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恵 建築デザイン事務所

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2009年12月

2009年12月28日 (月)

IHクッキングヒーターの特徴と掃除

今日は、少し風がありますが、晴れていて大掃除にはいい天気。

朝から、あちこち自宅の掃除をしました。

ところで、我が家はIHコンロ(IHクッキングヒーター)なんですが、ここの掃除が大変。

ガスコンロに比べたら、ラクじゃないか?と 皆さん思われるかもしれませんが、実は、この油断が大敵なんです。

キッチンメーカーの展示会などに行くと、電力会社から派遣された 電化住宅アドバイザーの女性が、IHコンロの利点として 「お掃除がすごくラクですよ。」ということを 言われます。

あるとき、聞いていたら 「もう、これは 取れないんじゃないか?というような汚れでも取れます。ご安心ください。」などと言われていました。

まだIHコンロを使ったことがないお客様は、感心されていました。

でも、そうじゃないんです。

我が家のIHコンロは平成11年にキッチンをリフォームしたときに導入しました。

母が使っていたIHコンロを引き続き私が使うようになりましたが、そのときすでにコンロはこんな状態。

Img_2168

焦げ付きがついていて、クリームクレンザーでちょっとこすった程度では、落ちません。

今は、焦げ付き防止に鍋の下に敷くものも、ホームセンターなどで売られていますが、こうなってからでは 遅いのです。

この、「敷くもの」も、メーカーは「何も敷かないでください」と 言ってます。

一度、あるお客様が、「IHコンロが壊れた!」と電話して来られたので行ってみると、それを敷いて天ぷらをしていました。そうすると、エラーが出ます。

それをはずすと、ちゃんと 反応しました。天ぷらは微妙なのです。(温度調節があるので)

毎年、年末の大掃除の際になんとか焦げ付きを取ろうと努力していますが、なかなかではありません。

もう、あっさりあきらめて トッププレートを交換しようかな?と思い、先日メーカーのパナソニックお客様相談室に電話してみました。

自分が設計の仕事をしているプロであることを話してから、聞きました。

たずねてみると、やはり交換できるそうです。

部品代は16000円+消費税。それに、取り付け代が必要です。(これは、我が家の型番ですので、実際にはメーカ―にお問い合わせください)

IHコンロは買うと定価で30万円前後するので、2万円程度で、キレイになるなら、いいかな?とも思いました。

それで、ついでに 先日天ぷら鍋を買い替えたところ、天ぷら温度調節の設定をするとエラー表示が出て使えないことを聞いてみました。(もちろん、何も敷いていません。)

天ぷら鍋は、IHコンロに付属していたものをずっと使っていましたが、さすがに8年もたつと、汚れも落ちにくく、替えたくなりました。

それで、ホームセンターで、IHコンロ対応の天ぷら鍋を買ってきたのです。

そのことを言うと、お客様係りの女性は、メーカー(パナソニック)から、買ってもらわないと、温度調節には反応しないと言われました。

そんなことは 知りませんでした。

その他の鍋やフライパンはホームセンターで買ってきても使えていたからです。

でも、天ぷら鍋は微妙です。細かな温度設定が必要だからです。

買ってきた鍋は、確かにIHコンロで普通に使うのには使えますが、天ぷらの温度調節にすると停止します。

ひとつ勉強になりました。

ホームセンターで売ってる、天ぷら鍋メーカーも、IHコンロ対応、と書いてもいいけれど、「ただし、温度調節は対応できない場合があります。」と注意書きが欲しいと思いました。

