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恵 建築デザイン事務所

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2010年3月24日 (水)

設計は楽しい

今、1軒、住まいを設計中です。

この設計に本格的に とりかかったのは 今年の1月から。

施主さんのイメージを聞いて、お好きだというインテリアの本を購入したり、図書館で借りたり・・・。

施主さんの好きなデザインはテレンス・コンラン。

イギリスのインテリアデザイナーです。

本もたくさん読みましたが、写真も美しいけど文章も楽しい。

今までプランを4種類提出しています。

最近は週に2回は、打ち合わせをして進めていますが、この連休にもお会いして、ほぼプランが固まってきました。

私が提案したものを、必ずしも受け入れてくださるわけではなく、本当に自分の欲しい家のイメージを大事にされています。

それを、聞きながら、「このようにもできますよ。」とか、「こうやったら、好きな感じになるんじゃないですか?」と 話し合いながら進めています。

だから、本当にいっしょに住まいを作り上げてる、という感じ。

今日は、プランに基づいて、室内のイメージパースを描いています。

私はこのためにドラフター(製図機)を捨てていません。

私は室内パースは手書きなので、ドラフターと製図板が必要なのです。

Img_3895

この後、コピーして色をつけていきます。

家の使い勝手も大事だけど、一番大切なのは、自分がそこでどんな暮らしをしたいか、ということでしょう。

一生に一度の大きな買い物。

しかもそれは、まだ 目に見えないものなのです。

パースを描くのは、そのイメージを施主さんに思い浮かべてほしいから・・・・。

そして、同じイメージを思い浮かべながら、居心地の良い住まいを作っていきたい。

今、住宅建築家の伊礼智氏の「住宅設計作法」の本を読んでいますが、

本当に、納得できることばかり。

私の本当に目指したい設計は、これなんです。

「スタンダードな住まいを目指す」~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

(~前略~)手が届かない、近寄りがたい特殊な家でなく、今の時代の、普通の確かな家を目指したいのです。永く住み続けられる家というのは、住み継がれていける家とも言えます。

(中略)よく考えられて丁寧に設計された、普通の感覚の、あたり前の家でありたいのです。

控え目で簡素であっても、品のいい、滋味溢れる住まいをつくっていきたい、今の時代の、日本のスタンダードな家づくりを考えていきたいと思っています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

                   ・・・・「伊礼智の住宅設計作法」より 引用

私が伊礼智氏のことを知ったのは最近ですが、本当に素敵な住まいを設計をされます。

今年、セミナーで会えそうなので、今から楽しみにしています。

さあ、もう少し、私の施主さんのために頑張ります。

そして、それは とても楽しい作業です。

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