祖谷の旅 1
3月最後の土日。
岡山県建築士会女性部会で徳島県祖谷地方へ旅してきました。
女性建築士ばかりの小型貸切バス。
行きの大歩危・小歩危では、エメラルドグリーンの水に歓声があがり、ラフティングも川下りもまた来るときのお楽しみにとっておきましょう。
バスは、西祖谷へ入り、かずら橋の近くの「祖谷美人」で食事。
「そば御前」(1300円)をいろりの部屋でいただきました。
素朴な味でおいしかったです。
食事後は、徳島県建築士会の「阿波のまちなみ研究会」の3人と合流。
案内していただきました。
さて、いよいよ奥祖谷古民家の探訪です。
最初は木村家へ。
ここは、外観だけの見学です。
茅葺の屋根が美しく、庭には樹種はわからないのですが、大木があります。
玄関の脇にトイレがあるのが、このあたりの民家の特徴のようです。
でも、「岡山でも、昔の農家はそうでしたよ」と 徳島の方とお話しました。
次に、ちいおりプロジェクトのアレックス家へ。
道は狭く、20人乗りのバスがやっとの状態です。
高く高く、山を登って行きます。
ここは、実際に人が住んでいらっしゃいますし、世界中から外国人の方が泊まりに来られるようです。
日本人に忘れ去られた民家を外国人が発見していくのが 面白いと思いました。
詳しくはHPをごらんください。
ちいおりプロジェクト http://www.chiiori.org/index_jp.html
内部は、古いタンスなどを活用して、おしゃれな和のインテリアになっていました。
持ち主のセンスの良さがうかがわれます。
でも、板の床に座ってお話を聞きましたが、囲炉裏に火が入ってないので、底冷えのする寒さでした。
次に 伝統的建造物群保存地区に指定されている 落合集落へ。
古民家再生現場を見学。
その後、里道を通って(登って)集落を散策。
集落の高低差が390mもあるというから 驚きです。
運動不足の人は、ハアハアと息を切らしながらの散策(?)です。
ここで、日帰り組とお別れして、バスに乗り、この集落の遠景を見に行きました。
平家落人のころから住み付いた人々の暮らしがあります。
今は、里道だけでは、車が入れないので、車道が作られていますが。
ここに不似合いなハウスメーカーらしき家も建っていました。
そして、今日のお宿は 東祖谷の「いやしの温泉郷」
良いお宿でした。
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