それから、「最近のIHコンロはシルバーカラーが主流で、焦げ付きがより、目立ちやすいので、よけいに気をつけないといけないのでは?」と、たずねると 

その担当者の女性は「私もシルバーのIHコンロを使っていますが、焦げ付きが目立つので すぐ掃除して、大事には至らないようです。」と おっしゃっていました。

なるほど~。

ちなみに、私のIHコンロのトッププレートはシルバーカラーにできませんか?と尋ねると「無理です」と シビアな答えが返ってきました。

古い型なので、色違いが無いのです。元々。

最近の2色対応の型番なら できるかもしれません。

でも、問題はついてしまった焦げ付きをどうするか、です。

今まで、市販のIHコンロの焦げ付きが取れる、とうたってる洗剤やクレンザーなどいろいろ試してみましたが、そんなに効果があるとは思えませんでした。

ネットでIHコンロの掃除を調べていると、最近、はやりの重曹がいいとの情報を得ました。

さっそく、重曹を買ってきて掃除してみました。

Img_2169  

重曹の粉を振りかけて

Img_2171

ペーパータオルを載せて、お湯をかけます。

重曹は熱を加えると、効力が増すそうです。

しばらく置いて・・・・

Img_2185

アルミホイルをまるめたもので、こすります。

これは、メーカーの女性が言ってたもの。

以前は、ラップの丸めたのでこすると聞いていたのですが、ラップでは柔らかすぎてダメ。

ステンレスたわしでこすったこともありますが、これもNG。傷だらけになります。

Img_2191

だいぶ、落ちましたけれど・・・・

もう少しかな。

誰かのブログで見たときも、その方も毎日こすって20日ほどかかりました、と書かれていました。

私は、これで 6日目ぐらいかな・・・・。

先は長いです。

施主さんにIHコンロを説明するときには、

「掃除はしやすいですが、油断していると焦げ付きが取れなくなりますので、使うたびに必ず拭いてください。」と 言います。

※1年後のIHコンロの状態をブログに書きましたので、こちらも合わせてご覧ください。

IHコンロの掃除その後とステンレス流しの掃除

  http://megumi-design.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/ih-70ba.html

IHとガスとどちらがいいですか?と 聞かれることも良くありますが、次のような特徴があります。

●IHコンロの特徴

鍋は磁石がつくものしか使えない。(最近はオールメタル対応のものもありますが)

鍋を温めるので、料理が焦げ付きやすい。

煮込み料理が得意だけど、とろみのある汁物(カレーやシチュ―)を冷めてから温めなおすときは、とろ火にしないと焦げ付く。ときどき混ぜ、ある程度温まったら火力を上げていく。

炎が出ないので、付けたままその場を離れていても 比較的安全。(汁が多い煮込み料理で、とろ火に限る)

(私は、おでんなど、とろ火にして1時間ぐらいタイマーをかけて、事務所で仕事したりします。)

火力は非常に強いので、(一般的なガスより) たとえば、味噌汁など作るときは、具を全部切ってから、コンロのスイッチを入れないと、すぐお湯が沸いてしまう。

(我が家の 2KWのコンロでもそうですから、最近の3KWのものとか、気をつけないとお湯が勢いよく鍋から吹き出し、危険を感じるぐらいでした。実験によると。)

タイマーや温度設定、ガラストッププレートなどは、今はガスコンロでもあるので、それだけの理由では 必ずしもIHにする必要はないです。

ただし、そういうガスコンロの価格はIH並に高くなります。

ガスにはガス特有の良さがあります。(フライパンを振る料理。炒めものなど)

本当に料理好きな奥様は ガスを選ぶ人が多い気がします。

でも、それも少数派。

電化住宅 はやりだし(光熱費が安い)、安全性が高く、掃除がラクだというのが 高ポイント。

特に田舎では、都市ガスがないので、電気はラクですね。LPガスのように、無くならないから。

私が今までにかかわったお客様でも 8:2で、IHですかね。

でも、先ほどの通り、IHでも普段の掃除を怠けないで、やりましょう。

我が家みたいになりますから!

2009年12月19日 (土)

土壁で外張り断熱の家 しあわせな住み心地

粉雪舞う中、今日はオープンハウスでした。

思ったほど、雪も降らず、道路は全然大丈夫。

一組のお客様を案内して現場へ行きましたが、お客様の5歳と3歳の女の子は雪に大はしゃぎ。

かわいい雪ダルマを作っていました。

帰りの車でもずっと「雪やこんこ」の歌を歌っていたし。

かわいかった~

それにしても・・・

この家は暖かいです。

外は粉雪が舞っているというのに、中はポカポカ。

薪ストーブ1台で。

玄関ホールから1歩中に入ると、すごく暖か。

リビング・ダイニング・キッチンを中心に、全ての部屋とつながっています。

トイレや洗面・脱衣室、寝室、ロフト、最近珍しくなった二間続きの和室へも。

天井が吹抜けでとても高いのに、暖か・・・・・。

Img_2092_2

施主さんは、まだ、ここに眠ってはないそうですが、朝、来てみても 13度より下がってないとか・・・。

我が家はここより、ずっと南ですが、今朝なんか6度でした。(寝室が)

