水害後のリフォームの工程 追い込み
10月13日
フローリングを張っていました。
はて?この、青や黄色のモノは何のためでしょう?
正解は、床材が無垢の小幅板のため、板を張るときにハガキぐらいの隙間を空けて張っておかないと、板の収縮や膨張のために、隙間が空いたり継ぎ目が盛り上がったりするのを防ぐためなのです。
この、青や黄色のものは、プラスチックの梱包用テープです。
床鳴り(歩くとギシギシいう音)防止のために、フロア釘と接着剤を併用していますが、接着剤が乾くまで、つけておくそうです。
耐力壁の上にもう一度 壁下地を作っています。
構造用合板は、古い柱に直接打ち付けないと、耐力壁として効果が薄れるのですが、仕上げ壁のための下地は、床に対して垂直に立てないといけないので、2重に張ることになります。
10月19日
クロス下地のボードが張られています。
床は、養生(傷つかないように保護すること)しています。
10月22日
外壁の下塗り(モルタル)ができています。
10月23日
この建物の前半分は店舗です。
天井を取ろうかどうしようか、悩みましたが、天井がガタガタで、このままではクロスの張替えをしてもきれいにならないので、ついに、天井をやりかえることになりました。
ところが、この店舗を広く使いたかったためか、天井を取ってみると柱が3本ぶっつりと切られていました。
1本は通し柱です。
このままでは危ないので、補強柱を入れることにしました。
10月26日
大工さんが、補強柱を入れるために、ジャッキアップしています。
トラス(軽量鉄骨の梁)が、3センチほど、たわんでいました。
外では 左官さんが、外壁の上に中塗りをしています。
あまりにもきれいなので、施主さんが感動していました。
10月27日
補強の丸柱が立てられていました。
10月23日
工期もあまりないので、店舗の天井は軽天下地で化粧石膏ボード張りとしました。
補強梁は地松のため、アイ(カビのようなもの)が きています。
柿渋+ベンガラ+墨汁で、古色を作り、施主ご家族に塗ってもらいました。
刷毛で塗った後、乾かないうちに布でふき取るとムラになりません。
木目が美しく出ていい感じです。
さあ、後1週間ほどになりました。
頑張らなくては!
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