土台据付と野鳥の卵
土曜日。
来週木曜に棟上予定の住宅に、少し早いですが、土台の据付をしています。
土台下に敷く気密シートと、登り梁に前もって塗装するための塗料を現場へ持って行きました。
土台は120×105の桧です。
外張断熱工法なので、外壁が通常よりかなり厚いので、基礎の内面を土台面と合わせます。
これは、土台下の気密シートを仮に敷いて土台を乗せてみました。
本当の土台は、右下の犬走りの上に置いてあるものです。
腰掛鎌継ぎが見えますね。
大工さんの手刻みなので、このような継ぎ手ができます。
それから、土台にエコパウダーという、鉱物素材で人畜無害のシロアリ防除材を塗ります。
後から塗れないので 据付前に下面だけ塗り、他の面は 棟上後に塗ります。
自然素材で安全、無臭。防毒マスクもいらず、いつも、大工さんや施主さんに塗ってもらっています。
ちょっとねばっこいので、ミキサーでよくかき混ぜて塗ります。
********************************************
ところで、現場のすぐ横の物置の棚に、野鳥が巣をつくり卵を温めているのを、奥様に教えていただきました。
黄色くて、ちょっと尻尾の長い野鳥で、卵は5つもありました。
これは、写真を撮るためにちょっと隣の古いセイロ(木製の蒸し器)をよけましたが、
また、元通りに狭くしておきました。
イタチや蛇に見つかったら大変です。
親鳥も心配そうに遠巻きに見ています。
帰ってからネットで調べたら、キセキレイ(スズメ目セキレイ科)という名の鳥でした。
生息地は、山麓や山間の渓流、あるいは清流の多い集落を好むそうです。
まさに、この現場がある土地はそんな感じ。
卵は約12日で孵化するそうです。
ちょうど、棟上と重なり、大きな音がするので、びっくりするかもしれません。
かわいいヒナの誕生が 今から楽しみです。
無事生まれますように・・・・・
「土壁で外張り断熱の家」カテゴリの記事
- 土壁で外張り断熱の家 春~梅雨のデータ(2010.07.09)
- 土壁で外張り断熱の家 冬のデータ(2010.03.30)
- 土壁で外張り断熱の家 しあわせな住み心地(2009.12.19)
- 土壁で外張り断熱の家 ついに完成(2009.12.17)
- 土壁で外張り断熱の家 オープンハウスのご案内(2009.12.05)
コメント