自分の山の木で家を建てる
今日は、2週間ぶりに、打ち合わせに行ってきました。
あれから、雪が降ってないので、かなり地面が見えていましたが、
まだ、周りの田んぼとかには40センチぐらいの雪があります。
この家は、自分の山の木で家を建てます。
晩秋、雪が降る前に伐採しています。
ですから、原木から、製材して、角材や板材に加工します。
今、角材は、機械乾燥に出し、板材は自然乾燥しているところです。
自分の山の木を使う強みで、板材は、フローリングも野地板も
厚み45mmで、たっぷり 使用するのですが、
プレーナーをかけて厚みを揃えるために、厚さ50mm程度に、スライスしています。
通常は必要な木材を原木市場(丸太)や、製品市場(角材や板材に加工してある)で買うのですが、
自分の山の木を使う場合は、平面図~伏せ図を描いて(設計して)、
必要なものだけ、伐採する→製材する→乾燥する、という 工程になります。
丸太から角材を取った残りも板材に加工して使います。
自分の山の木で家が建てられるなんて 羨ましいですよね。
昔はあたりまえだったのでしょうが、最近は伐採して、搬出する手間代のほうが高くて、(買ってもあまり変わらない?)あまりみなさんされないようです。
でも、本当のところはどうなんでしょう?
建築業者(特に大きいところほど)が、面倒くさがってしたがらないんじゃないかな?と 疑問に思います。
それにしても、「この家の木はひいおじいちゃんが植えた木なんだよ。」って子供や孫に言えるなんて素晴らしいことです。
家を建てるなら近くの山の木で。
それも自分の山の木なら、最高!
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