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恵 建築デザイン事務所

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2010年4月

2010年4月25日 (日)

お気に入りの景色

小学校の修学旅行以来の場所へ行ってきました。

仕事も超・忙しいのに・・・。

ごめんなさい。GWもずっと 仕事しますから・・・・。

そこで とても素敵な景色を見つけました。

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ソメイヨシノは終わっていましたが、八重桜が満開・・・。

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つい、立派な彫刻に目が行ってしまいます。

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素敵なカフェができていたので、お茶しました。

これは、カフェへ降りる階段のそばの陶板に描かれた椿の絵。

この絵の作者の展覧会もしていたので 見てきました。

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そして、駐車場のおっちゃんに教えてもらった屋根のある木造の珍しい橋

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鞘橋(さやはし)という そうです。

その後で見つけた、素敵な景色。

廃墟かもしれないけど、土壁の朽ち果てた建物に白い藤の花があふれるように咲いていてとても素敵。

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絵に描きたいと思いました。

2010年4月20日 (火)

地盤調査

今日は小雨混じりの寒い日でしたが、地盤調査が行われ、立ち会ってきました。

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スウェーデンサウンディング式の地盤調査です。

先日、配置入れしておいたので 正確な位置で計測できます。

測るのは通常、建物の4隅と中央部の5か所です。

これで、だいたいの地盤の固さがわかり、地盤改良が必要かどうかを判定します。

調査しているのを、そばで見ていましたが、結構、硬いように見えました。

でも、きちんとデータが出て見ないとわかりません。

昔は木造住宅では、地盤調査はしていませんでした。

10年ぐらい前から、やるようになったと記憶しています。

でも、津山近辺では(施工会社によっては)、必ずやっていたわけではありません。

「古家が建っていたから 大丈夫だろう」と 言われて。

でも、瑕疵担保責任保険のおかげで、地盤調査が義務付けられたのは、施主さんのためには良かったと思います。

私は それ以前から 必ず調査をお勧めしますが、地盤改良の必要なし(普通のべた基礎だけでOK)と 言われることは案外少ないです。

ある重量鉄骨造+2階が木造の住宅を新築するときに、ちょうど中央部の鉄骨柱の真下の1か所だけ スルスルと検査棒が入り、既存の家があった場所なので「どうしてでしょうか?」と 施主のお父様にお聞きしたら 「そこには、昔、庭で、小さな池があった」と言われたこともありました。

その他の柱は通常通りの独立基礎で、その独立基礎の下だけ、ラップルコンクリートを打ちました。

木造住宅の場合、べた基礎が多く、全体に荷重がかかるので、地盤改良工事を行う場合は べた基礎全体に施工するようになります。

上にどんなに素晴らしい家を建てても地盤がダメだったら 不動沈下を起こす恐れがあります。

地盤調査会社の結果を見て、必要な地盤改良を行ったり、良好な地盤で改良の必要がなくても、専用の保険に入ることができるので、それをお勧めしています。(皆さん、入られます。)

3万円程度で2千万円までの保障となります。(10年間)

(※ 詳しくは、地盤調査会社にお尋ねください。)

瑕疵担保責任保険が始まりましたが、地盤については保障されません。

つまり、地盤のせいで家が傾いても瑕疵担保責任保険では 保障されないそうです。

鉄筋の太さ、間隔、コンクリート耐圧版の厚みなども以前、一般的に行われていた基礎よりも、しっかりしたものに 変わってきていますが、いくら そのように作っていても 地盤がしっかりしてないとダメなのです。

この敷地は、隣地と少し段差があるため、土地の有効活用をするために 東の隣地境界線にコンクリートの擁壁を作ります。

施工会社の人がレベル測量をするお手伝いもしました。(箱尺持って・・・

以外に段差が少なく ちょっと安心しました。(擁壁代が 安くできそうなので)

この家の地盤調査の結果が、良いものであることを祈ります。

※ 翌日、報告書の速報がFAXで届きました。

  地盤調査の結果、良好な地盤で、改良の必要なしだそうです!

   良かった~ 

2010年4月16日 (金)

配置入れのポイント 

昨日は、4月にしては、風の冷たい日でしたが、今度新しく建てる家の配置入れに行ってきました。

この敷地は、施主さん(ご主人)の実家の隣になります。

敷地は広くて85坪ほどありますが、南北に長い敷地ですので、できるだけ北に寄せて入れることにしました。

でも、北は変形しているので、一番狭い部分に車が通れる程度 空けました。

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この写真は1月中旬の4時過ぎの写真です。(昨日は写真を撮ってないので)

分譲地ではないので、水道の引き込み、下水道の放流の排水の位置、電気の引き込みなど、一からやらないといけません。

確認事項は次のような項目があります。

●隣地境界線、道路境界線との距離

  ※この敷地は道路幅が4m以下ですので、道路後退線もかかってきます。

  ※西・南面が公道なので、日当たりとかは、あまり考慮しなくて良さそうです。

   一番近いのは施主さんのご実家ですけれど、離れの西に建つので大丈夫。

   南は道路を隔て、北は水路を隔てて田んぼなので、恵まれた敷地と言えるでしょう。

●土地の排水、建物の雨水排水はどう処理するか?

  ※それに伴って側溝は必要かどうか?必要であれば、どう設置するか?

