最近のトラックバック

恵 建築デザイン事務所

« 2009年8月 | トップページ | 2009年10月 »

2009年9月

2009年9月25日 (金)

岡山県立森林公園 秋の花

シルバーウィーク最終日。

雨上がりに大好きな森林公園を散策してきました。

連休最終日にもかかわらず、天気が悪いせいか、人影はまばら・・・。

駐車場について、車の外に出たとたんに、なんとも清々しいひんやりした空気。

思わず「気持ちい~い!」と、感動の声が漏れます。

まだ、あんまり紅葉はしていませんが、秋の花たちにたくさん会うことができました。

オタカラコウ湿原にてオタカラコウ

Img_0506

湿原に咲くかわいいミゾソバ。

普通はこのピンク色。

Img_0515

Img_0513_2 白は、初めて見ました。

かわいくてコンペイトウみたい。

Img_0519_2

キセルアザミというそうです。

花が下を向いています。

Img_0522

ツリフネソウです。

Img_0523

ゴマナ。たぶん・・・・。

これらの花が湿原の木道両脇にたくさん咲いています。

山登りしなくてもOK.

道は平坦です。

Img_0524

Img_0526

ちょっぴり紅葉してます。

モミジですね。

Img_0530

かわいい赤い実。

葉も紅葉してました。

名前がわかりません。

Img_0554

ヤマボウシの実です。

初めて見ました。

ヤマボウシは大好きな春の花木。

実もかわいい。

Img_0556

マユミの実もたくさんなっていました。

Img_0537

名前はわからないけれど、紅葉していました。

Img_0543

今回のハイライトはこの花。

アケボノソウです。

じっくり見ると この美しさにびっくり。

公園入り口付近に結構たくさん咲いています。

他にも、ツルリンドウ、ウメバチソウ、キンミズヒキ、リンドウ、ツリガネニンジンもありました。

うちから、1時間もかからずに行ける岡山県立森林公園は、疲れたときのオアシスです。

今度は紅葉の時期に 訪れたいと思います。

水害後のリフォームと耐震改修

水害後のリフォーム進捗状況

水害に遭った家は建築年はわかりませんが、最初は昭和20年代以前かもしれません。

何度もリフォームと増築をされているようで、状況から50年以上は経っているように思います。

水害に遭ったため、土壁の状況もあり、壁も床も表面の仕上げ材は全部はがしてもらいました。

それから、窓をつける予定のところも土壁を落としてもらいました。

それで、びっくり!

Img_0342

これは、水害のせいではないと思いますが、主要な管柱(1階部分だけの3m程度の柱)の下30㎝ほどは、腐れていたり、ほぞ穴などあまりにも「欠け」=「断面欠損」が多いため、このままでは、大地震が来たら持ちそうにありません。

