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恵 建築デザイン事務所

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2009年10月12日 (月)

水害後のリフォームの工程

水害後のリフォーム現場です。

9月28日(月)

この日から、大工さんが入ります。

先日、このブログでお知らせしたように、まず、落ちかけていた土壁をパーライト入りモルタルで施主(ご家族)に塗っていただきました。右の白く見える腰壁がそれです。

Img_0636

この上に構造用合板を張り、既存の壁は傾いている恐れもあり、壁下地をしてプラスターボードを張るので、壁は二重になります。

このモルタルは土壁が将来また水害が起こったときのための落下防止のために塗りました。

仕上げではないので、少々ぼこぼこしていても気にならないから、素人がやっても大丈夫。

セルフビルドをすることで、人夫賃の節約になります。

次に、地面から1mまでの木部に、シロアリ防除のためのエコパウダーを塗ってもらいました。これも、施主さんにお願いしました。

土台、大引、根太受け、筋交い、ラス地板 などに塗っていただきました。

エコパウダー(液体)はホウ酸塩が原料ですが、安全性が高く、臭いもなく、防毒マスクも不要で、仕様書どおりにすれば、5年間の保証書も出ます。(この建物はリフォームなので、保証書は無理かもしれません)

ねばっこい材料なので、よくかき混ぜて塗ることが、大切です。

Kanwhite

エコパウダーBX

ブラックとホワイトがありますが、大工さんの墨出しがしやすい、ホワイトタイプにしました。

耐震補強として、火打ち梁(金属製)を、入るところには入れてもらいました。

Img_0641

10月6日(火)

根太と根太の間に 床下断熱材を入れています。

カネライト(押出法ポリスチレンフォーム保温板)t=40mmのものです。

穴が開いているところは、床下点検口を設置するところです。

天井が白いのは、既存のクロスが残っているためです。

Img_0719_2

右床はフローリング下地の針葉樹合板です。

上にスベリダシサッシが、置いてありますね。

この写真を見てもわかるように、古い建物なので、天井が大変低いです。

天井高さは 2階大引の下に張れば、2,100mmしか取れません。

この柱が林立してるところは、浴室や洗面・脱衣室になります。

今までは、6帖の和室でした。

これだけの、間仕切りができたことによって、直上の2階の部屋(和室)を、歩いても、全然、揺れなくなったそうです。

以前は、途中に柱がないため、2階大引がたわんでいたので、歩くたびに「ミシミシッ」という感じだったそうです。

10月7日(水)

ユニットバスを組み立てています。

Img_0732

天井が大変低いので、ドーム天井が無理で、天井高さも2mしかとれません。

通常は天井につける換気扇も、2階の梁(台輪)が当たり、抜けるところがないので、壁付けとしました。

浴室内の手すりの位置、リモコンの位置を、施主に相談しながら、決定。

手すりは1本は出入り口付近に横につけます。これは、タオル掛代わりにもなります。

浴槽に出入りするところにも、縦手すりを追加することにしました。

今日には間に合わないので、間仕切壁をするまでに、大工さんに取付けをお願いしました。

ユニットバスの周囲(部屋の間仕切り)、天井も、断熱材を入れるようにお願いしています。

すべて上に2階があるので断熱材は不要ですが、お風呂は裸になるところなので、浴室の天井だけ入れることにしました。

10月9日(金)

正面の古いサッシを断熱サッシに交換しました。

Img_0733

外壁の断熱材もカネライトにしました。

将来、万が一水害があったときに、綿状の断熱材では、水を吸って乾かないからです。

右手の壁は、柱と梁にかけて構造用合板を張り、耐力壁にしています。

10月10日(土)

壁地ができています。筋交いも見えますね。

Img_0745

ここは、事務所になる部分ですが、1本柱を抜いたために、大きな梁(休め)を入れました。

そのため、直付けの照明器具では、影になります。

かといって、コード吊りの照明器具は予算オーバー。

梁の向こう側に、片傘タイプの蛍光灯をつけることにしました。

というような、進捗状況です。

この現場は、直営工事のため、設計・監理というより、現場監督をしている状態で、足りない材料(器具など)を運ぶことも有り、職人さんからは「監督さん」と 呼ばれることもあります。 

リフォームで、元が古い建物ですので、行くたびに、設計図どおりではできないところがあり、大工さんたちと思案しながら、また、施主さんにも相談しながら、現場を進めています。

また、リフォームは、ほぼ毎日行かないと、どんどん進むので、できるだけ現場に行くようにしています。その上、片道45分かかります。(それで、ブログの更新がなかなかできない・・・・と 言い訳)

どのような、仕上がりになるか、今から楽しみです。  

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