最近のトラックバック

恵 建築デザイン事務所

« 奥津のコブシと津山の夕桜 | トップページ | 風景をつくる仕事 »

2009年4月17日 (金)

古材と古色

この春、着工の新築現場に古材の梁を使うので、古色を塗って色をそろえることにしました。

何も塗らなくても、囲炉裏にいぶされて、いい感じの色になっていますが、このままでは 少しムラがあったり、削ったところが白く見えたりします。

古色は、柿渋、ベンガラ(赤)、スス(私は墨汁を使いました)、に水を混ぜて使います。

外部に使う場合は、菜種油を混ぜるといいそうですが、内部なので、油は混ぜません。

Img_28651

<用意するもの>

柿渋(トミヤマ製)

赤ベンガラ(岡山県成羽町で購入~左官材料店にあります。ホームセンターにもあるかも。)

墨汁(家にあったもの)

刷毛、ボウル(百円ショップ)

塗りたい木片(今回は、古材の梁の切れ端~材質は栗)

Img_28681

べんがらをトレイに小さじ一杯ほど出してみます。

ボールに、柿渋と水を 1:1 程度に入れて、その中にベンガラを入れます。

墨汁を適当に混ぜて、色を見て、木片に塗ります。

柿渋は熟柿の腐ったようなにおいがして、ちょっと臭いですが、まあ、自然なにおいなので、私は嫌いじゃありません。

ちょっと 窓を開けておく程度で大丈夫。

Img_28701

塗る前です。(左右とも)

下準備として、硬く絞った雑巾(タオル)で拭いておき、乾かしておきます。

これだけでも、雑巾が真っ黒になりました。(ススかな?)

Img_28711

1回目です。ちょっと、赤過ぎるかな?と 思い、墨汁を足しました。

Img_28871 

小口にも塗ってみました。

右の角材は桧です。(新品)

角材にも2回塗ってみました。(これは、同じ色を重ねました)

Img_28901

ちょっと、夕方になったので、戸を開けて写真を撮りました。

3回目を塗りましたが、左側の材の半分から下部分に塗っています。

塗ったところは、つやが出ているように思います。

右側の古材は無塗装です。

さあ、どうでしょうか?

これ(現物)を、施主さんに見てもらって、決めます。

塗るのは、取付前(建て方前)に、大工さんの作業場で、施主さんに塗ってもらう予定です。

« 奥津のコブシと津山の夕桜 | トップページ | 風景をつくる仕事 »

土壁で外張り断熱の家」カテゴリの記事

コメント

落ち着いた、いい色ですね。(私は柿渋のにおいは苦手で・・)建物の完成を楽しみにしています。これからも更新をよろしくお願いします。

確かに柿渋はくさい。塗ってるときは、覚悟してるからこんなものだ、と思っているけれど、容器等を洗面・脱衣室で洗って乾かしていたらにおいが残り、お風呂に入るときに「何?このくさい臭いは!?」と 思ってしまいました。勝手なもんです。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 古材と古色:

« 奥津のコブシと津山の夕桜 | トップページ | 風景をつくる仕事 »

2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