洗面・脱衣室のリフォーム
浴室、洗面・脱衣室、トイレのリフォームを依頼されました。
洗面・脱衣室と一般に言われていても、用途は3つぐらいあります。
1.入浴前後の脱衣、着衣
2.洗濯とそれに伴う家事
3.洗顔・歯磨き・洗髪・化粧・髭剃りなど、身支度
そのためには、それぞれの収納が必要になってきます。
浴室は一般的なユニットバスですが、洗面・脱衣室は機能的で、片付けやすく、見た目もすっきりとしていて、しかも できるだけ工事費が安くなるように、と 奥様のご要望を受け、造り付けの収納家具を提案しました。
実は、洗面台は既製品を使いますが、他は大工さんで造り付けです。
洗面化粧台のメーカーで、既製品で揃えても 結構、高くつきます。
集成材の板を使って、割と安く自由に造ることができます。
扉は、建具工事になりますが、この大工さんは、引き出しも作ってくれます。
このような仕事を嫌がる大工さんではダメですが、キチンと図面があり、手間賃を払えば たいてい、作ってくれます。
洗面台の鏡も、既製品のミラーキャビネットを使うと高いので、ガラス屋さんに取り付けてもらいます。
部屋の内装は桧板を張りますが、水に強い塗装をします。(でも、3分ツヤ程度の塗装とし、自然な板の風合いを生かします。)
水のかかりやすい洗面台と洗濯機の周辺だけ、キッチンパネル※を張ることにしました。
後、棚などの細かな寸法は施工図を描いて、これから決めていきます。
完成が楽しみです。
※キッチンパネル・・・・システムキッチンの周りの壁によく張るのでこのように呼ばれる不燃の化粧板。表面が鏡面仕上げになっていて、掃除がしやすい。洗面脱衣室は火気使用室ではないので、不燃材でなくても良いのだが、水がかかる場所なので、割とよく使う。
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