土壁で外張り断熱の家 薪ストーブ設置
小雨まじりの寒い日、土壁で外張り断熱の家を見てきました。
しばらく、大工さんが現場を空けていましたが10月から再開。
壁も一部漆喰が塗られていました。
この日は、午前中に薪ストーブが設置されました。
堂々とした、薪ストーブです。
右手の桧の大黒柱と、古屋にあった黒々と煤けた栗の梁が、薪ストーブ周りのインテリアを引き締めています。
炉台と腰壁は、施主さんのセルフビルドですが、なかなか、よくできていますね。
この、腰壁は断熱のための空気層は作っていません。
なぜなら、このレンガに蓄熱して、反対側の寝室にも暖かさを伝えようとしているのです。
外には、残ったレンガが置いてありました。
地震で崩れないように、鉄筋を通す穴が開いたレンガをお奨めしました。
炉台は、レンガではなく、大理石のようでした。
ストーブの後ろ側に金属製の蛇腹がちらりと見えますね。
これは外気導入のため、といっても 床下の空気を導入しています。
床下は基礎断熱してあり、床外周部にガラリと脱衣室の壁に室内の空気を循環させる機械をつけ、家中を同じ温度にする計画です。
冬期に雪が1m以上積もるこの地域で暖かく住まうために、ご主人がどうしても付けたかったシステムです。
この壁は寝室の間仕切り壁ですが、ちょうど大工さんが、30mmの杉板を張っていました。
床は30mmの杉板を捨て張りし、その上にまた、45mmの仕上げの杉板を張るそうです。
自分の山の木なので、これ以上ないぐらいにふんだんに杉板が使われています。
合板類を使いたくないので、下地まで無垢板が張られています。
ちょっと、うらやましいような住まいになりそうです。
一応、年内に完成予定です。
今年は雪が降るのが楽しみかもしれませんね・・・
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