ひどいところは、通し柱がコンクリートブロックに半分載っていて、そのブロックにくっついていた柱も腐れて無くなっていたり。

ここは、添え柱で対処しないといけません。通し柱は交換するわけにはいきませんから。

梁が途中で切断されていて、その継ぎ手部分に 1本の柱で支えていたところもありました。

外壁は下見板張りでしたが、土壁の上にそのまま張ってあり、もちろん古い建物なので防水紙もなし。窓下などで、土壁もなく、ただの空洞の壁もありました。

上部の板は、隣家の屋根の上になることもあって、水が回って黒ずんでいます。

このまま、知らん顔をして内壁を張ってしまうというわけにはいきません。

水害に強い断熱材も入れたいし。

初めは、構造用合板(ダイライト)を張り、通気工法にして、サイディング張とすることを検討しましたが、やめました。

関西間サイズのため、高価なメ―タ―モジュールのダイライトが必要だし、筋かいの方が小さな窓を上部につけることも可能だからです。

住宅密集地なので、不燃材のダイライトを使いたかったのです。

街中の狭い場所で左官工事がやりにくい場所は、サイディングが簡単です。

でも、見積もりしてみると、モルタル塗りのほうが安い場合があります。安いクラスのサイディングを使っても。

サイディングは役物も多いし、残材処分するものも多く、以外に高くつくものだと思いました。

この家は、商店街の中ほどにあり、三方を隣家に囲まれています。

隣家との間も50㎝~80㎝しか離れてないし、北隣の家とは境界で壁を共有しています。

街中には良くあることですが、そのために通風が大変悪く、水周りの土台や柱の多くが腐朽しているのです。

もちろん、布基礎などではなく、基礎はコンクリートですが、昔の棒状の石の代わりにコンクリートを打ったという感じ。

基礎の立ち上がりもなく、土台もその上に直接載っていますから、地面に、ほぼくっついているようなものです。

床下も土のところも有り、土間の部分もありましたが もちろん防湿シートなどは敷いていません。

前回このブログで、土壁の家でも、仕上げがしてあれば、水害に遭っても大丈夫と書きましたが、その仕上げの仕方によります。

表面に合板を打って仕上げた場合、土壁は水にさらされているので、やはり、ダメでした。

Img_0448

この写真の土壁はまだ濡れていました。

ここには筋かいが入りませんから、構造用合板を打ちつけ、耐力壁にしようと思います。

その前に、この土壁が落ちてこないように、パーライト入りモルタルで押さえてもらうことにしました。

今後、この建物が2度と水害に遭わない保証はないからです。

築60年以上の我が家も床上浸水(70㎝)の水害に遭っていますが、表面はモルタルや大津壁で塗って仕上げてあり、大丈夫でした。

この家でも腰壁に洗い出しなどで強固に仕上げてある場所は、大丈夫でした。

それと、我が家の場合、日当たりも通気性も良く、そういうことが家の耐久性に大きく影響しているものだと思いました。

耐震補強について

この建物は道路側(建物の2/3)は、店舗で間仕切り壁が少なく、耐震補強を考えたときにとてもバランスの悪い建物です。

古い建物なので、筋かいなどは一本もありません。

かといって、伝統構法というわけでもないので、地震には弱い建物でしょう。

耐震補強をすれば、お金もたくさんかかります。

耐震診断をしたところ、かなり悪い点数で「倒壊する」と判定されました。

ですので、せめてリフォームする部分は、大地震がきても崩れないようにしておこうと考えました。

1階をリフォームする部分の真上に寝室があるのです。

ベタ基礎にして、間仕切りにも鉄筋コンクリートの立ち上がりを作り、2階の大引を下から構造材で支えます。

ちょうど、トイレ、浴室、脱衣室の部分は間仕切り壁がたくさんできるので、2階の床の補強になります。

間仕切りもなるべく筋かいを入れて、耐力壁にします。

Img_0442_2

予算や、間取りのこともあって、完全なことは難しいのですが、耐震補強後の耐震診断は、なんとか、「倒壊しない」という判定に持って行きたいのです。

それが、建築士としての責任だと思います。

2009年9月13日 (日)

草屋根ぽんぽん  癒しの建築

  今年 7月の全国女性建築士連絡協議会に私が参加したC分科会「健康住宅と素材」で、「草屋根 ぽんぽん」のことを知りました。

場所も、広島市なので近く、建築士会女性部会の人たちを誘って、先週の土曜日、見学へ行ってきました。

P9051639

コミュニティほっとスペース「ぽんぽん」は NPO法人「ひゅーるぽん」が経営する、知的障害者通所施設です。

設計は広島の建築家 下田卓夫氏。((有)ラーバン)