今日は、湿気を取るためにずっと換気扇を回しっぱなしで、床下の空気も循環させているのに、こんなに暖かなのです。

いいなあ。

これは、高性能の断熱材(ネオマフォーム)を外張りしているお陰か?

しかも、室内側は土壁に本格的な漆喰塗(ボード下地の薄塗りでない本物)のお陰かしら?

とりあえず、とても 居心地が良い。

夏も、下のサッシを開け、トップの換気窓を開ければ、風が吹抜け、熱がこもらないと思います。

トップの換気窓から、夏の直射日光が入らないように、真夏の太陽高度を計算して庇(軒)をつけています。

だから、夏もきっとエアコンいらずでしょう。

まあ、元々、夏はそんなに暑い場所ではなく、冬の寒さ対策を主にこの家のプランは考えましたが。

それから、ロフトが子どもたちに大人気。

今日、やってきた子どもたち(7歳・5歳・5歳・4歳・3歳・3歳・2歳 全7名)は、み~んな、ロフトに上がりたがるのです。さすがに2歳児は親にだっこしてもらってハシゴを上がっていましたが。

よくある、天井が低いロフトとちがって ここは かなり高い。

そして、薪ストーブで温められた空気はシーリングファンによって、均一になります。

私もロフトに上がると、降りたくなくなってきます。

とても、落ち着くのです。

なぜかしら?

Pc191932

ロフトには、まだ手すりがついていないので、子どもたちが上がるとヒヤヒヤするんですが、この男の子(5歳)も、「ここから、紙ヒコーキを 飛ばしたい!」と言って、ず~っと紙ヒコーキを折っては飛ばしていました。

それにしても、居心地のいい住まいって、あるんですね。

ここが 正にそんな住まいでした。

杉や桧など地元の木をふんだんに使い、壁は土壁で漆喰塗。

断熱は次世代省エネ基準。だから、家中、どの部屋へ行っても暖かい。(というか、寒くない)

それが、こんなに 心地良いんですね。

納得。

Img_2099

この、素敵な住まいにたくさんの人が集まって、施主さんご一家が、にぎやかでしあわせな生活が送れることを心よりお祈りいたします。

そんなしあわせな住まいを作る仕事をし、施主さんに喜んでいただける私もまた、すごく しあわせだなと思いました。

本当にありがとうございました。

2009年12月17日 (木)

土壁で外張り断熱の家 ついに完成

今度の土曜日。

オープンハウスのご案内をしましたが、明日から、岡山県北は雪マーク。

見学場所は、スキー場の近くで、冬は雪が1m以上積もるのも珍しくありません。

心配・・・・。

今日は、その前の様子うかがいに行ってきました。

今日もとっても寒かったです。

でも、さすがに、次世代省エネ基準の外張り断熱の家。

中は暖かかったです。暖房していないのに。

引っ越しはまだですが、少し荷物を入れてありました。

玄関です。

Pc161851

落ち着いたいい感じ。

古材(栗)が、生きています。

右上部の障子は、ロフトの地窓です。

次は、ロフトからリビングを見おろしたところです。

Pc161880

なかなか、素敵!