●水道の本管取りだしの位置

●電気・電話の引き込み(電柱の位置より検討)

●玄関と車の進入路の関係、カーポートをどこにするか?

●視線がどこへ抜けるか?

●勝手口とゴミ出しや洗濯物干しの関係は?

  ※ 特に洗濯物干しは、表から見えなくて、日当たりも良い適切な位置を検討

●エコキュートの適切な位置は?

●外部用の物置を設置するスペースは?

もちろん、図面でだいたい配置計画をしているのですが、現場に配置入れをすると より具体的にイメージすることができます。

この敷地の場合、いったん入れてから、施主さんと現場で検討し、それを南と西に少しずらすことにしました。

東側には低い擁壁(50㎝程度)を作り、土地を有効に活用したいと思います。

普通は地鎮祭のときに配置入れをすることが多いのですが、位置をはっきりさせて、適切な位置で地盤調査をしたいので、その前に行いました。

地盤調査の後、必要があれば地盤改良工事などを行ってから基礎工事になります。

もちろん、擁壁もその前に施工します。

基礎の着工は、1か月程度先の予定です。

それまでには 確認申請もおりる予定です。

忙しくなってきました。

がんばります。

2010年4月 9日 (金)

鶴山公園でお花見

今日は、曇りで少し寒かったですが、友人に誘われて、鶴山公園(津山城跡)へお花見へ行ってきました。

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備中櫓が桜の合間に見えます。

ベストショットかな?

青空じゃないのが残念。

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鶴山公園の桜は日本の桜百選にも選ばれていて、岡山県では1番の名所。

でも、ここの桜はすっと5千本と言われていましたが、最近の調査で、約1千本ということがわかりました。

それで、最近の観光案内には数千本と出ていて、「あれ?5千本ではないの?」と思っていたら、2~3日前の新聞に約千本だと、公表されていました。

まあ、実際に減ったわけではないのですが。

老木が多く、みんな大木で、たくさん花をつけるので余計多く見えますけど。

津山城跡=お城山(地元ではそう呼ばれています。)の桜は、津山市民の誇りですから。

表記を正しくするのは、良いと思います。

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美しい石垣との調和が何とも言えません。

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上から見下ろすと桜の海のように見えるのもいい。

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上からも下からも・・・・

今日は満開でしたが、時おり強い風が吹き、まさに花吹雪が舞っていました。

今度の日曜ぐらいまで、満開が持ちそうです。

でも、遊んでいるばかりではありません。

明日からイオン倉敷で「木の家のコンテスト」の展示があるため、早めに帰って模型の続きを作りました。

昨夜も2時過ぎまで作成・・・・

明日はセミナーを受けに大阪へ行き、あさっては倉敷の予定です。

先日から打ち合わせをしていたお客さまのプランが決定したので、実施設計に入らないといけないし。

今日は桜を愛でて、英気を養ったというわけです。(しょっちゅう、養ってる?)

仕事もしてますよ~。

2010年4月 5日 (月)

早春の毛無山(岡山県)

昨日の日曜、友人と早春の毛無山~白馬山を縦走してきました。

友人は登山初心者なので 超・ゆっくりペース。

岡山県新庄村の毛無山は、ぶなの原生林が素晴らしい山です。

新庄村も最近「日本で一番美しい村」というキャッチコピーでPRされていますが、私はここの風景が大好き。

特に、毛無山近辺の風景がいいのです。

近くの山里も、見ているだけで 癒されます。

新庄村HP 毛無山 http://www.vill.shinjo.okayama.jp/index.php?id=47  

 

毛無山は 4月下旬から5月の初旬にかけて、カタクリ花の群生地としても知られています。

私は、何度も登っていますが、雪も花も新緑も紅葉もない、この時期は初めてです。

昨秋、登山したときに車のカギをトイレに忘れて、翌日取りに行くと村役場の人が預かってくれていた、という思い出の山です。(相変わらず、ドジなことをする・・・)

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きれいな、トイレとビジターセンターです。

いつもは多い 駐車場が、まだシーズン前で ガラガラ・・・。

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日本むかし話に出てきそうな、わら屋根の「毛無山山の家」。

宿泊できます。

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中腹の登山道から、毛無山山頂方向を見たところです。

枯れ木のように見える雑木林のシルエットも美しく、青空に映えていました。

のんびり、山歩きするには、いい時期でした。

いつもは、多くの人で賑わう山頂も、独占状態。(私たち以外には男性ひとりに会っただけ)

縦走路で会った人たちも、なぜかみんな単独行で、全部で5~6人というところ。

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山頂直下の南方向を見た眺め。

白いのは残雪です。

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山頂から北を見ると伯耆大山と烏ケ仙が・・・。

天気が良すぎてかすんでいます。

手前は白馬山への縦走路です。

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落葉しているので、ブナの大木の枝ぶりの見事さがよくわかります。

白馬山までの縦走路。

尾根道なので、大山がどんどん近づいてきます。

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この前の最後の雪がとても水分が多くて重かったのでしょう。

大きな木の枝がたくさん折れて登山道に落ちていました。

大きな木が根こそぎ倒れているところもありました。

大山隠岐国立公園の1部なので、国が撤去・整備してくれるのでしょうか・・・?

よろしくお願いします。

カタクリの時期には、また来たいと思います。

帰りは湯原温泉で入浴して、うどんを食べて帰りました。

春の山を満喫した いい1日でした。

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