配置入れのポイント
昨日は、4月にしては、風の冷たい日でしたが、今度新しく建てる家の配置入れに行ってきました。
この敷地は、施主さん(ご主人)の実家の隣になります。
敷地は広くて85坪ほどありますが、南北に長い敷地ですので、できるだけ北に寄せて入れることにしました。
でも、北は変形しているので、一番狭い部分に車が通れる程度 空けました。
この写真は1月中旬の4時過ぎの写真です。(昨日は写真を撮ってないので)
分譲地ではないので、水道の引き込み、下水道の放流の排水の位置、電気の引き込みなど、一からやらないといけません。
確認事項は次のような項目があります。
●隣地境界線、道路境界線との距離
※この敷地は道路幅が4m以下ですので、道路後退線もかかってきます。
※西・南面が公道なので、日当たりとかは、あまり考慮しなくて良さそうです。
一番近いのは施主さんのご実家ですけれど、離れの西に建つので大丈夫。
南は道路を隔て、北は水路を隔てて田んぼなので、恵まれた敷地と言えるでしょう。
●土地の排水、建物の雨水排水はどう処理するか?
※それに伴って側溝は必要かどうか?必要であれば、どう設置するか?
●水道の本管取りだしの位置
●電気・電話の引き込み(電柱の位置より検討)
●玄関と車の進入路の関係、カーポートをどこにするか?
●視線がどこへ抜けるか?
●勝手口とゴミ出しや洗濯物干しの関係は?
※ 特に洗濯物干しは、表から見えなくて、日当たりも良い適切な位置を検討
●エコキュートの適切な位置は?
●外部用の物置を設置するスペースは?
もちろん、図面でだいたい配置計画をしているのですが、現場に配置入れをすると より具体的にイメージすることができます。
この敷地の場合、いったん入れてから、施主さんと現場で検討し、それを南と西に少しずらすことにしました。
東側には低い擁壁(50㎝程度)を作り、土地を有効に活用したいと思います。
普通は地鎮祭のときに配置入れをすることが多いのですが、位置をはっきりさせて、適切な位置で地盤調査をしたいので、その前に行いました。
地盤調査の後、必要があれば地盤改良工事などを行ってから基礎工事になります。
もちろん、擁壁もその前に施工します。
基礎の着工は、1か月程度先の予定です。
それまでには 確認申請もおりる予定です。
忙しくなってきました。
がんばります。
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