http://blogs.yahoo.co.jp/rurban_design/folder/500092.html

下田氏は地域資源や地域環境に配慮し、持続可能な地域と建築の可能性を実践している建築家です。

「参加する建築」を、コンセプトに活動をされている方で、この建物は、ボランティアと、利用者やその関係者で、木材の伐採からみんなで施工されたそうです。

建物も素晴らしく、地域に開かれた施設ということで、カフェやギャラリーもあります。

カフェでは、スペシャルブレンドコーヒーをいただきました。

ここは、いるだけでほっとする、癒される建物です。

P9051689_2

設計者の下田氏とNPO法人代表の川口氏からの説明を聞いた後、草屋根に上らせていただきました。

この草屋根は、1番下が1mほどなので、脚立で簡単に登ることができます。

P9051679

登ってみると 想像以上に気持ちが良い。

みんな、思わず笑顔になります。

P9051684

草(芝)屋根は、朝夕の水やりが大変で、水道代がかかりすぎるので井戸水に変えたところ、ミネラルが豊富で、芝がものすごく元気になり、雑草もたくさん生えるようになったそうです。

こんな屋根なら、季節のよいときはお弁当を広げて食べるのもいいし、お昼寝したら、さぞかし気持ちいいだろうな、と思います。

想像していたよりも、街中でしたが、街の中に丘ができたという感じ。

P9051680

いつまでも、ここでのんびりしたくなります。

室内も、草屋根のおかげで、ひんやりと心地よく、ギャラリーとカフェの間は気持ちの良い風が吹き抜けていました。

P9051648

トイレの床のタイルも通所者たちの作品で、とてもかわいく、どこを見ても設計者とスタッフのセンスを感じさせる建物でした。

P9051668_2

ギャラリーの作品は一部、インターネットでも販売しているそうです。

とても素敵な絵がたくさんありました。

P9051647a_2

NPO法人代表の川口さん、建築家下田さん、スタッフの方たちの温かい気持ちがあちこちにあふれている、そんな 建物と雰囲気で、とても癒されました。

ほっとスペースぽんぽん http://web.me.com/hp_p2/P2/Welcome.html

その後、東広島市の建設中の草屋根の建物も見せていただき、いっしょに行ったメンバーも大満足で、楽しく帰途につきました。

2009年9月 4日 (金)

土壁で外張り断熱の家  外部ほぼ?完成

外部がだいぶ、完成に近づいてきました。

Img_0165

外壁の上部は、こちら側は見られにくいこともあり、メンテナンスを考えて白の角波カラー鉄板(ガルバニウム)に、しています。

南面も同じです。

Img_0167

この写真を見ると、なんて 緑に囲まれていいところなんでしょうか!

まるで、別荘のようです。

手前に見えるこんもりした樹木はブルーベリーの木です。

今年もたくさん、実がなりました。

Img_0179

青い空に、白い壁と、こげ茶色に塗られた杉板が映えます。

Img_0181

西面も大きな庇がつきました。

玄関庇を兼ねていますし、右の和室の掃き出しサッシの前には濡れ縁がつきます。

雪が1m以上降る地域なので、この庇はちょっとした作業をするための雪よけの意味もあります。

そのため、大きなウッドデッキはつけません。

この、庇より上の壁は、モルタル塗りのまま。仕上げはこれからです。

Img_0235

初めて、ロフトに上がってみました。

リビングダイニングの吹き抜けを見ています。

右上に、薪ストーブの煙突も見えています。

上部の窓は、すべり出しサッシで、チェンで開閉します。

Img_0255

ロフトから見下ろしたところです。

以前の古家から取った、古材の梁の木組みが見えます。

●土壁

●外張り断熱(ネオマフォーム) 

●断熱サッシ(樹脂、LOW-E、アルゴンガス入り、東西のみ遮熱ガラス)

