですが、キッチンはショールームのようなわけにはいきません。

日々の生活の中心なので、安易な憧れでスタイルを決めず、熟慮しましょう。

キッチンから、隣の素敵な庭が見えたり、遠くの山が見えたり、というのも 日々の暮らしの潤いになります。

素敵なキッチンから始まる、居心地の良い暮らしを目指しましょう。

2010年8月 3日 (火)

断熱リフォームで快適に!

猛暑が続いています。

今年は特別暑さが厳しい。

部屋の中で熱中症になって亡くなるお年寄りも多いと聞きます。

それって、防げないのでしょうか?

お年寄りは、暑いのは我慢する。

というか、暑さに鈍感になっていて、暑さをなかなか感じないらしいのです。

エアコンがあっても、電気代を考えるとなかなかつけられない。

扇風機をつけて、部屋の中に風の流れを作ってやるだけでも違うのですが。

今年は、私も自宅の省エネに関して、かなり考えるようになりました。

まず、したことは、事務所と玄関の西日の当る窓にスダレ。

道沿いの家なので、窓をあけるとホコリも入ってくるし、丸見えになるので 涼しい午前中もなかなか開けることができませんでした。

まず、日よけと風の通り道を作ってやることです。

エアコンは28度以上にして、扇風機をゆるくかける。

これだけでもだいぶ違います。

室温がそんなに下がらなくても、体感温度が下がる気がします。

さて、今まで、リフォームといえば、キッチンやお風呂を新しくしたり、使いやすく間取り変更をしたり、目で見てわかる部分をきれいにする、というのが ほとんどでした。

でも、これからは断熱・エコリフォームです。

我が家は築70年の古家。

外壁は土壁。

屋根は瓦葺。

事務所は以前父が営んでいた工務店の事務所をそのまま使用しています。

今の仕様は床はアピトンフローリング、壁はピーリング合板(プリント合板)横張、天井はシプトーン(化粧石膏ボード)

なんか、昭和50年代の内装・・・・。

しかも 今は、書類、資料、カタログ、本があふれとても、素敵なデザインの設計ができる事務所へは見えないかな、と 思います。

しかも、最近はお客さんがよく訪ねて来られます。

そこで!

ついに事務所のリフォームを思いつきました。

本当は仕事が暇だったころ(春以前に)思いついたのですが

あれから どんどん忙しくなり、自分の事務所どころではなくなっているのですが・・・。

そんなこと言ってたらいつまでたってもできないので のびのびになっていたけれどお盆明けから大工さんがやってくることになりました。

うちの父は、腕の良い棟梁だったけど、高齢で「もう、よその大工を頼め」と 言われたので。

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これは、今朝7時半の事務所の気温と湿度。

昨夜は熱帯夜でした。

夏は暑いし、冬は結露がすごい。

家全体は無理だけど、この部屋だけでも断熱リフォームしたい。

土壁なので、断熱材はたくさんは入りません。

それに、外壁をさわりたくないので、外張り断熱も無理。

じゃあ、どうやって?

それが 思案のしどころです。

内装はすべて自然素材に改修。

床は杉の厚板(30mm)、壁は漆喰か珪藻土。

天井はどうしようかな?

はがすとゴミが出るし、工事も大ごとになるけど、じゃあ 断熱は?

もちろん、窓は断熱サッシ(Low-Eの遮熱や断熱ガラス入り)にする予定ですが。

それと、耐震改修もしたいところだけど、石積みの基礎では根本的に無理。

でも、せめて 壁だけでも頑丈にしようか、なんて考えています。

しないよりはマシ、という程度ですが。

実は今、リフォームをふたつ頼まれていて、合わせて断熱改修もして夏涼しく、冬暖かい家に!というご希望。

その前に、うちの事務所で実験です。

どう、変わるか、ご期待ください。

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