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恵 建築デザイン事務所

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2010年7月 9日 (金)

土壁で外張り断熱の家 春~梅雨のデータ

梅雨の晴れ間に、土壁で外張り断熱の家の外観写真を撮りに行きました。

年末に一応、完成して住んではいるのですが、外回りや既存建物との取り合い部分は完全ではなかったので 徐々に進めています。

P7083654a_2 

これは、玄関のある方(西面)です。

この家は平屋なんですが、ロフトが有り、その外壁は漆喰塗です。

白い漆喰壁が青空に映えて美しいです。

1階部分は、外張り断熱(ネオマフォーム)に、通気層を設け、杉板のバトン塗です。

P7083645

ポーチからテラスを見たところです。

雪が多いところなので、冬でも 軒下で作業ができるように、深い軒をとりました。

杉玉がぶら下がっていますね。

涼しい風が吹き抜けていくようです。

今回、既存の納屋との間の通路を、ルーフデッキ型のポリカボネード版で葺いていました。

明りとりを兼ね、雪が1m降る豪雪地帯なので丈夫なものを提案しました。

柱と梁も、ラーメン構造のがっちりしたものができていました。

さすが、O棟梁!

P7083636a_2

ところで、この家は次世代省エネ基準では屋根の断熱材(ネオマフォーム)の厚みが80mm必要だったのです。(吹き抜けがあるので、型式認定の天井高にならないから)

80mmにするには40mmを2枚重ねにしないといけなかったり、そうすると 専用ビスの長さも変わり、施工もやりにくいし、コストもかかる。

それで、50mmにさせていただきました。

でも、充分暖かいのです。

それは、高性能のサッシのおかげだと思います。

樹脂+アルミの断熱サッシにLow-Eガラス。しかもアルゴンガス入り。

今度建てる、「花蔵の家」で長期優良住宅の申請をするにあたって調べていたら、サッシの性能を上げると、屋根の外張り断熱は45mmでも良いということがわかりました。(フェノールフォームの場合)

改正省エネ法(H21年)における仕様規定で、トレードオフ規定というのが設けられたのです。

実際、吹抜けがあって、大空間にもかかわらず、充分暖かいのですから、それがこの現場で実証されたというわけです。

ところで、前回お邪魔したときは、3月の下旬でしたが、その後のデータもこまめに記録してあり、下さいました。

それで、春~梅雨のデータで言えることは、起床時の室温は常に18~20度。

むしろ、ストーブを焚かなくなってからのほうが 寒いぐらい。

6月以降も 朝、晩とも 22度程度です。

湿度は4月までは平均47%ぐらいでしたが、5月~6月の梅雨入り前は55%前後

梅雨入り後は徐々に上がって、今は70%ほどです。

熱交換のシステム換気扇で家全体を計画換気していますが、湿度のコントロールは難しいようです。

でも、別に蒸し暑くないし、困ってないので良いのです。

Img_5236

これは、ロフトの温度計です。

それと、高性能の断熱材と遮熱Low-Eガラスのおかげで、西にあるロフトがちっとも暑くないのです。

上がってみましたが、気温も下とまったくいっしょでした。

さあ、これから、暑い夏がやってきます。

元々、津山市などに比べると涼しいところなんですが、どうなるでしょう。

楽しみです。

Img_5263

庭のブルーベリーの枝をいただいたので、グラスに挿しました。

去年もいただいたのを思いだしました。

もう1年たつのですね。

ありがとうございました。

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