●基礎断熱

などで、ほぼ 次世代省エネ基準を満たしています。

CASBEEの判定は、Sクラス間違いなしと思っていますが、今度、判定してみますね。

大工さんが少し空けているので、内部は、まだまだですが、11月ぐらいには 完成するでしょう。

楽しみですね~  

星山と真賀温泉

私の所属する みまさか山の会の25周年記念イベントが、真庭市勝山美しい森ビジターセンターで先週土曜日の夕方からありました。

勝山美しい森は、有名な神庭の滝の数キロ上にあります。

ビジターセンターは 標高600mにあり、涼風が吹き抜けていました。

Img_0111

ホールと宿泊等の間に展望デッキがあります。

天候は曇り。

晴れていたら雲海もみれるそうです。

Img_0112

ホールの外観です。

薪ストーブもあります。

もちろん、今は夏なので 使っていませんが。

食事は、わが会の会員である料理屋さんが オードブルを作ってきてくれました。

とても、おいしかったです。

Img_0113

宿泊棟です。

2部屋あります。

1部屋に2段ベッドがふたつ、畳敷き部分が4畳分。

ミニキッチン、冷蔵庫、炊飯器、オーブントースター、食器もあります。

水洗トイレ、シャワー、洗面が、男女別にあり、身障者用トイレ(多目的トイレ)もあります。

安いし、キレイだし、とても良かったです。

泊まりたい方は、真庭市の勝山美しい森ビジターセンターのホームページをご覧ください。

バンガローやキャンプ場も近くにあります。

翌日、朝から、星山(標高 1,030m)に みんなで 登りました。

星山は名前も素敵だし、割と楽に登れるし、山頂は展望も良いし、好きな山のひとつです。

今までも、6~7回以上 登っています。

今日は、ビジターセンター裏の登山口から登り始めました。

なだらかな 里山風景の 雑木林が続きます。

Img_0122

可憐なコオニユリが、登山道脇に咲いていました。

他にも、ハギ、ホトトギス、ツリガネニンジンなど。

マツムシソウは、まだ 咲きかけたばかり。

Img_0140

山頂には、薬草のゲンノショウコ。

初めて見ました。

まだ つぼみかな?かわいい花です。

Img_0138

フシグロセンノウという花です。

直径が5センチぐらいある、朱色の花で 目立ちます。

山頂に何輪か咲いていました。

そばにある黄色い花がキンミズヒキです。

シロヨメナもありました。

カワラナデシコも1輪だけ 咲いていました。

山には秋がきているようでした。

曇っていたので、展望は良くなかったですが、楽しい登山でした。

Img_0142

山頂の表示板です。

登り  8:35 出発 ~ 10:15 星山山頂

下り  10:45 山頂 ~ 11:17 ビジターセンター

下山後は、林道を下り、秘湯の趣のある真賀温泉で汗を流しました。

国道から急な石段を登ると、崖の上にへばりつくように 温泉があります。

入浴料はなんと150円。(普通湯)

幕湯は250円ですが、混浴なので ちょっと遠慮しました。

シャワーもシャンプーもせっけんもありません。(私は持参してました)

ぬるいけどつるりとしたお湯が心地よい源泉かけ流し。

登山後の温泉は、もう、気持ちよさ100倍です。

薄暗い、浴室に石造りの湯船。

5~6人入ったらいっぱいでしょうか?

ちょっと深いですが、ぬるいので 1時間でも入っていられそうです。

無色透明のお湯が 真ん中の筒からコンコンと湧き出ています。

体や髪をガシガシ洗いたかったら、もう少し上の、足温泉でもいいのですが、

建て替えてから 循環との噂・・。

昔のレトロな足温泉が好きだったんですが・・・。

さて お湯から上がると もう12時半なので、勝山の木材会館にある蕎麦を食べて帰ろう、という話になりましたが、先客が多すぎて断念。

久世で、手打ちうどんを食べて帰りました。

ここも 美味しかったです。

楽しい、山行と温泉でした。

こんなに近い(津山から1時間ちょっと)なのに、こんなにいいところがあるなんて、私たちは恵まれています。

また、行きたいと思います。  

« 2009年8月 | トップページ | 2009年10月 »

2022年11月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
無料ブログはココログ