家具を入れてあるので 雰囲気が出ています。

これで、ストーブに火が入るといいでしょうね。

ダイニングには、大工さん作成の大テーブルも取り付けられていました。

ロフトです。

Pc161882

この縦長の窓(タテすべりだしサッシ)は、西向きなので、西日をさけて小さいですが、

実は、高台にあるこの家から、この集落の風景を望むことができます。

眼下には、たくさんの実がなったゆずの木がありました。

初めの設計では、左上部に三角形のFIXがつく予定でしたが、

椅子を持ってこないと外を眺められないので、棟上げ後に施主さんと相談して変更しました。

右下の地窓からは玄関を見下ろすことができますし、夏場に左上の窓を開ければ、風が吹き抜けることでしょう。

私は、土曜日は、雪が降っても、必ず行きます。

スタッドレスタイヤに替えなきゃね。

道は除雪されるので 大丈夫でしょう。

皆さま。お待ちしています。

2009年12月 5日 (土)

土壁で外張り断熱の家  オープンハウスのご案内

このブログで1年にわたって、たびたび紹介してきた 土壁で外張り断熱の家。

いよいよ完成です。

いや、「ほぼ・完成」と 言うべきでしょうか?

この家は正に直営工事ですので、施主さんのセルフビルドも多く、日々考えながら 仕事の合間に手を入れておられます。

木工事が終わったのが11月末で、今造り付け家具(テーブル等)を大工さんが作成中。

内壁塗りや玄関土間のタイル貼り等の左官工事もされています。

でも、クロス貼工事等はありませんし、器具付けは施主さんがされるので大工・左官工事が終われば 「ほぼ・完成」と いうところでしょう。

これからも 住みながら、自分で手を入れて 徐々に完成させていくのでしょう。

ですが、この家に興味のある方に見ていただきたく、施主さんのご厚意でオープンハウスをさせていただくことになりました。

  日時  12月19日(土) AM 11:00 ~ PM 4:00 

 場所    岡山県英田郡西粟倉村大茅地内

詳しい場所は、私の方までご連絡ください。

地図をFAXまたは、説明いたします。メールでも結構です。

連絡先は HP をご参照ください。http://megumi-d.com/

先日、見に行くと、左官さんが最後の仕上げ(内壁の漆喰塗り)をされていました。

Img_1881

この写真は寝室側から、薪ストーブの背中の壁を見たところです。

この家は、私が設計しましたが、本当の設計士は施主さんではないかと思います。

平面・立面プランもそうだし、「土壁で外張り断熱の家を造りたい!」という 固い決意の元、様々なことを研究・実践して こられました。

場所は岡山県最東北の西粟倉村大茅。

冬は雪が1m以上積もります。

もうすぐ定年を迎えるご夫婦は、この地で、家中どこへ行っても暖かく、年を取っても快適に暮らせる住まいを考えられました。

この家の特徴とポイント

<断熱>

●土壁で薪ストーブの熱を蓄熱し、外張り断熱で熱を逃がさない。

●もちろん、サッシも次世代省エネ基準に照らし、断熱性能を高める。

●家中の温度を均一にし、基礎断熱で床下の空気も家の中と同じにし 循環させたい。

   ※循環のための換気装置を脱衣室に設置

●薪ストーブの輻射熱を 隣室にも送るように間仕切り壁にレンガを積む。

<間取りと構造>

●生活はほぼ平屋で、リビングを中心に、トイレ・浴室・寝室を配置。

●南面が小高く隣家があるため、そちらには開かず、リビングから東面の眺望を生かすため、吹き抜けに大きなFIXをつける。

●平屋の片流れ屋根を組み合わせ、上部に換気窓を設置。ここから風と光を取り込む。

●自分の山の木を ふんだんに使った家。(合板類は使いたくない)

●今まで住んでいた家に使用されていた古材を使用。

●構造は登り梁を間中おきにかけ、中通しの丸太と中央の丸太柱で支える。

<家族で作る家>

●古材の古色塗り

●外壁の杉板の塗装

●ストーブのそばのレンガ積。炉台の大理石貼。

●システムキッチンの組み立て(こんなのセルフビルドでされる人、初めてです)

●換気装置、照明器具類の取り付け

等でしょうか?素人の人がこんなにもできるのは普通ではないと思いますが、頑張ればできるもんですね。(施主さんは建築関係者ではありません。)

思えば、1年前の今頃、最初のプランを出し、打ち合わせをしました。

プラン決定後、伏せ図を組み、それに合わせて必要な山の木を伐採されました。

1年の苦労の末、やっと、暖かな住まいができました。

こだわりの家作りの「ほぼ・完成形」を 見にいらっしゃいませんか?

お待ちしています。

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